寒江山(日暮沢小屋から往復/紅葉始まる）2021

日帰り

寒江山・南寒江山・竜門山（東北）

2021.09.20（月）

パーティ： 1人 (ブナ太郎さん )

ブナ太郎さん

行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他：日暮沢小屋の駐車場が整備・拡張され、５０台程度駐車できるようになりました。

この登山記録の行程

日暮沢小屋（5:09）・・・【休憩１０分】・・・清太岩山（7:42）【休憩２０分】・・・ユーフン山（8:31）・・・竜門山（9:27）【休憩２０分】・・・竜門小屋（9:58）・【休憩１０分】・・・・南寒江山（10:56）・・・寒江山（11:07）【休憩４０分】・・・南寒江山・・・竜門小屋（１２：５６）【休憩１０分】・・・ユーフン山（13:49）・・・清太岩山（14:17）【休憩２０分】・・・日暮沢小屋（16:15）

コース

総距離: 約17.1km

累積標高差: 上り約1,869m; 下り約1,869m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

■日暮沢小屋を起点として寒江山を往復するため、まだ暗い中、２時半に自宅を出た。日暮沢の駐車場に着いたのは午前５時前である。駐車場は今年整備拡張され、５０台程度止められるようになっていたが、空いていたのはわずか１台分である。連休の混み具合に驚いた。山頂部では、もう紅葉が始まっているのだろうか。

■寒江山往復コースの魅力は、清太岩山からの稜線歩きにある。清太岩山までは３時間弱、ブナの森の中の急登を辛抱強く登っていくが、展望が開けた先は、天上の稜線歩きとなる。右手に以東岳、左には大朝日岳と、二つの代表的な名山を見ながら、穏やかな道を歩いていくのである。もちろん、ユーフン山、竜門山への登り返しもあり、それはそれできついのだが、半分以上は穏やかな登山道歩きである。３６０度の展望は延々と続き、晴れた日には、月山、鳥海山、蔵王連峰、飯豊連峰など、東北の名だたる名山を見ることができる。

■花も多く、残雪期の６月に一斉に咲き始める様は壮観である。ハクサンイチゲ、コイワカガミ、ヒナザクラなどはもちろん、ウスユキソウやタカネマツムシソウなどの群生も見応えがある。大朝日岳とは異なり、寒江山周辺はあまり混み合っていないので、ゆっくりと眺望、そして花を楽しむことができるのも魅力である。

■この日のお目当ては紅葉である。例年よりも色づきはだいぶ早いらしい。

■稜線まで乗り上げると、確かにもう色づいていた。寒江山の斜面、竜門山の斜面、そしてユーフン山からの稜線北部は、もう見頃に近くなっている。ミネカエデ、ナナカマドは素晴らしい色合いで、オオカメノキ、ドウダンの紅葉も始まっていた。

■この日は終日快晴❣️展望も申し分なく、紅葉シーズンの幕開けにふさわしい稜線漫歩を楽しむことができた。これまで１５年以上の山行の中で、ベスト１０に入る山歩きだった。