行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
鴨沢(09:02)・・・小袖乗越(09:24)・・・堂所(10:52)・・・七ツ石小屋(11:43)[休憩 13分]・・・七ツ石山(12:28)[休憩 9分]・・・ブナ坂(12:47)・・・雲取奥多摩小屋(13:16)・・・小雲取山(13:49)・・・雲取山(14:18)[休憩 13分]・・・雲取山荘(14:52)
【2日目】
雲取山荘(05:30)・・・雲取山(06:05)[休憩 28分]・・・三条ダルミ(06:52)・・・三条ノ湯(08:32)[休憩 48分]・・・後山林道終点(09:51)・・・塩沢橋(10:42)・・・お祭(11:52)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
(1日目)
鴨沢バス停から堂所辺りまでは平らに近いゆるやかな道。途中の小袖乗越の村営駐車場は9時半前でいっぱいだった。この道は平将門一行が歩いた道らしく、随所にエピソード付きの案内板が立っている。今回は初めてテントを担いで登っていたためペースもゆっくりで、この山はトレランの人も多くてどんどん抜かされていくとこのペースで良いのか不安になったが、堂所、七ツ石小屋では予定よりむしろ早く到着して安心する。七ツ石小屋のゆずはちみつのドリンク(400円)と、小屋の先の水場のきんきんに冷えた水がとても美味しかった。
七ツ石小屋から先はだんだん急登になってくる。七ツ石山からはこれから歩く稜線が見えるがなぜかずいぶん下の方に見え、七ツ石山から一気に100mほど下ることになる。この辺りからだんだん重い荷物の影響が出てきて、下りでふくらはぎがつりそうになったり、かかといまめができたりと経験したことのない異変が現れ始める。特にふくらはぎはここでつるとまずいなと思っていたが、なんとかやり過ごせて一安心。とはいえ前半は木陰の中だったがだんだん日差しの中を歩くことになり、小雲取山への急登はなかなかこたえた。
それでもなんとか雲取山山頂へ。晴れてはいたがあいにく遠くは霞んでしまい富士山は見えなかったが、野生のシカが遊びに来ていてしばらく眺めていた。山頂から20分ほど下って雲取山荘のテント場へ。かかとがやぶれそうだったので、今回新調したワークマンのかかとが踏めるスリッポンがとても重宝した。晩御飯は無印良品のレトルト(この日は中華系)をアルファ米にかけて食べる。ちょっと重いけどドライ品よりずっとおいしい。山小屋で冷えたビールとハイボールが調達できるのがうれしい。
(2日目)
夜中に目が覚めると猫系の動物の怒ったような声や、すぐ近くでシカのこえなどしてなかなかワイルドだった。結局4時前におきて朝食とって撤収して予定より早めに出発。
30分ほどで山頂まで戻ると、この日は遠くまでばっちり見え、富士山、南アルプス、北アルプスまで見える。先客の若い男性二人組は初めての登山が今日のテント泊だそうで、なかなかすごいところから入っている。東京、神奈川方面の山々が薄い雲の中に浮かんでいる様子もなかなか幻想的で、しばらく眺望を楽しんだ。
ここから三条の湯まではひたすら降りていく。途中崩落した斜面に迂回路が設けられているところがあったが、迂回路への入り口が分かりにくくて間違えて微妙に踏み跡がある崩落した方の道に入ってしまい、急に道が悪くなって不安になったが無事に合流。
三条の湯では風呂が沸いていなかったが、親切なスタッフが30分くらいで沸かしてくれるとのことで一番風呂に入れた。ありがとう。
少しさっぱりしてお祭りへの道を下り始める。この辺りは東京都の水源地域で、30分ほどは沢沿いの山道でとても気持ちがいい。問題はその先の林道で、自動車のための退屈な道を延々と2時間ほど歩かされることになりなにかの罰ゲームのようだった。この道はもう歩きたくない。
今回は重い荷物で長時間歩くと上半身より脚にくることがよく分かった。こんどはどこに行こうかな。
フォトギャラリー:17枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス | 腕時計 |
カメラ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 非常食 | 行動食 |
ストーブ | 燃料 | カップ | クッカー |
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