行程・コース
天候
晴れ、軽風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
中央自動車道「諏訪南IC」を下りて県道90号線を左(東)に登ります。「御射山」の交差点を左折して北上し、「原村役場」を過ぎて県道17号線を北上します。「大泉山」交差点を右折して「三井の森」を抜けて山に入ると「唐沢鉱泉・夏沢鉱泉」の分岐です。ここまで「諏訪南IC」から約18km・30分です。分岐を右の狭いダートに入り、かなりの悪路の約5.5kmを約30分の徐行運転で進むと「桜平駐車場(上)」に着きます。登山ゲートから300m登る(上)駐車場より、平に600m歩く(中)駐車場の方が広くてトイレも有りお薦めです
この登山記録の行程
桜平(上)駐車場(05:15)・・・夏沢鉱泉(05:45)・・・オーレン小屋(06:30)・・・夏沢峠(07:05)・・・硫黄岳山頂(08:10)・・・「硫黄岳」爆裂火口上(08:20)・・・硫黄岳山荘(08:40)・・・横岳山頂/奥ノ院(09:25)・・・横岳山頂/無名峰(09:35)・・・横岳山頂/三叉峰(09:45)・・・横岳山頂/奥ノ院(10:10)・・・硫黄岳山荘(10:40)・・・硫黄岳山頂(11:05)・・・赤岩ノ頭山頂(11:25)・・・峰の松目コル(11:50)・・・峰の松目山頂(12:10))[昼食 10分]・・・峰の松目コル(12:35)・・・オーレン小屋(13:00)・・・夏沢鉱泉(13:30)・・・桜平(上)駐車場(13:55)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
緊急事態宣言が解除されて、6月から八ヶ岳の各所の駐車場が利用可能となりましたが
関東甲信越地方の梅雨入りは、すぐ目前の状況です。この季節と場所が限定されている
絶滅危惧種「ツクモグサ」に会いに、好天の平日を利用して八ヶ岳の「横岳」に登りました。
桜平(中)駐車場のトイレがコロナで使用中止のため、仕方なく桜平(上)に駐車しました。
桜平(上)からは300mほど林道を戻り下って行くと、鉄の棒のゲートがありスタートです。
ゲートから先の整備された作業用の車道を30分程歩くと「夏沢鉱泉」に着き、この先から
登山道になります。広いですがガレて歩きにくい急登を登って行くと「オーレン小屋」です。
「オーレン小屋」からは本格的な登山道となり、八ヶ岳らしい苔の中の樹林帯を抜けると
突然開けて「夏沢峠」に着きます。残念ながら峠に2つある小屋は今は営業していません。
「硫黄岳」の爆裂火口を上空に見て、「硫黄岳」に取り付きます。直線からジグザグになり
急登を進むと森林限界に出て、全方位の視界となり、上方に点在するケルンを見ながら
爆裂火口の縁を登ると、やたら広い「硫黄岳」山頂に着いて、彼方には主峰「赤岳」です。
爆裂火口の上部先端まで行き迫力を体感したら「赤岳」手前の「横岳/三叉峰」を目指し
絶好の天気の中、稜線を進みます。峻険な岩稜「横岳」の[奥ノ院]を過ぎて先に進むと
[無名峰]~[三叉峰]の間で「ツクモグサ」探し開始です。群落は危険な西側斜面なので
望遠レンズが必要です。「横岳/三叉峰」まで登ったら目的達成で「硫黄岳」に戻ります。
「硫黄岳」からは稜線を「赤岩ノ頭」まで下りますが、森林限界のために視界は最高です。
「赤岩ノ頭」からハイマツを漕いで稜線を下り「峰の松目」に向かって樹林帯に入りますが
歩く方が少ないようで、狭い登山道は若干不明瞭です。枝葉も出ていて歩きにくいです。
ズンズン下るとコルに着いて、鬼のような急勾配の登り返しで「峰の松目」を目指します。
八ヶ岳と思えないような登山道を木の根にしがみついて登りきると「峰の松目」山頂です。
「峰の松目」山頂は樹林帯の中で展望はありませんが、山頂から少し下ると南側が開き
主峰「赤岳」を中心とした八ヶ岳連峰を眺めることができます。コルまで真っ逆さまに下り
北側の登山道で残雪と格闘しながら緩く下って行くと、ひょっこり「オーレン小屋」に出て
その後は、鼻歌交じりに軽快に往路を戻りましたが、そこそこハードな日帰り山行でした。
フォトギャラリー:57枚
装備・携行品
シャツ | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ |
登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 | ライター |
みんなのコメント