行程・コース
天候
1日目は晴れ時々ガス、2日目は快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
仙流荘からバスに乗り換え
9日の入山500人、10日は400人とのことで、午前7時で駐車場は8割近く埋まっていました。
この登山記録の行程
【1日目】
北沢峠(09:00)・・・五合目(大滝ノ頭)(10:40)[休憩 5分]・・・藪沢小屋(11:16)・・・馬の背ヒュッテ(11:41)[休憩 30分]・・・仙丈小屋(13:25)[休憩 30分]・・・仙丈ヶ岳(14:23)[休憩 5分]・・・仙丈小屋(15:00)[宿泊]
【2日目】
仙丈小屋(06:10)・・・小仙丈ヶ岳(07:16)[休憩 5分]・・・五合目(大滝ノ頭)(08:05)[休憩 5分]・・・北沢峠(09:40)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
初めての南アルプス、初めての3000m超え、初めての小屋泊でした。
体力は不安のないものの、歩きが遅いので、たとえ北沢峠に前泊しても日帰りで最終バスに間に合う自信がもてなくて、仙丈小屋に一泊する計画にしました。
マイカーで出発し、仙流荘発朝8時のバスに必ず乗らなくてはならなくて、事故渋滞にでも巻き込まれたら遅れてしまう不安にかられて、結局バス停には7時過ぎに到着し、なにはともあれホッとしました。好天の日曜日で、400台は停められると聞いていた駐車場が8割がた埋まっていてびっくりしました。この土日で900人程度が北沢峠行きのバスに乗ったと運転手さんが言ってました。
仙丈小屋の水場は渇水しているとのことで、馬の背ヒュッテの水場で水を汲んで行くことにしていました。始めから二日分の水を持っていくよりはいいかなと思ってのことです。少しでも時間短縮したくて、バス停横の登山口ではなく、「二合目登山口」から出発。歩きやすい登山道でした。五合目から馬の背へのルートをたどると、しばらくして変化の富んだ道に変わり、おもしろかったです。何度か沢を渡り、鎖場もあり、階段もあり、少々スリリングでもありました。馬の背ヒュッテに着いて水場が見当たらず、そこに至る前の、大平山荘へ続くルートとの分岐点の沢が水場だったと気づき、昼食をとってから水を汲みに戻りました。それから小屋まで二人分の水3Lをもって上がっていくのは正直しんどかったですが、交代で運んで、まあどうにかなりました。結果的に3Lは使わなかったけど、余ったのは500ml程度なので、必要だったかなと思います。
小屋には1時半前に到着でき、手続きをして、荷物を置かせてもらい、それから仙丈ヶ岳山頂を目指しました。身軽になっていたのに、けっこうつらかったです。苦手なガレ場と岩場の連続で、標高のせいか頭痛がおさまらず、風が強く、眺望は雲海ばかりで、早々に小屋に戻りました。夕食の際に管理人さんが雷鳥を見られたか尋ねてきて、宿泊者の半数が手をあげて、ちょっとびっくり。それらしき声は聴いたけど、目にできたのはホシガラスばかりで、だから雷鳥を見られなかったのかもしれないけど、結局下山まで一度も見られなくて残念でした。
翌日はご来光が期待できるとわかっていたけれど、実際ほとんどの宿泊者は見に行ったけど、初めての3000m超えは思っていたより体力を使うようで、午前10時のバスに乗って帰りたい思いが強く、日が昇ってからの午前6時に小屋を出発しました。これまたバスに遅れたくない一心と、仙丈ヶ岳山頂は少し怖かったのもあって、山頂を通らずに小仙丈ヶ岳へ向かう最短ルートを取りました。稜線に出てからの眺望は素晴らしかったです。ご来光はあきらめたけど、朝日に照らされ、すっきりと晴れ渡った空に、様々な山が望めて大満足でした。朝日と富士山と北岳と間ノ岳が並んで見られました。北アルプスも見えました。まさに360度の展望、仙丈ヶ岳に来て、小屋に一泊して、本当によかったと思いました。
下山のルートは、五合目までガレ場とザレ場と岩場が繰り返すような道でした。案の定、時間がかかってしまい、それでも10時のバスには余裕を残して間に合って良かったです。初めての小屋泊で緊張もありましたが、温かくておいしい食事を出してもらえて、夜間の暴風の中でも安心して休めて、山小屋ってありがたいなと思いました。夜間の暴風は本当にすさまじかったです。テント禁止も納得です。ちなみに夕食はエビフライとチーズのせハンバーグで、朝食は焼き鮭と卵焼きで、手作り味噌の味噌汁とご飯はおかわりOKでした。
フォトギャラリー:16枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
| グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
| 登山計画書(控え) | 医療品 | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン |
| トレッキングポール | 燃料 | ライター | カップ | ||
| 【その他】 アルミブランケット、はさみ、ウォ-ターバッグ | |||||
登った山
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- 最適日数
- 1泊2日
- コースタイプ
- 周回
- 歩行時間
- 6時間40分
- 難易度
- ★★
- コース定数
- 28



















