行程・コース
天候
曇りのち晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
(行き)京王線高尾山口駅
(帰り)神奈川中央交通、城山総合事務所前バス停より橋本駅
この登山記録の行程
高尾山口駅(7:21)・・・四辻(7:35)・・・草戸山(8:38 9:25)・・・城山湖(本沢ダム)(9:35 9:48)・・・金刀比羅宮(9:55)・・・航空神社(10:08)・・・評議原・・・小松城址分岐(10:44)・・・城山かたくりの里(10:55 12:10)・・・途中昼食・・・城山総合事務所入口バス停(12:55)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
昨年10月以来、半年ぶりに山歩きを楽しみました。今回は東京都町田市最高峰、草戸山から「城山かたくりの里」を結ぶお気楽コース。体が歩き方を忘れてしまっているようで、課題も出てきましたが、例年より早い春の訪れを満喫しました。
計画にあたって、感染症拡大抑制と自分の体力低下に配慮する一方、春を楽しめるコースということで、近場のマイナーでお気楽な低山コースを考えました。いくつか計画を立てていたのですが、ちょうどヤマケイオンラインで木元康晴さんのコース紹介記事(https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=1409)が目に止まり、今の私にはぴったりだと、その後を辿ってみました。
草戸山なら高尾山の喧騒を避けられそうでしたし、春の「城山カタクリの里」は一度は歩いてみたいと思っていた組み合わせです。どうやら先日TV番組でこの辺りが紹介されたらしく、平日にも関わらず思ったよりは登山者と行き交いましたが、それでも混雑には程遠い状態でした。コースは、分岐にさえ気をつければ、技術的に困難な箇所はありません。特に登山経験がなくても、歩けそうなコースです。目印や分岐、見どころのポイントについては、木元さんの記事が大変わかりやすいので、そちらを参照ください。
記事に従って、金刀比羅神社から龍籠山展望台と山頂にちょっと寄り道しましたが、ちょうど新緑や桜の花、城山湖を見下ろすことができ、おすすめです。城山湖から小松城址までの丘の尾瀬筋も雑木の新緑が大変好ましく、久しぶりの山歩きを満喫しました。
「城山かたくりの里」(4月18日まで開園、入場料500円)では、日本カタクリの花はすでにピークをとうに過ぎ、わずかな咲き残りのみでしたが、登山者にはお馴染みのミツバツツジが満開だったほか、花桃、キバナカタクリなど春の花を大いに楽しむことができました。帰宅後、家内に写真を見せたところ、ぜひ行ってみたいということで、週末にマイカーで再度訪ねました。わずか2日の違いしたが、ミツバツツジが盛りを過ぎ始めた印象だった一方、シロヤシオの花芽が大きく膨らんでいました。
「かたくりの里」から徒歩5分ほどのところにある「うどん さと山」は、ごぼうの天ぷらや腰の強い美味しいうどんを安価に楽しめ、こちらも帰りにぜひ寄っていただきたいスポットです。
GPSを切り忘れたため、帰りのバスの経路も地図に表示されています。歩行3時間半程度、コース定数22。
フォトギャラリー:51枚
今日の出発点は、高尾山口駅。皆、高尾山に向かうのか、草戸山方向に歩く登山者の姿はない。
ああ、山だ。半年ぶり。あっという間に尾根に乗るが、ふくらはぎに早くもハリを感じる(汗)
桜は花びらとなって散るイメージがあるが、花ごと落ちている
けぶるように咲いているこの白い花はなんだろう
新緑が萌え出る春である
ヤマツツジがもう咲いている
町田市最高峰 草戸山(標高364m) 別名、一年山
曇り空でこの日の展望はあまり良くなかったが、小高いところからの展望は気分が良い
草戸山から城山湖に向かう途中の案内。気になるが、尾根からどれくらい降れば良いのかわからないので、別の機会に譲る
城山湖
晴れ間が広がり始め、新緑が一際美しい
金刀比羅神社。ここから龍籠山に寄り道する。
金刀比羅神社から龍籠山へ寄り道。展望台からの眺め
晴れると新緑が輝く
龍籠山山頂にある航空神社。小さな祠だが、パワースポットなのだそうだ
もうなんだか、惚れ惚れするのである。
かながわ美林50選のヒノキだそうだが・・・
・・・私には広葉樹の雑木の方が遥かに好ましく思える
小松城址の案内板で尾根道を右に折れ下る
ドウダンツツジ。背景はミツバツツジ
本日、もう一つの目玉、「城山かたくりの里」
入場料、500円。カタクリはほぼ終わっていたが、たくさんの花が咲き乱れており、大いに楽しめた。
満開のミツバツツジ。シロヤシオも数株あったが、こちらは流石にまだ(2日ごかないと再訪した時には花芽が膨らんでいた)。好きが高じて庭に植えたシロヤシオが花をつけるのは10年も先だろうが、特徴的な5枚の葉が広がり、一安心。
おお!なんとヒカゲツツジではないか
わずかに咲き残っていたカタクリ
カタクリの群生地。花は数輪残っている程度
オオイワウチワ
こうも多くの花が咲いていると、ひっそり咲いているヒトリシズカなどは誰にも気づいてもらえないのである
シラネアオイ
ダイコンソウ
山吹も満開
キバナカタクリ。初めて見た
ほうき桃
上蔟改良委員、養蚕部とある。蚕が繭を作る際に蔟(まぶし)に入れることをいうらしい。かつては一大産業だったのだろう。
「城山かたくりの里」からの帰り道で見つけたうどん屋さん。腰があって美味しかった




