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ラヴィ08 さん |
2020年10月3日(土)
2人 (ラヴィ08 さん 、ほか1名)
バス
その他:尾瀬戸倉第一駐車場に3:00着。入口近いところはかなり駐車されていたが、奥はまだまだたくさん空いていた。車に待機している人が多かった。4:05まで仮眠。準備後すぐバスハイヤー乗車券売り場でチケットを購入。乗合ハイヤで4:25鳩待峠に向け出発。バスもハイヤも同額の片道1000円。鳩待峠へのゲートは5:00に開くとのことだったが4:45に早めに開門。5:00前に鳩待峠に着。辺りはまだ暗かった。
曇り~前半は霞がかかった感じでしたが後半は、360°山々がはっきり見えるほど快天
鳩待峠(05:20)・・・山ノ鼻(06:11)[休憩 55分]・・・至仏山(10:00)[休憩 85分]・・・小至仏山(12:00)[休憩 37分]・・・オヤマ沢田代(13:01)・・・鳩待峠(14:04)
総距離 | 約10.4km | 累積標高差 | 上り:約908m 下り:約908m |
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コースタイム |
標準:4時間45分 自己:5時間47分 |
コースタイム倍率 | 1.22 |
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至仏山2228m |
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鳩待峠。朝一番の割合タクシーで到着。準備して5:20スタート。 |
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鳩待峠から真っ暗な登山道を山の鼻へ向けて下る。木道・階段でまずはウォーミングアップ。木道歩きは尾瀬の代名詞ですね。 |
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途中、所々で紅葉が目を見張ります。赤がほんと奇麗でした。 |
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山ノ鼻、至仏山荘に到着。ですが、荷物は降ろさずそのまま尾瀬ヶ原へ向かい朝の湿原散策に行きました。帰ってきてここで登山準備を行い、お土産の山バッチを購入しました。2020年限定バッチをゲット! |
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真っ直ぐに伸びた木道を燧ヶ岳へ向けて歩く。朝日が当たり、朝の清々しい光景が広がります。とてもひんやり空気が美味しい! |
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草紅葉が縞模様をみせ、とても美しい。見たかった景色です。 |
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尾瀬ヶ原をほんの少しだけ歩き、その帰り、これから登る至仏山が目に飛び込んできます。雲が覆いかぶさり不思議な風景ですが、これから登るとなるとあの雲取れろよ!と願います。 |
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山ノ鼻から研究路に一度入り、振り返ると燧ケ岳が見えます。至仏山登山口はここから先にあります。 |
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ここが至仏山登山口。樹林帯に入りいきなり急登が始まります。至仏山の登りは登りだけの一方通行。踏み込んだらもう戻れない。覚悟を決めて進みます。 |
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まずはきれいな木道。整備されていて歩きやすいです。 |
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ほどなくすると石畳にかわります。 |
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そして石畳と木で作られた階段へ変わっていきます。裾野から徐々に斜度が増しているんですね。 |
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樹林帯はジメジメしていて、水が絶えない。ぬかるんでいるところも多いです。そのため階段の木々は朽ち果てて、こんな感じになっているところも多いです。木々は滑りやすく注意が必要です。出だしで怪我なんてしてられません。 |
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でも、樹林帯を抜けようとしたそのとき、目の前が紅葉で広がります。すごくきれいでした。 |
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ここからは登山道も樹林帯を抜けて、背の低い木々の間を通ります。空も開け、紅葉が所々奇麗です。 |
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振り返ってみると、燧ケ岳と草紅葉の尾瀬ヶ原が見渡せます。至仏山も紅葉していて美しいです。 |
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ここからは階段状の登山道を急こう配が増し、一気に高度を上げていきます。樹林帯と違いよく整備された登山道は歩きやすい。 |
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というのはつかの間。蛇紋岩の洗礼を浴びます。砕けた大きな蛇紋岩で登山道は埋め尽くされます。最初は滑るというより大きな石でとても歩きづらいです。 |
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山全体が茶色い蛇紋岩。階段であったり、そのまま岩場であったりひたすら登っていきます。 |
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ぱっとみわかりづらいですが、中間地点を示す表示です。半分まで来たかとほっとすると同時に、ここからが激戦蛇紋岩区に突入です! |
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もちろん振り返ると燧ケ岳と草紅葉の尾瀬ヶ原。さきほどよりもだいぶ高度が上がってきました。燧ケ岳が目線近くになってます。尾瀬ヶ原も全景見えます。 |
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すると有名な蛇紋岩の鎖場です。クサリは補助程度。といっても必要はなかったです。足掛かりが結構できていて、ここはそれほど滑りませんでした。足場の確認ができれば、三点支持で十分登れます。それにして三点支持が大切というのはこういう蛇紋岩のような滑る岩だとほんとうにそう思います。 |
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続けて鎖場。蛇紋岩が黒く光ってますね。みんなその上に足を置くので、その部分が特に磨かれて光るのです。 |
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黒く光った蛇紋岩。鏡面になっているので足を置いた瞬間につるっていきます。本当にここは注意して足を置かないと、滑って膝を打って骨折しても、下りれないし、登れないです。 |
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一旦休憩ポイントがあって、そこからすぐ蛇紋岩に階段が設けられます。滑る恐怖から逃げられたと思ったのですが、木の階段も傾斜があって、木自体も滑りやすいので、まだまだ油断できません。 |
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階段で高度を稼ぎます。傾斜はかなりあります。階段なので、腿の筋肉に一気に負担がきます。腿を上げる高さがあります。 |
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見返すとこんな斜度を階段で登っています。景色は最高です!しかし階段はなかなか手ごわいです。 |
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まだ残っていました!ホソバヒナウスユキソウ。ヨーロッパのエーデルワイスの仲間です。枯れていましたが、見れて嬉しかったです。ちょうど蛇紋岩との戦いで疲れていた時でした。 |
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そしてまだまだ蛇紋岩との死闘が繰り返されます。 |
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振り返った景色は高度が上がってきました。燧ケ岳と草紅葉の尾瀬ヶ原。ほっとします。 |
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少し右に目線を向けると、アヤメ平が見えます。ここの木道も歩いてみたいですね。今度は泊りで来たいですね。 |
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さらに右。日光白根山。関東最高峰の日光白根山はピシッとして凛々しいですね。ここ登りました。そういえば燧ケ岳と至仏山を日光白根山から見ました。今度は逆に日光白根山をみたということになりますね。 |
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今度はこのあたりから、青空に向けて階段を登る登山道に代わります。まるで空に登るように階段が作られています。少し斜度も落ち着いてきて頂上が近いことを教えてくれてます。 |
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階段の先に至仏山の頂上です。いよいよですね。 |
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高天原に到着。ここにはベンチがあって一休みできます。頂上も見えています。ここで小休止していよいよ頂上に向かいます。 |
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頂上へは直登でなくここで初めてトラバースします。最後に少し蛇紋岩と戦います(笑) |
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この蛇紋岩の階段を登り右の緑の切れ目から左に登りかえせば、ちょうど人がたっているところが頂上です。最後のひと踏ん張りです。 |
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至仏山頂上2228m。 ふ~ふ~ふ~やっと登った至仏山。 |
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二等三角点「至仏山」 |
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至仏山山頂からの燧ケ岳とアヤメ平。手前の赤い紅葉が映えとても奇麗でした。 |
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頂上の北側から見下ろすとこんな高度感が味わえます。 |
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燧ケ岳と尾瀬ヶ原。 |
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至仏山を後にして、小至仏山へ向かいます。ここから稜線歩きになりますが、蛇紋岩は鋭利さを増し、険しい登山道になります。 |
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蛇紋岩の登山道を進みます。緑のハイマツに一部紅葉する木があり、奇麗です。 |
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今度は蛇紋岩を下ります。下りの蛇紋岩はほんと滑ります。落ち着いて足で着地点を確認しながら進みます。小至仏山が見えます。なだらかな斜面が雄大さを感じさせます。 |
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斜面を下り、小至仏山を観ます。その右には尾瀬の笠ヶ岳。奥には武尊山がどっしり構えます。 |
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振り返ると蛇紋岩の岩壁です。荒々しいです。 |
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ハイマツと紅葉です。赤と緑のコントラストがとても奇麗でした。 |
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鋭利な蛇紋岩。こちら側はこういう岩が目立ちます。登山道はここを通過します。 |
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小至仏山と笠ヶ岳が近くなってきました。 |
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小至仏山へ登り返します。 |
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小至仏山頂上に到着!実はこの頂上がいいです。ここは尾瀬の展望台ですね。 では360°大パノラマを観てみましょう! |
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南、真正面は、奥に武尊山、手間に笠ヶ岳。笠ヶ岳はぜひ一度訪れてみたい山です。稜線歩きが楽しそうです。 |
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谷川岳と苗場山方面 |
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巻機山方面 |
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そして、至仏山!至仏山の頂上からは至仏山はもちろん観られません。小至仏山にくれば、至仏山の優美な姿を目の当たりできます。蛇紋岩に苦しめられたなんて想像できないほど穏やかな稜線ですよね。 |
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その右には、燧ケ岳と草紅葉の尾瀬ヶ原。 |
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尾瀬ヶ原池塘です。上から見ると模様が奇麗です。 |
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燧ケ岳とアヤメ平 |
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小至仏山から階段で一気に下ります。 |
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途中、やっぱり黒光りした蛇紋岩です。岩で滑らないよう注意して進みます。 |
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だいぶ高度が下がりました。燧ケ岳とアヤメ平。 |
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その右には、日光白根山と男体山。 |
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振り返るとこんな木道を下りてきました。それにしても蛇紋岩は険しい。 |
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オヤマ沢田代。小さな湿原の脇を通ります。 |
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登山道はガレ場の登山道=普通の登山道に代わり、歩きやすいです。 |
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いよいよこの風景ともこれでおさらばです。 |
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日光白根山と男体山 |
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轍のような登山道が結構下りにあります。普通の登山道は歩きやすいです。 |
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鳩待峠に下山しました! |
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