行程・コース
天候
往路・・・曇り(ガス)、復路・・・晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
国道252号線 六十里越トンネル新潟側出口近くの駐車スペースに駐車しました。
この登山記録の行程
04:55 [04:30] 六十里越登山口
05:48 [05:20] マイクロ中継局 ※休憩 10分 [20分]
06:48 [06:30] 南岳 ※休憩 20分 [20分]
07:42 [07:40] 鬼が面山 ※休憩 10分 [20分]
09:00 [08:50] ムジナ沢カッチ ※休憩 無し [20分]
09:43 [10:00] 前岳
10:04 [10:20] 浅草岳 ※休憩 90分 [60分]
11:46 [11:40] 前岳 ※休憩 10分 [無し]
12:25 [12:10] ムジナ沢カッチ ※休憩 10分 [20分]
13:58 [13:20] 鬼が面山 ※休憩 無し [20分]
14:36 [14:25] 南岳 ※休憩 10分 [20分]
15:25 [15:25] マイクロ中継局 ※休憩 無し [20分]
16:14 [16:15] 六十里越登山口
休憩時間 ・・・ 2.7時間 [3.7時間]
行動時間 ・・・ 8.7時間 [8.1時間] ※計画の107%
合計 ・・・ 11.4時間 [11.8時間]
※[ ]は計画タイム
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
【コース状況】
六十里越登山口入口に登山ポスト有り。
南岳~前岳までは東側斜面の切れ落ちた尾根歩き且つ岩場の急登を含むアップダウンが連続するため、滑落への注意が必要 & 標高差以上に体力を消耗すると感じました。
【周辺情報】
只見町の「深沢温泉 季の郷湯ら里」にて一泊しました。
六十里越登山口から40分ほど (約30Km)
ナトリウム塩化物硫黄塩温泉です。
同じ敷地内に日帰り温泉施設の「むら湯」も隣接しています。
こちらは源泉かけ流しで赤褐色のお湯でした。鉄分を多く含んでいるので赤い色をしているそうです。「季の郷湯ら里」宿泊の方は無料で利用できます。
「むら湯」は第3水曜が定休日となっています。
【感想】
日本三百名山の一座である浅草岳登山を計画するにあたって千葉の自宅から登山口までの距離が片道330Kmと遠く、且つ六十里越登山口からのルートは距離も長くアップダウンも多い長丁場の山行となる事もあり、下山後に只見町内の温泉で一泊する計画としました。
また、今回はせっかく一泊出来るということもあり前々からやってみたいと思っていた車に自転車を積んで現地サイクリング + 帰りのプチ観光も詰め込みました。
往路はずっとガスに巻かれて全く展望も無く残念な山行になるとガッカリしていたのですが、山頂到着後から晴れ間がのぞき始め、復路はすっきりとは晴れませんでしたが六十里越登山口ルート独特の険しい雪食地形や眼前の田子倉湖の展望を楽しむことが出来ました。
山行中は浅草岳山頂を含めて誰一人とも会うことがありませんでした。お盆後の平日でヒメサユリ等の花々が咲く人気のシーズンが終わっていたのも理由だったのだと思います。
下山後は17:30頃に「季の郷 湯ら里」にチェックイン。
温泉で汗を流し19:30に晩飯を食べた後はさすがに登山後の疲れもあってか21:00過ぎには寝てしまいました。
翌日は03:00に起床、軽く身支度を調えて04:00に出発。宿 ⇔ 田子倉ダムの往復約40Kmのサイクリングも楽しむ事が出来ました。我ながら本当に馬鹿みたいな計画ですね (笑)
※「季の郷 湯ら里」にはサイクルスタンドが設置されており、車載していた自転車を前日のうちに組み立てておく事が出来たのが良かったです。
帰りの道中は少し寄り道をして国の天然記念物でもある「塔のへつり」を見てきました。奇岩が連なる断崖は紅葉や雪の季節にも見てみたいと思いました。
登山 + サイクリング + プチ一人旅と一石二鳥ならぬ一石三鳥な山行となりました。
下記リンクは田子倉ダム往復サイクリングのログデータです。
https://connect.garmin.com/modern/activity/5406046563
フォトギャラリー:73枚
本日の朝飯。
孤独のグルメ in すき家 17号魚沼店。
「牛カルビ定食 肉1.5倍盛・ご飯大盛り、豚汁変更」¥940
※初上陸の塩沢石打SAで朝飯を!と考えていましたが、営業時間が07:00~20:00でした。下調べ不足でした・・・
六十里越トンネル新潟側の駐車スペース。
千葉の自宅出発 22:50 → 03:30過ぎ到着。
少し仮眠を取りました。トンネル照明と公衆電話ボックスが有るおかげで明るいですが、ちょっと怖かったです・・・
本日の山行のスタート&ゴール地点である六十里越登山口。
六十里越登山口ルート唯一の徒渉箇所。この先に3カ所程度小さな沢を渡ります。
霧(ガス)の中を進む。
マイクロ中継局反射板まで一気に標高を稼ぐ感じです。
マイクロ中継局反射板に到着。
ガスがだんだんと濃くなってきました・・・
途中で送電線巡視路と分かれて浅草岳を目指します。
南岳に到着。
ガスに巻かれる登山道。
新潟側からどんどんと雲が流れてくる感じでした。
インターネットで色々調べてみましたが、何ていう花なのかわかりませんでした・・・知っている方が居たら教えて下さい。
>ウメバチソウと言う植物だそうです。
ヤマレコユーザーの hakusan319 様、ご教示ありがとうございました!
ツリガネニンジン。
南岳からは右側がスパッと切れ落ちた尾根歩きが続きます。
鬼ヶ面山山頂に到着。
ガスに巻かれて展望は全く無し・・・
目の前のブッシュ(茂み)の先は崖です・・・
前岳の分岐が薄らと見えました!
南岳~前岳までは嫌になるような尾根のアップダウン(岩場含む)を繰り返します。
前岳~浅草岳は先ほどまでの緊張を強いられる尾根歩きとは打って変わり、おだやかな木段歩きとなります。
メチャクチャ滑る濡れた木段。
今回の山行で一番派手に尻もちをついてしまいました・・・
受け身は完璧だったのが幸いでした。
山頂手前の池塘。
ワタスゲが咲いていました。
浅草岳山頂に到着。
浅草岳山頂にて一枚。
浅草岳山頂の祠。
山頂はヘビの巣でした。
写真では3匹写っているように見えます。
他にも2匹いました。
広い浅草岳山頂。
ここで昼飯としました。
今日の昼飯。
新潟県内のセブンイレブンで買ったおむすび3つ入り。
新潟県産米と新潟県産具材使用でまさしく新潟づくしです!
山頂到着時は真っ白で展望無しでしたが、段々と雲の切れ目が多くなってきました。田子倉湖がうっすら見え始めました!
山頂で90分もたっぷり休憩を取ったので下山を開始しました。
※もう少し雲が切れるのを待ちたかった気持ちもありますが・・・
オヤマリンドウ。
鮮やかな紫色が綺麗です。
池塘の奥に守門岳が見えるそうですが、新潟側は厚い雲の中でした。
浅草岳山頂を振り返る。
ヒメサユリや紅葉の季節にも来てみたいと思いました。
前岳へのおだやかな草原地帯を歩く。
六十里越登山口を目指して出発です。
北岳~鬼ヶ面山~南岳の険しい岸壁を望む。
浅草岳山頂を目指していた時はガスで全く見えませんでしたが、なかなか凄い場所を歩いてきたのだとはじめて実感しました!
8月中旬ですが、まだ少し雪渓が残っていました。
前岳~北岳間の1452m峰を振り返る。
北岳分岐から北岳山頂を目指してみましたが、写真のとおり胸の高さくらいまである濃いヤブの為断念しました・・・
雪崩によって削られた険しい斜面。
豪雪地帯特有の雪食地形と呼ばれるそうです。
鬼ヶ面山より浅草岳を望む。
浅草岳の斜面に鬼ヶ面山の陰が写っていました。
南岳に戻ってきました。
朝、快晴だったらこんなに綺麗な展望を楽しみながら歩けたんですね。
南岳より田子倉湖を望む。
送電鉄塔トリオ。
厳しい環境に晒される為か、あまり高さが無くて塔一本当たりの送電線も少ないです。
マイクロ中継局反射板に戻ってきました。
ブナ林を歩く。
立派なブナの大木がありました。
緑のトンネルを進む。
時折風が抜けて涼しいです。
最後の送電鉄塔を通過。
途中の沢で、タオルを濡らして汗でベタベタの顔を洗いました。とても冷たくて気分サッパリです!
無事に駐車スペースへ戻って来ました。
お疲れ様でした。
今回の山行は下山後に「深沢温泉 季の郷湯ら里」で一泊です!
贅沢極まりないですね。
今回宿泊した和室10帖間。
本日の宿の晩飯。
孤独のグルメ in 「深沢温泉 季の郷湯ら里」。
晩飯のお品書き。
田子倉レイクビューにて。
今回の旅の目的 その2。
車に自転車を積んで(車載輪行と言うそうです)、現地でサイクリング!
翌朝 03:00起床、04:00に出発し宿と田子倉ダム間を往復しました。ダム直下の上りはキツかった!
田子倉ダムより鬼ヶ面山の稜線を見上げる。
昨日はあの稜線を歩いていたんですね。何だか感慨深いです。
田子倉ダムの銘板前にて一枚。
写真奥の霧がかかったところは只見ダムです。
せっかく来たのでもう少しゆっくりしたかったですが、朝飯と朝風呂は必須の為、急いで宿に戻ります!
只見ダムにて。
霧の只見湖。奥にうっすら見えるのが田子倉ダム。
幻想的な雰囲気でした。
霧の只見ダム。
さすがに只見の朝は気温18℃と肌寒かったです。
「深沢温泉 季の郷湯ら里」にはサイクルスタンドが設置されているので前日に自転車を組み立てておく事が出来ました。
本日の宿の朝飯。
孤独のグルメ in 「深沢温泉 季の郷湯ら里」。
「季の郷湯ら里」の食堂からの景色。
「季の郷湯ら里」隣接の「むら湯」。
「季の郷湯ら里」のある高台から伊南川沿いの景色。
お世話になりました。
会津朝日岳登山などでまた利用したいです。
行きは関越道でしたが、帰りは東北道経由で帰りました。
せっかく福島に来たので、塔のへつりを見てきました。
塔のへつり①
塔のへつり②
塔のへつり③
塔のへつり④
塔のへつり⑤
塔のへつり⑥
本日の昼飯。
孤独のグルメ in 那須高原SA上り。
「那須豚のソースカツ丼」¥990
装備・携行品
アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 地図 | コンパス | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
GPS機器 | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ |
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