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日本百名山#11 奥穂高岳《涸沢~奥穂~前穂~重太郎新道~岳沢》

奥穂高岳 前穂高岳 涸沢岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 4人 (ていくおふ さん 、ほか3名)

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行程・コース

天候

雨のち晴れ

利用した登山口

上高地バスターミナル  

登山口へのアクセス

その他
その他: 和歌山IC→《マイカー》→阪和道・名阪・新名神→ 東海北陸自動車道 →飛騨清見IC→アカンダナ駐車場→《バス》→上高地バスターミナル

この登山記録の行程

【1日目】
上高地バスターミナル(07:12)・・・河童橋・・・明神(08:00)[休憩 15分]・・・徳沢(09:41)[休憩 20分]・・・横尾(10:45)[休憩 15分]・・・本谷橋(12:31)[休憩 60分]・・・涸沢(16:40)[休憩 30分]

【2日目】
涸沢(05:45)・・・ザイテングラート取付・・・穂高岳山荘(10:00)[休憩 120分]・・・涸沢岳(13:10)[休憩 5分]・・・穂高岳山荘(13:40)・・・奥穂高岳(14:20)・・・穂高岳山荘(15:00)

【3日目】
穂高岳山荘(05:40)・・・奥穂高岳(06:58)[休憩 20分]・・・最低コル(08:16)・・・紀美子平(09:00)[休憩 5分]・・・前穂高岳(09:25)[休憩 15分]・・・紀美子平(10:30)[休憩 5分]・・・岳沢パノラマ(10:57)・・・岳沢小屋(12:45)[休憩 30分]・・・河童橋(15:50)[休憩 20分]・・・上高地バスターミナル(16:15)

コース

総距離
約28.0km
累積標高差
上り約3,105m
下り約3,105m
コースタイム
標準18時間10
自己23時間48
倍率1.31

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

標高日本第3位、奥穂高岳登頂。人生2回目です。

前回は上高地→横尾~涸沢~南陵~北穂~奥穂~ザイテングラード~涸沢→上高地、
でしたが
今回は上高地→横尾~涸沢までは同じで、以降はザイテングラードを上がり、
他メンバーはジャンダルム往復(私は留守番)
奥穂から先は吊尾根→前穂→紀美子平→重太郎新道→岳沢→上高地、のコース。

前回も槍ヶ岳行きの時も上高地へは夜行バス利用でしたが、
今回はマイカーにて和歌山から岐阜側へアプローチ。
高山から「アカンダナ」駐車場のゲートオープン(5:00)に並びながら車中泊(ツラっ)
そこから連絡バスに乗って上高地バスターミナルへ。

初日は梓川沿いに徳沢・横尾・・と王道を進み、そこまでは曇り空。
途中の本谷橋からは、なんと、土砂降りの山行き。。
半ば放心状態で涸沢ヒュッテ着。
しかしいつも通り、ヒュッテのテラスのビアで生還しました(笑)

懸念の積雪は6本爪アイゼンでなんとか登れたものの、滑落相次いだそうで、
アイゼンよりヘルメット必須とのお達しが山小屋から出ていました。

二日目は早朝に涸沢ヒュッテを後にし、ザイテングラード経由で穂高岳山荘へ。
仲間はここからジャンダルムへ向かいましたが、私は足底筋膜炎を患っていたのと
コワイとこキライで断念。
ひとり、お昼まで山小屋でまったり食っちゃ寝した後、
気ままに涸沢岳と奥穂高岳を双方ピストンしたりして、ヒマを潰していました。。。

三日目は前穂、紀美子平、重太郎新道経由、岳沢→上高地へ。この日は快晴!
奥穂山頂から吊尾根、前穂までのパノラマはもう~それはそれは壮大!!
写真ポイント多すぎて、遅々とした歩み。。

前穂から岳沢までは重太郎新道経由。
白山でも「新道」には騙されたし、その後の経験上、「新道」はまずロクなことがないので
なんとなくイヤな予感はしたのですが、予感的中!!

重太郎新道はとんでもないガレガレゴロゴロ道で、しかも、長い!!
所々、血のりも・・!

しかし、この道を開拓されたのは、穂高岳山荘の初代当主、今田重太郎さんで
ヘリも重機もない明治時代、全て歩荷にて荷揚げしたそうで、文句言ったらバチ当たりますね・・
途中の紀美子平は、娘さんとよく休憩した場所だったことから命名されたそう。

岳沢小屋に着き、前回はこの小屋が流されてしまったため
やむなく横尾ピストンにしたことを、ふと思い出しました。
岳沢小屋はカールの中に建てられていて、確かに雪崩の影響を受けやすそうだな、とは思いました。

そこから上高地まですぐ?!のイメージでしたが
河原石のゴロゴロを抜けて、樹林帯に入ってから上高地までが
これまた長いのなんの・・・・ 
我々は下りだからよかったけれど、これ、登りだったらと思うだけで、
ゲッソリしました(笑)

15:30ごろ上高地に着き、バスで元のアカンダナ駐車場へ。

松本から帰ることを思うと、アカンダナ(岐阜)側から関西に帰るのはかなり気が楽。
奥飛騨温泉でお風呂に入っても、その日のうちに和歌山に帰りつくことが出来ました。
高速代も安い。ただ、あかんだな駐車場内で車中泊出来ないのだけが難点。

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フォトギャラリー:69枚

7/19 7:12 上高地出発

7/19 8:09 明神池
余裕かまして、朝コーヒー

7/19 8:58
長くて萎える梓川沿いの道

7/19 9:41 徳沢

7/19 10:45 横尾

7/19 11:08 横尾にて、まだ元気。

7/19 12:31 本谷橋

本谷橋

7/19 15:03 雪渓歩き

7/19 16:58 涸沢ヒュッテ着

7/19 16:42 涸沢ヒュッテのテラスでビア♪

7/19 17:06 夕食
長野県警の方が滑落事故が多いこと、そしてヘルメットの必要性を説きに来ておられました。映画「岳」と同じ制服だぁ~♪

7/20 5:01 涸沢ヒュッテの朝ごはん

7/20 5:44 涸沢ヒュッテ出発

7/20 5:48 テントが綺麗!

涸沢ヒュッテ脇の石の標識

7/20 5:56

7/20 7:26 雪渓渉り

7/20 7:38 ザイテングラード
すぐそこに見える穂高岳山荘まで、まだ二時間かかります。。。

ザイテングラード もうちょい?!

・・・もうちょい???

7/20 10:14 奥穂高岳山頂!

7/20 10:50 山頂を後にしました

7/20 13:54 穂高岳山荘
泊まるのは2回目ですが、WIFI完備!
進化していました。

7/20 12:09
ジャンダルム不登頂でお留守番なので、ひとりランチ。

ラーメンも買ってみた。

7/20 13:09 ヒマなので、涸沢岳ピストン

北穂との分岐点
ここから先は滑落多い場所で、この日も死者が・・・

ご来光。

7/21 5:43 穂高岳山荘を出発。

奥穂をバックに。行くぞ~♪

7/21 6:01

7/21 6:13 奥穂への登り道中。
槍をバックに
この辺り、ビューポイントだらけですぐ立ち止まり、進みません。。

7/21 6:15 奥穂への登り道中。
吊尾根方面

7/21 6:21 奥穂への登り道中。
まだ撮るんかい。

7/21 6:28 ジャンダルムを望む

7/21 6:58 奥穂高岳山頂
登頂、4回目・・(^-^;

7/21 6:58 奥穂高岳山頂

7/21 6:40 奥穂山頂・穂高神社

7/21 6:58 奥穂高岳山頂よりジャンダルム

7/21 7:01 槍!!

7/1 7:08

7/21 7:35 前穂へ

7/21 7:54

7/21 8:16 最低コル

お花。

7/21 8:37

7/21 8:56

7:21 9:25 前穂高岳

足元には味のある表示板

前穂頂上全景

7/21 09:47

7/21 10:30 紀美子平

7/21 10:45 ハシゴが続きます

7/21 10:50 雷鳥広場

7/21 10:57 岳沢パノラマ

ハシゴ場

重太郎新道
滑落注意!の看板の横で、友人がすってんころりん一回転・・ビックリ!
(ヘルメットのおかげで無傷。ほっ)

7/21 12:48 岳沢小屋

7/21 12:48 岳沢小屋

岳沢小屋のテラスで、穂高岳山荘のお弁当を食す。
朴葉寿司とニジマスの甘露煮と鶏の天ぷら。美味しい!!

7/21 14:46 風穴

森の中の道中カンバン、見たのはこれだけ…

7/21 15:23
長く暗い森の中の道、コンプリート!

7/21 15:26 「上高地」の文字!!

7/21 15:28

7/21 15:44
岳沢と梓川をバックに
この日まで、よく見るこの景色は「奥穂」だとずっと思いこんでいました・・・

7/21 15:56 上高地・河童橋

あかんだな駐車場から奥飛騨温泉へ
さっぱりしました♪

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装備・携行品

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登った山

涸沢岳

涸沢岳

3,110m

奥穂高岳

奥穂高岳

3,190m

前穂高岳

前穂高岳

3,090m

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