行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
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登山記録
行動記録・感想・メモ
【笠ヶ岳】
見るからに雄偉な印象を受けずにはいられないところから、はやくより信仰の山となった笠ヶ岳。
(岐阜県内の最高峰、標高:2897m)
江戸時代前期の修験僧である円空上人が開山した後、槍ヶ岳を開山した江戸時代後期の僧である播隆上人が再興をし、今でも山頂には祠の中に銅製の仏像が安置されていると言われている。
そんな歴史浪漫あふるる笠ヶ岳に念願かなって行ってきました。
【所感】
・久しぶりのテント泊、ザックがとても重く感じた。しかし、、、
約200年前、播隆上人が再興(1823年8月5日)した当時のことを考えると登山装備も行動食、飲料水など現在と比べ物にならない。特に飲料水はどうしたのか?今回、初日4L担いで3L消費。翌日は山頂小屋で200円/Lで購入したが、当時は購入したくとも出来ない。
足元は草鞋だろうが、標高2877mまでかなりの負担があり、何足も予備をしていたのだろう?またテーピングもなかったろうに。。。
そんな事をいろいろ考えると現在に感謝しかない。
・初日山頂ではガスっていたため、播隆上人が見たと言われる阿弥陀如来の御来迎(実際はブロッケン現象)を期待しましたが、見られず残念でした。
・夜中は雨と強風でしたが、夜明け前に強風がやみ、見事な日の出を堪能できました。
・今回、私の他に黒の地下足袋の登山者と遭遇。根っからのアルピニストみたいで「軽くて最高ですよね~。」そして、なんと15時から下山していきました。その直後、登山用のサンダル履きの方も降りて行きました。地下足袋ならまだしも指が丸出しで危なすぎる。世の中には、凄い人達がいるもんだと感心しました。
注)ブロッケン現象:太陽などの光が背後から差し込み、影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱され、見る人の影の周りに、虹と似た光の輪となって現れる大気光学現象。
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