行程・コース
天候
初日:晴れのち曇り、2日目:晴れ時々曇り、3日目:晴れ
利用した登山口
登山口へのアクセス
タクシー
その他:
さわんど駐車場 \700‐/日
タクシー 定額¥4,600-
この登山記録の行程
【1日目】
上高地バスターミナル(05:30)・・・河童橋(05:35)[休憩 5分]・・・明神(06:20)・・・徳沢(07:05)[休憩 5分]・・・横尾(08:10)[休憩 5分]・・・一ノ俣(09:11)・・・槍沢ロッヂ(09:48)[休憩 2分]・・・ババ平(10:24)[休憩 10分]・・・水俣乗越分岐(11:00)・・・天狗原分岐(11:55)[休憩 10分]・・・グリーンバンド(12:50)[休憩 5分]・・・槍ヶ岳殺生ヒュッテ(13:30)[休憩 10分]・・・槍ヶ岳山荘(14:50)
【2日目】
槍ヶ岳山荘(06:10)・・・槍ヶ岳(06:30)[休憩 15分]・・・槍ヶ岳山荘(07:03)[休憩 17分]・・・中岳(08:17)[休憩 5分]・・・天狗原稜線分岐(09:04)・・・南岳小屋(09:20)[休憩 50分]・・・天狗原稜線分岐(10:25)・・・天狗原(11:30)[休憩 60分]・・・天狗原分岐(13:03)・・・水俣乗越分岐(13:35)[休憩 10分]・・・ババ平(14:00)・・・槍沢ロッヂ(14:20)
【3日目】
槍沢ロッヂ(05:50)・・・一ノ俣(06:15)・・・横尾(07:00)[休憩 15分]・・・徳沢(08:10)・・・明神(09:00)[休憩 10分]・・・河童橋(10:05)[休憩 5分]・・・上高地バスターミナル(10:13)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
計画当初は上高地~南岳小屋~槍ヶ岳~上高地のルートを予定していたが、南岳小屋で発熱者が出たためキャンセルとなり、急遽槍ヶ岳山荘を予約、逆ルートに計画変更した。
初日は上高地バスターミナルから明神、徳澤、横尾を経て槍沢、ババ平へ。横尾まではご存知の通り平坦な林道。横尾からは槍沢沿いを進み、一ノ俣・ニノ俣を通過、徐々に高度を上げながら槍沢ロッジ、ババ平へと進む。ババ平から視界が開けるが大曲りを過ぎると勾配がキツくなる。天狗原分岐を過ぎると更に急勾配となり、ガレ場の登山道を九十九折に進む。グリーンバンドからは岩の登山道に変わり、殺生ヒュッテ分岐を経て槍ヶ岳山荘に到着。初日は午後から雲が広がり、槍ヶ岳周辺は視界ほぼゼロ、長距離歩行の疲れもあり、登頂は翌日に。生ビールで。。。
2日目、快晴の朝。常念岳の左手よりご来光。朝飯、荷造りを済ませたのち、ヘルメットをかぶり、小荷物を持っていざ槍の頂へ。槍山頂へは2回目で難なく登頂できたが、平日の早朝の割に登山者が多く、クサリ・ハシゴの下で待たされ、時間を要した。山頂は言わずが如し、360°の大展望。初秋と言うこともあり、空気が澄んでいて遠方の山々を見ることが出来た。
20分ほど休憩して槍の肩まで下山、下山も登り同様にクサリ・ハシゴ付近で待たされ、予想以上に時間がかかった。
下山後、キャンプ地を経て一旦飛騨乗越まで下り、3000m稜線歩きの始まり。最初は大喰岳に向けてガレ場を登り返す。大喰岳道標は登山道より少し外れた場所。振り返ると少し傾いた槍の景色が見事。大喰岳から一旦下り、中岳に向けて再度登り返す。中岳直下には~15段のハシゴが2箇所かけられてる。2箇所目を登り岩場を越えると中岳山頂。道標は掠れてて良く読めない。中岳山頂から徐々に高度を下げ、天狗原への分岐到着。南岳へは分岐からガレ場を~15分登る。南岳山頂からは穂高連峰が真正面に確認できる。大喰岳~中岳~南岳への縦走中は、常に右手に笠ヶ岳が鎮座し、右手には遠く南アルプス、富士を眺めながらの気持ちの良い登山道。稜線で左右が切れ落ちてる場所が多いため、要注意。
南岳から天狗原稜線分岐へ戻り、天狗原に向かって下山開始。分岐乗っけから両端が切れ落ちたクサリとガレ場の急降下が待っていた。登山道も狭く、背を向けての下降を強いられる。クサリ場は2箇所、それが終わると次は15段ほどの垂直なハシゴ。常に左手に槍が見られるがあまり余裕が無い。30分ほど下り、ようやく一息つける。その後は槍のカールに向かって岩場を下り、~20分で天狗池に着く。天狗池までの間だが既に紅葉が始まっており、ナナカマドの赤と槍のコラボが素晴らしかった。天狗池と槍ヶ岳も噂通りの景色。ただ紅葉には少し早く、池も完全に静まることは無く、完全な逆さ槍を見ることが出来なかった。残念。
天狗池で景色を見ながらの昼食がてら1時間の大休憩。
休憩後、天狗池を後に一旦登り返し、初日辿った天狗原乗越へ。この時期、有名な乗越までのナナカマドトンネルの紅葉はまだまだ。天狗原乗越からはガレ場の登山道を大曲り、ババ平を経て宿泊先の槍沢ロッジまで下る。
3日目はバスターミナルまで下山するのみ。土曜日と言うこともあり、すれ違う人が沢山、さすが上高地。。
今回の山旅、南岳キャンセルで一時はどうなるかと思ったが、初日頑張って槍の肩まで登ったことで翌日以降の縦走に余裕がもてた。2日目以降天気にも恵まれ、この時期らしい気持ち良い稜線歩きが出来た。当初計画とは逆コースとなったが、今度は南岳経由の楽しみが増えた。
フォトギャラリー:10枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 修理用具 |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ | 燃料 | ライター |
カップ |
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