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七ツ森(春の花に囲まれて7つの峰を巡る)2020

七ツ森( 東北)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 信楽寺駐車場に十数台駐車できます。トイレが新設されました。

この登山記録の行程

信楽寺(7:18)・・・松倉山(7:50)【休憩5分】・・・大倉山(8:50)【休憩10分】・・・蜂倉山(9:46)【休憩10分】・・・鎌倉山(11:24)【休憩5分】・・・遂倉山(11:49)【休憩10分】・・・たがら森(12:28)・・・撫倉山【休憩15分】・・・信楽寺(15:35)

コース

総距離
約14.0km
累積標高差
上り約1,446m
下り約1,445m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 七ツ森の麓にある宮床地区には無病息災の願をかけるならわしがあるという。七ツ森の7ピークを一日で全て踏破するという業がそれである。7つのピークはすべて標高300m前後の低山で,2つ,3つ登るだけならたいしたことはないが,7つすべてを集めると,累積標高差は約1340m、歩行距離も13kmを超えてしまう。
 本格的な登山シーズンが始まろうとするこの時期に、足慣らしも含めて、その荒業に再び挑戦することにした。

 前回は、

 信楽寺→松倉山→撫倉山→大倉山→蜂倉山→遂倉山→たがら森→鎌倉山→信楽寺

というコース取りだったが、今回は

 信楽寺→松倉山→大倉山→蜂倉山→鎌倉山→遂倉山→たがら森→撫倉山→信楽寺

というコースを行く。

 4月4日(土曜日)も前日に引き続いて晴天である。ただ、泉ヶ岳から船形連峰にかけて、山頂部は雲に覆われている。遠くの眺望は今ひとつだが、最高気温は18度を超える予想で、花を楽しむには絶好の日和となりそうである。

 今日の楽しみは

(1)白にピンクの筋が入った変異のカタクリを発見する
(2)イワウチワの群生を見る
(3)五種類以上のスミレに会う
(4)ギフチョウに出会う

というところだろうか。7つの頂を踏むというのは、そのおまけのようなものである。

 7時15分に信楽寺駐車場を出発し、15時35分に帰着。結局、7つ掛けは無事達成し、足がつったり、筋肉痛になったりすることはなかった。急がず、花や蝶を楽しんで歩いたことが良かったようだ。(1)から(4)の楽しみも、全て味わうことができ、贅沢な山旅となった。

 7つの頂を周回して気づいた点や見所を次にまとめてみたい。

(1)この日はカタクリとイワウチワが満開。カタクリ、カタクリ、イワウチワという感じ
(2)蜂倉山北斜面のイワウチワの群生が素晴らしい
(3)七ツ森には白にピンクの筋が入った変異のカタクリが意外に多い
(4)たがら森北側にあるニリンソウの群生地は楽園のような雰囲気
(5)七ツ森にはキクザキイチゲよりもアズマイチゲが多い
(6)ギフチョウには3度遭遇。写真に収めるのはなかなか難しい
(7)七ツ森は低山ではあるが、岩場もあって楽しめる。特に登りがきついのは、撫倉山、大倉山、蜂倉山。滑りやすいのは、遂倉山からたがら森への下り、蜂倉山の北斜面、松倉山の下り。

 春の花を楽しむ山として、そして適度な負荷がかかる山として、七ツ森は素晴らしく魅力に富んでいることを昨年、再発見した。今年の山行も充実感があり、十二分に楽しめる内容だった。

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登った山

七ツ森

七ツ森

359m

よく似たコース

七ツ森 宮城県

昔話に出てきそうな山容で今も続く信仰の山

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
6時間
難易度
★★
コース定数
24
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