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大東岳(表・裏コース周回+白滝)2020

大東岳( 東北)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

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行程・コース

天候

薄曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 駐車場には十数台駐車できます。

この登山記録の行程

登山口(8:38)・・・5合目(10:02)【休5分】・・・8合目(10:52 )・・・山頂(11:15)【休15分】・・・弥吉ころばし(11:50)・・・樋ノ沢避難小屋(13:08)【休20分】・・・裏磐司展望所(14:51)【休5分】・・・雨滝(15:12)・・・白滝(15:40)【休5分】・・・登山口(16:17)

コース

総距離
約13.8km
累積標高差
上り約1,735m
下り約1,735m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 私の住む宮城県では緊急事態宣言が解除になり、ようやく山歩きシーズンが始まった。
 他県への移動はまだ自粛が続くので、しばらくの間、県内の山を歩くことになる。

 例年、本格的な山歩きは大東岳から始めていたので、2週間遅れになるものの、今年も大東岳の周回からスタートすることにした。遠くから見る大東岳には、もう雪はほとんどないようだ。これまでは、アイゼンとピッケル持参だったが、今年は不要だろう。

 朝7時に母を病院まで送り、その足で大東岳に向かう。
 天気は晴れの予報だが、黄砂の影響なのか、薄雲がかかったような状態である。

 8時20分頃に駐車場に着くと、もう10台ほど止まっていた。皆さん、解除を待ちかねていたようだ。空きスペースに車を入れ、いつもより2時間遅いスタートになった。

 大東岳は、登山ガイドに「二口山塊の盟主」と記されるだけあって、標高1365mにもかかわらず、手応えのある山行が楽しめる。表コースから登って、裏コースを回ると、およそ7時間20分の標準所要時間なので、途中で休憩を合計1時間入れるとすると、戻ってくるのが午後5時近くになってしまう。4時半には戻ってきたいので、少しペースを上げて歩くことにしよう。

 大東岳の魅力は、

1 歩行距離約13km、累積標高差約1250mと歩きがいのあるコース
2 弥吉ころばしからの眺望(蔵王連峰・朝日連峰・月山・葉山・鳥海山などを一望)
3 四合目から山頂付近までのブナ林・裏コースのブナの巨木
4 裏コースの渓流沿いの道(花が豊富)
5 裏コースのいくつかの滝と磐司岩

などである。表コースの三合目過ぎまでは、杉林の中を歩くことが多く、単調さは拭えない。ところが周回すると変化に富んだルートとなり、単調さも魅力の一つになってくる。
 今日は、もう一つ、白滝にも寄る予定である。

 白滝にも寄って駐車場に戻ったのは16時17分。行動時間が約7時間の山旅は、上記の魅力を十二分に味わった、とても充実したものとなった。歩きがい、眺望、花、ブナ、新緑、行動時間中の空気まで、プラスのエネルギーが体の隅々まで行き渡るようである。

 一つだけ留意点を書き記しておきたい。例の「白滝」である。
 この滝は、登山コースで出会う中で、もっとも風格ある大きな滝だ。目の当たりにして息を飲むほどである。この滝を見て、この日の山行の充実感は倍加した。
 ただ、ここに至るコースは初心者や初級者向きではない。踏み跡やテープはあるものの傾斜が急で、岩を踏んだり、沢を渡ったりしながらたどり着く。ここに行く場合は、大東岳に何度か登ったことのある方との同行が望ましいだろう。

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装備・携行品

登った山

大東岳

大東岳

1,365m

よく似たコース

大東岳 宮城県

台形の山容が特徴で仙台の岳人に親しまれている二口山塊の最高峰

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
7時間20分
難易度
★★
コース定数
30
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