行程・コース
この登山記録の行程
枝折峠(05:30)・・・明神峠(06:05)・・・道行山・・・小倉山(07:40)[休憩 15分]・・・百草ノ池(08:25)[休憩 5分]・・・前駒・・・駒ノ小屋(09:25)[休憩 5分]・・・越後駒ヶ岳(09:50)[休憩 20分]・・・駒ノ小屋(10:30)[休憩 40分]・・・前駒・・・百草ノ池・・・小倉山(12:10)[休憩 10分]・・・道行山・・・明神峠(13:55)・・・枝折峠(14:25)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
魚沼から見上げる越後三山。
いつか登れたら良いなと思っていた。
八海山は自分の技術では心許ないし、中ノ岳までの縦走装備も持ち合わせていない、日帰りの歩行時間の長い越後駒ヶ岳も体力的に?と言うことで見上げるだけに留めていた。
そんなことを思い浮かべていたが週末長岡での仕事が入った。
う~ん。
越後駒ヶ岳はガイドブックやヤマケイの登山計画を書くと往復11時間。
でもネットで調べると健脚の方は半分ぐらいの時間で登っている人もいる。
コロナで体力不足はあるが距離や標高差を見ると何とか日没前に9時間ぐらいで往復できるのではないかと思ってきた。
自営業の特権で休日働いて前の日の平日休むか。
気持ちは固まった。
よし登ってみよう。
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今回は画像にコメント載せて、あとはまとめてみました。
*駒の小屋(避難小屋)や登山情報は魚沼観光協会で。
https://www.iine-uonuma.jp/play/tozan_list/climbing_info.html
*行きは奥只見シルバーラインから銀山平を得て枝折峠へ。
帰りは枝折峠から352号線を大湯温泉に降る。
シルバーラインは半世紀以上前のトンネルが続き、ごつごつした岩肌が剥き出し、道幅も狭く薄暗いが大湯温泉から352号線を登って来るよりも銀山平から352号線を登って来るほうが夜中は楽だと思う。ただ帰路の大湯温泉までの道から見上げた逆光の越後駒ヶ岳は麓から見るより迫力があり、ああ、あそこに登ったんだなあと感慨深かった。
*天気予報通りには行かず早朝まで小雨がぱらついていたが雨上がりの登山道は一部泥濘もあったが木段や木道が所々あり思ったよりも汚れなかった。
登山道は百草の池までは樹林帯。ひと一人余裕で歩けるほどの道幅で広く笹刈りもしてあって歩きやすかった。その後は森林限界の草原。所々露岩があるがペンキも塗ってあるので登りやすい。
*駒の小屋は10月中旬まで地元のハイキング会の方が代わる代わる小屋番をするそうです。
綺麗なトイレはチップ制。水場は確認していないが小屋下3分の所にあるそうで汲みに行っている人もいたので充分に出ているみたいです。
*紅葉は枝折峠から百草の池まではぜんぜんしていません。そこから山頂までは草紅葉が見頃。稜線の紅葉も見事でした。
*復路の小倉山から明神峠の明神尾根でマムシを3匹見ました。本日は気温も高く長岡市は25度の夏日だったため活動もまだ活発みたいです。新潟県内今年は熊の目撃例も多いので野生動物に気を付けて。あとハチの注意看板もありました。
*登ってみてヤマケイのコースタイムの平均が標準に近い自分の遅足でも往復11時間は少し大袈裟かもしれない。でも夏場は体力の消耗が激しければそのぐらいかかるのかな。いずれにしても登山道は良く整備されているので早立ちが安心かも。
*ふと立ち寄った魚沼市の円福寺。
奈良時代創設された古刹。
ボランティアの女性と立ち話をしたところ江戸時代に京都から庭師を招き造ったとされる庭園は京都大原の三千院の庭園を真似したもので苔寺としても有名だったらしいですが庭園の苔が瀕死の状態になり10年ほど前からボランティアさんの努力のかいもあって少しずつ増えているそうです。本堂にも上がらせてもらい近くの開山堂とはまた違った雰囲気の良さがありました。
それでは出発します。
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24時間空いている綺麗な水洗のトイレ。
トイレ脇の駐車場は20台ほど停められそう。5時半で満車。
下の駐車場。少し空きがある。紅葉時期の週末は路肩駐車だろうな。
小雨は止んだが曇り空。晴れないかなあ。とりあえず登山届を出して登山開始。
少し上ると滝雲スポットへ。
曇り空だけど銀山湖から雲があふれてきた~。
これが見たかった。滝雲が見られれば今回の山行の目的が半分達成したようなもんだ。
銀の道の分岐。
明神堂(十合目)。
明神峠。
幾らか日も差してきた。
整備された木段を登ります。
所々ある滝雲スポット。幻想的だな~。
ちょっと道の悪いところ。
アップダウンの尾根を振り返る。
たまに青空。
道行山への分岐。晴れていれば駒ヶ岳の展望台らしいが曇っているため素通り。
本当に良く整備されていて歩きやすいなあ。有難いです。でも雲の中黙々と歩く。
小倉山。ここで休憩中、地元のハイキング会の女性と立ち話。駒の小屋の管理はハイキング会の方たちが順番にしているとか。
お!青空になってきたぞ。
もしかしてあれが越後駒ヶ岳の山頂か!
百草の池。
木段を登って。
見えてきました~。
先には20名ほどの団体さん。ツアーのようで渋滞しているが駒ヶ岳の金色の草紅葉が微かに見えてくるとここからは写真を撮りまくりでゆっくり出来てちょうどいいや。
雲が下から登って来る。
岩場を乗り越えて。今まで緩やかなアップダウンだったが山頂が見えてくると急登。
左側の滝ノハナ沢方面。
右側は断崖。
雲海も。
うひゃ=。落ちたら大変だ。
すっかり青空になってきたぞ。
駒の小屋に到着。ここまで4時間かかった。でも予定よりもだいぶ早いな。
小屋の脇にリュックをデポして最後の登りだ。
駒ヶ岳直下の草紅葉と青空。これが見たかったあ。最高=!
オレンジの絨毯。
ちょっと振り返る。
登って行くと稜線付近は黄色い草紅葉がとっても綺麗。と見とれていると黒いヘリコプターがこちらにやってきた。画像右に蠅のように写っています。
いや~まさに見頃だね。太陽の光で輝いている!!
頂上到着。
小さな猿田彦の銅像があった。持っている剣、大きすぎるだろwww。
南側がパッチワークの紅葉、北側は草紅葉。そしてその先は中ノ岳と絶景です。
上越国境の稜線は雲が多いかな。
雲の切れ間から麓の魚沼の田んぼ。
八海山の山頂付近は雲に隠れているが良い眺め。
紅葉綺麗だなあ。見頃だね。
北側は雲海と青空。
時間もあるので中ノ岳までちょっと行ってみよう。って無理無理。
登山者が登って来るのが見える。あと少しだよ~。
越後駒ヶ岳を振り返っての紅葉。
分岐を過ぎて中ノ岳方面へ。
5分ほど歩いたところ。こっちは誰も来ないので中ノ岳までの稜線を独占。
ちょっと歩いただけでこの眺め。越後駒ヶ岳のついでに是非、是非。
上越国境付近の稜線は何処も絶景だな。大変だろうけど歩いてみたくなるな。
さてと戻ろう。
途中で見かけた見たことないバッタ?結構いたな。
小屋までの道を下って。
小屋に到着。駒ヶ岳を見ながらお昼にしよう。
足元の石にびっしりキノコ。しめじ?
さあ、最後の草紅葉の越後駒ヶ岳を目に焼き付けて帰ろう。
帰りも雲の中に突入。
残り花。
長い道のりを越えて小倉山を過ぎると青空に。
でもまだまだ先は長い。
下まで降りてくると良い天気だが。
振り返る越後駒ヶ岳は雲の中。
そうそう今日は暖かいせいか登山道でマムシを3匹見ました。草むらや岩の下など気を付けてください。
駐車場も見えて来て。大湯温泉方面の352号線。
アキノキリンソウ。
トイレ脇の案内板。お疲れ様でした。
ところ変わって立ち寄った円福寺。
本堂に上がらせていただき見学。
この辺の風土は苔が良く育つとか。狛犬にもびっしり。




