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六ツ石山(榛ノ木尾根に読図で立ち寄り)

六ツ石山( 関東)

パーティ: 1人 (Noob Scouter さん )

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行程・コース

天候

晴れ時々曇り、時に雨

利用した登山口

奥多摩駅  

登山口へのアクセス

バス
その他: 奥多摩駅からバスで「水根」下車

この登山記録の行程

水根(08:10)・・・トオノクボ(09:50)[休憩 30分]・・・六ツ石山(10:52)[休憩 5分]・・・六ツ石山分岐・・・三ノ木戸山分岐(11:38)・・・奥多摩駅(13:15)

コース

総距離
約10.8km
累積標高差
上り約1,136m
下り約1,323m
コースタイム
標準4時間50
自己4時間30
倍率0.93

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

膝の回復の為お山を1か月ちょっとお休みしていましたが、具合のチェックもかねて、久しぶりの奥多摩でお山に行ってきました。行ってきたところは「六ツ石山」です。コースは、水根からトオノクボ経由で上がり、下山は石尾根で奥多摩駅ゴールにしました。
今日のお山の目的は、2月の榛ノ木尾根での地形読みでミスを犯した部分の復習がしてたくて、それで傍を通るこのコースで六ツ石山に設定したという次第です。

奥多摩駅からバスに乗り水根で下車。8時に現地に着きました。が、お手洗いを済ませようと思い、一旦ダムまであがったので、これならバスも上で降りればよかったと思いました(毎回このパターンw)

階段のところに、野生のお猿さんがたくさんいました☆
8時10分ごろのスタートです。のんび林道を上がっていきます。昨晩時点では雨予報でしたが、そんな気配はどこへやらで、今日はいい日になるな、という予感がしました。
集落も抜けて登山道に入っていき、のんびり歩いて行きます。肝心の足の具合ですが、登りで動いている分には全く何ともなかったですが、平坦なところで普通の歩きになると、すこしだるさを覚えるかな、というかんじでした。今日は長い行程ではないので、脚の具合に合わせてペース調整すればOK、くらいには余裕をもたせていました。状況によっては六ツ石山から行ってこいに切り替えてもいいくらいにはしておきました。

トオノクボには9:50到着です♪
さて、ここからが本日のメインディッシュw以前この付近で現在地把握でミスを犯したことが心残りで、それを解消したくてやってきました。計画段階で、30分の時間を設けてあります。

以前イソツネ山へ向かう際、このトオノクボ分岐の初っ端で地形読みでズレを起こし、結果マイクロウェーブ反射板までがボロボロの出来でしたwww具体的には、派生している支尾根の様子から現在地を把握しようとするも似たような形状が連続してワケワカランというのが前回の有様でした。(図1参照)

今回は、最初の段階を正確に把握することを目的にやり直しをしました。まず、その分岐点から見える最初の左手奥のクビレとその先の支尾根ですが、はじめは掲載地図(図2参照)の赤線部分と勘違いをしていました。
ただそれを正解だとすると不審な点が...地図左下の100mのスケールバーを参照してみると、そのクビレまではゆうに100mちょっと先ということになります。軽く実物を目測してみても、100mも離れていないことは明らかでした。

この段階で頭が混乱してきますw判断材料になりそうなものは何でも利用するのがモットーなので、尾根の反対側の形状も、敢えて足を運んで確認しました(コレ重要)。
するとまず(図3参照)の内容について判明しました。
この結果をもって、再度分岐点まで戻ると、尾根筋左側(北側)のクビレについてひとつ確定情報が出ました。
・左側のクビレは、右側のクビレと尾根を挟んでほぼ正対している
ということが確定。

そしてすなわち、最初の見立てが間違いということが確定しました(図4参照)。更に、右側(南側)のクビレと正対している箇所というと、地図上では(図5参照)の部分になります。この時点で、前段落の通り現在地把握はほぼ確定なんですが、個人的に一つ引っかかることがあって、それをどうしても解消したくてもう少し粘りました。
それは、最初に見えていた支尾根が、若干内側に巻き込むような形状をしていることです。これが前回判断を誤るもとでした。地図を見てみると、最初の間違った見立ての所が、ちょうどよく内側に巻き込んだ向きをしているんですよね。それを見てほぼ条件反射的にそこだと思い込み、結果誤認をしたのが前回でした(図6参照)
(^^;

今回改めて見直した結果、その見えている支尾根が添付図の部分なんですが、よくよく目を凝らしてみると、そこにも内側に巻き込んだ形状があることを発見し、それを見てようやく、実際の景色と地図上の見立てをピタリと一致させることが出来ました。(図7参照)
これをもって、今日までのやりのこしたことを消化できたので、ようやく行動を再開出来ますw
10:20だったので、最初の予定通り30分でやり切ることが出来た格好でした^^

その先、急坂は1364m地点で終わりでした。「扇ッ平」という名前がついているんですね。
その後は大した登りもなく、のんびりした尾根筋を進んで10:50に山頂に到着しましたー。何人かの方に追い抜かれましたが、みなさんペース早いですね。5分程休んでから、石尾根に降りていきます。過去記録を見ると4年前に登りで利用して以来となるので、全く記憶に残っていませんでしたw

見晴らしがいいながらも急坂を降りていくので、若干膝が心配になりましたが、いま気にしていても仕方がないので淡々と進んでいきます。11時過ぎだったと思いますが、にわかに小雨が降ってきました。本降りではないので平気でしたが、念のためにザックカバーをかけ、杖代わりにしていた傘をさしました。こういう時に傘って便利ですね♪
林道はスルーしてそのまま尾根を進みます。
個人的な感想ですが、赤枠部分の落ち葉の堆積がスゴイですね。踏み跡分かりずらいです。若干不安になって、GPSアプリつけちゃいましたw
(見る場面はないままで済みましたが)

あとは難しい箇所もなく進みましたが、膝のだるさがどうしてもチラついてたので、注意散漫にだけはならないよう意識していました。林道ゲートには12:40到着です

最終的に奥多摩駅には13:15に到着し、本日のメインの行程が終了しました。心残りだった課題が消化できて、満足な1日になりました☆

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登った山

六ツ石山

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1,478m

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