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安比高原(前森山)から岩手山への50kmロングトレイル

岩手山( 東北)

パーティ: 1人 (イケ さん )

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行程・コース

天候

初日:晴れ 2日目:晴れ 3日目:晴れ 

登山口へのアクセス

その他
その他: JR花輪線の安比高原駅にマイカー駐車 そこから徒歩で出発
焼走り登山口からJR花輪線大更駅まではタクシー(3,020円)
下山後JR花輪線大更駅から列車で安比高原駅まで移動(330円)、マイカーで帰宅へと。

この登山記録の行程

初日(7月18日)
安比高原駅(04:00)…安比スキーセンター(04:50)…前森山山頂(07:15~07:25)…西森山山頂(08:30)…屋棟岳山頂(09:45)…大黒森(10:40)…恵比須森(11:05)…茶臼山荘(11:40~12:30休憩・昼食)…八幡平茶臼岳(12:40~12:45)…黒谷地湿原(13:10~13:30)…源太森(14:30~14:45)…陵雲荘(15:05宿泊)
2日目(7月19日)
陵雲荘(04:30)…八幡平山頂(04:45)…八幡平山頂駐車場(05:20)…裏岩手登山道入口(05:35)…畚岳山頂(06:00)…諸檜岳(07:00)…石沼(07:30)…前諸檜(08:00)…嶮岨森(08:40)…大深山荘(09:30~11:00休憩・昼食)…縦走路出合(11:25)…大深岳山頂(11:35)…関東森・八瀬森方向分岐(11:45)…小畚山山頂(12:40~12:45)…貼標ノ台山頂(13:15)…三ツ沼(13:25)…三ツ石山山頂(13:55)…三ツ石山荘(14:35宿泊)
3日目(7月20日)
三ツ石山荘(05:00)…大松倉山山頂(05:35)…犬倉分岐(06:35~06:45休憩)…姥倉分岐(07:50~08:05休憩)…切通し(08:50)…鬼ヶ城分岐(11:45)…不動平避難小屋(12:00)…岩手山山頂(12:40~13:10休憩・昼食)…上坊・焼走り分岐(13:20)…平笠不動避難小屋(13:45)…ツルハシ(14:25)…第2噴出口跡(15:05)…焼走り登山口(16:15)

コース

総距離
約55.3km
累積標高差
上り約3,564m
下り約3,496m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

奥羽山脈の尾根筋を通る風光明媚なコースであり、晴天に恵まれ、これから通る山々、通り過ぎた山々が、はっきりと見通すことができ、最高の山行でした。登山道やポイントごとの山頂からは、北は八甲田山から岩木山、西には森吉山、南には秋田駒ケ岳、鳥海山、早池峰山などの山々も望まれ、素晴らしい景観でした。かねてから、通りたいと思っていたコースであり、部分的には登ったことのあるコースでしたが、3日間かけて、通して一度にコースを巡ることができて、大変満足しています。
晴天に恵まれた3日間でしたが、下界の盛岡市では連日35度を超す猛暑日とのこと。山行中は、汗だくで、暑すぎる毎日でした。水分や塩分などをこまめに取りながら、休憩でクールダウンをしながらの登山でした。
特に初日は、行程も長く、最後のピーク(源太森)手前で、足がつる等してきたので、木陰でクールダウンし、塩分タブレットと水分、漢方薬の「芍薬甘草湯」を服用するなどしての山行でした。前森山には徒歩で登りましたが、初日の行程の長さから考えると、安比ゴンドラの運航日には、ゴンドラを利用するのも良いかと思いました。
また、茶臼岳に来てから地元の方が、「安比からのコース沿いは熊の住処だから、大丈夫だったか?」とのこと。そういえば、西森山を過ぎたあたりの登山道に極太いウンチが転がっていました。正に熊さんのものと思われます。しかし、ピー、ピー笛を鳴らしたり、熊鈴を鳴らして歩いていたので、熊さんには出くわさずにすんだようです。やれやれ!!
2日目以降は、途中の山小屋での休憩を十分取ったり、途中のポイントごとに休憩を多くとることで、足がつるようなことはなく進むことができました。
安比から大深岳までの登山道は刈払いが行われていて、快適に進むことができました。2日目大深岳付近で、刈払い作業をされる方がおりました。春から、八幡平方向から、ずっと刈り払って来たとのこと、感謝に頭の下がる思いでした。
3日目の朝、三ツ石避難小屋からの登山道は周辺の草が刈りはらわれておらず、朝露で、ズボンや靴がびしょびしょになってしまいました。すぐに、レインパンツを履くとか、ロングスパッツをつけると良かったなあと思いました。また、刈払いがされていることのありがたさを痛感いたしました。登山道の維持管理や避難小屋の管理をして頂いている方々に感謝いたします。ありがとうございます。
3日目で、焼き走り登山口まで下山しましたが、3日目の行程の長さから考えると、岩手山の八合目の避難小屋でもう一泊しても良かったかなと思っています。
もう1泊して、岩手山の山頂でのご来光も素敵だったかもしれません。
また、もう1泊していたら、下山後タクシー使わず、登山口から大更駅まで、徒歩もできたかもしれません。

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フォトギャラリー:57枚

JR花輪線「安比高原駅」※マイカーをデポして登山開始

安比スキー場センター等 ※後ろのピークが「前森山」

スキー場「セントラルコース」上部からスキーセンター方向を振り返る

安比ゴンドラ山頂駅 ※到着時間を考えたら、ゴンドらを利用すべきでした。

前森山山頂手前の鐘

前森山(1,304m)山頂 ※奥のピークが今回のロングトレールの目標の岩手山(2,038m)

前森山山頂からこれから行く西森山、八幡平方向を望む

西森山(1,328m)山頂 ※この後、登山道の真ん中に極太の大ウンチ発見!! 熊さんのもの??

屋棟岳(1,397m)山頂 ※途中の登山道に熊の糞と思われる固まりが、数日経っていると思われたが、笛をピーピー鳴らしながら、進んだ。

大黒森(1,446m)山頂

恵比須森(1,496m)山頂

茶臼山荘 ※八幡平からトレッキングの若い女性の登山者で賑わっていた。※すぐ近くの茶臼岳山頂からの展望は最高です。

黒谷地湿原展望台 ※トレッキングする登山者で賑わっていた。※アスピーテライン側に数十メートル下ったところに水場「熊の泉」あり

源太森(1,595m)山頂

源太森から八幡沼方向を望む

八幡沼周辺の湿原中の木道 ※ワタスゲやニッコウキスゲが最盛期

陵雲荘 ※八幡沼の畔に立つ避難小屋(初日の宿泊小屋)

陵雲荘のテラスから八幡沼を望む

第2日目 ※八幡沼と朝日

八幡平(1,613m)山頂

裏岩手連峰縦走コース入口 ※中央のピーク「畚岳(1,578m)」

畚岳(1,578m)山頂 ※360度の展望が素晴らしい

石沼 ※名前の通り水が干上がり石がゴロゴロ見える

石沼の南側の登山道脇の沼

前諸檜(1,481m)山頂

瞼岨森への尾根筋の道

瞼岨森(1,448m)山頂 ※東側が切れ落ちていて岩手山方向の展望が素晴らしい

大深山荘避難小屋

大深山荘避難小屋内部 ※きれいで非常用の毛布等がありました。 

大深山荘避難小屋トイレ ※洋式でとてもきれい

湿原の中の水場 ※とても冷たく美味しい

縦走路出合 ※松川温泉、源太ケ岳方向からの登山道の合流点

登山道刈払いの作業員の方との出会い

大深岳(1,541m)山頂

乳頭温泉方向への分岐 ※右へ行くと関東森、八瀬森、大白森を通り乳頭温泉方向へ向かう ※今回は真直ぐの方向、三石山や岩手山方向に進む

小畚山(1,467m)山頂

貼標ノ台(1,448m)山頂 ※これから進んでいく三ツ石山、岩手山方向の眺めが素晴らしい

三石山(右のピーク)、岩手山方向を望む

三ツ沼

三ツ石山(1,466m)山頂※なだらかな山に大岩がにょきっと目立ちます。

三ツ石山(1,466m)山頂にて

三ツ石山荘避難小屋(2日の宿泊小屋)

三ツ石山荘隣にはきれいな沼がある。 ※水鳥がたくさんいる。

3日目 ※大松倉山(1,407m)山頂

犬倉分岐 ※網張スキー場側からの登山道との合流点

姥倉分岐 ※松川温泉から姥倉山を経由した登山道との合流点

鬼ケ城の岩尾根を登って行く ※南側から雲が湧いてくる

不動平避難小屋 ※岩手山の9合目に建つ避難小屋近くに水場はない八合目の避難小屋には水場あり

不動平から岩手山のお鉢、最高峰の薬師岳を望む

お鉢を巡る道と最高峰の薬師岳

岩手山(薬師岳)(2,038m)山頂

上坊・焼走り分岐

平笠不動避難小屋 ※近くに水場はない ※少し古びて、ドアの立て付けなどいまいちでした。

ツルハシ ※上坊コースと焼走りコースとの分岐

焼走りコースのコマクサ群生地 ※登山道の両側がコマクサだらけ

第2噴出口跡 ※溶岩の噴出した盛り上がったドーム状の岩塊が標柱の下部に見られる

焼走り登山口 ※第2噴出口跡から待ち遠しいくらい長い道のりでした。やっと着いたという感じ。

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装備・携行品

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登った山

八幡平

八幡平

1,613m

茶臼岳

茶臼岳

1,578m

畚岳

畚岳

1,578m

大深岳

大深岳

1,541m

岩手山

岩手山

2,038m

三ツ石山

三ツ石山

1,466m

前森山

前森山

1,304m

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