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20200830 釣瓶岳・武奈ヶ岳 

釣瓶岳・武奈ヶ岳 ( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (mc22161 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他: <往路>
JR湖西線近江高島駅から江若交通バス(高島市コミュニティバス)で畑(はた)バス停へ

<復路>
イン谷口バス停より江若交通バスでJR湖西線比良駅へ

この登山記録の行程

畑バス停(07:52)・・・登山口(08:46)・・・地蔵峠(09:44)・・・地蔵山山頂(09:47)[休憩8分]・・・笹峠(10:08)・・・イクワタ峠(10:46)・・・釣瓶岳山頂(11:23)[休憩7分]・・・細川越(11:48)・・・武奈ヶ岳山頂(12:17)[休憩10分]・・・コヤマノ岳(12:50)・・・中峠(13:06)[休憩3分]・・・金糞峠(13:45)[休憩6分]・・・イン谷口バス停(15:24)

コース

総距離
約13.8km
累積標高差
上り約1,280m
下り約1,292m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

コース定数:30(実際の歩行時間で計算)

関西遠征二日目は比良の武奈ヶ岳に向かった。武奈ヶ岳山頂に行くだけであれば坊村から往復するのが最短距離と思われるが、例によって稜線を歩くため畑(はた)から入山し釣瓶岳・武奈ヶ岳を経てイン谷口に下山する経路を歩いた。
なお前日はポンポン山に登り京都に泊まった。
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=200242

<畑バス停~横谷トンネル南登山口(仮称)>
畑バス停でバスを降りる。降りたのは自分一人である。バス停の前には登山口を案内する立派な道標があった。この標識に安心し、きっと登山口まで誘導してくれるだろうと楽観的に考え地図を見ずに歩き始める。が、これが大きな間違いであった。道を歩いていると集落の最奥(行き止まり)まで行ってしまう。ここで地図を見て途中で曲がる必要があったことに気づく。曲がり角に道標はなかった。地図に従い琳明寺というお寺の横から畦道を進むが・・・やがて薮に覆われてしまう。進めなくはないが、どう考えても人が出入りしている感じではない。横谷峠を目指す予定だったが、諦めて林道経由で横谷トンネル南登山口から地蔵峠に向かう登山道に入ることにした。昭文社の地図には畑バス停から横谷トンネル南登山口へのコースタイムの記載がなく、登山ルート扱いになっていない。駐車スペースの記載もなく、歩ける状態の登山道なのかびくびくしながら登山口に向かう。登山口は林道のカーブの外側にあり、場所は迷いようがない。近づくとビニールテープで「地蔵峠」と書かれているし、踏み跡があるように見えるが・・・自分のスキルでこんな登山道に入っていいのか?

<横谷トンネル南登山口~地蔵峠>
やや草生した登山口から登山道に入る。登山道に入り上を見上げると確かに登山道らしき道影が見える。踏み跡は意外にしっかりしており、倒木も処理されているし、蜘蛛の巣もそれほど多くない。行政の手で整備された登山道という感じではないが、誰かが維持管理しているように見える。自然林の中をゆっくりと高度を上げていく自分好みの道で、なんだか安心してきた。高度を上げていくと高原の別荘の裏山といった風情で、時折駆け抜けていく風が涼しい。一ヵ所右に分岐していく踏み跡があったがおそらく横谷峠方面への道だろう。特に迷うこともなく地蔵峠に着いた。

<地蔵峠~武奈ヶ岳>
今回の一番のお楽しみ、稜線歩きの区間である。有名な山に続く稜線なので、よもや道に迷うことはあるまいと思っていたのだが、地蔵峠から既に道がはっきりしなかった。尾根が広く下草もないのでどこを歩いても良いような状態で、自分の想像していたよりも放任気味だ。とはいえ登る尾根ははっきりしているのですぐに地蔵山山頂に着く。リトル比良と琵琶湖の風景が美しい。地蔵山の先も下草がある区間では道ははっきりしているが、無い区間では必ずしもはっきりしておらず、時々現れる道標やテープに助けられた。が、ある小ピークを過ぎたところで、急に踏み跡が薄くなる。どうもイクワタ峠(923m峰)の東の小ピークで本来西に曲がるところ、南に向かってしまったようだ。このような迷いやすい箇所には道標があるだろうと高を括っていたこともあり、ロクに周囲の状況や地図を確認することもなく進んでしまった。ピークに戻って西を見るとハッキリした道跡が見えるし、周囲の地形からも現在位置に間違いないだろう。すぐに気づいたのでせいぜい3分程度浪費しただけだったと思うが、油断は禁物。西に少し登るとイクワタ峠(923m峰)に着く。イクワタ峠付近は木がまばらで周囲が良く見える。これから向かう釣瓶岳までの稜線も良く見えた。再び樹林帯に入り登ったところが釣瓶岳である。ここから再び西に折れる。西の斜面は尾根が広く、再び踏み跡が不明瞭となる。進むべき方向は解っているので、適当に九十九折を描きながら降りていく。途中でテープを見つけそこに向かうと道がはっきり見えてきた。次の小ピークで再び南に折れるとまた木がまばらになる個所がある。ここで武奈ヶ岳が正面にはっきり臨めるようになる。やがて低木の中を行く細い道に入る。このあたりで反対方向からの登山者に頻繁に会うようになる。昼ご飯を頂上で食べてから降りてきたということだろうか。洗掘された必ずしも歩きやすいとは言えない細い道を地道に登っていくと、ようやく武奈ヶ岳の山頂に着く。360°が見渡せる頂上だ。

<武奈ヶ岳~金糞峠>


<金糞峠~イン谷口バス停>

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