甲斐駒ケ岳&仙丈ヶ岳テン泊登山南アルプス林道バスが全開通しました＼(^^)／

日帰り

甲斐駒ケ岳仙丈ヶ岳（南アルプス）

2021.10.10（日）～2021.10.11（月）

パーティ： 2人 (谷の料理長さん、ほか1名)

谷の料理長さん

行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他：中央道諏訪南IC下車～国道60分～仙流荘駐車場（協力金￥200）→（南アルプス林道バス往復￥2740）→北沢峠
2021年の運行は11/15迄
【仙流荘発】土日祝は始発5:30以降6:05,8:05

【北沢峠発】→15:00乗車その他午後便は13:10,16:00が最終

この登山記録の行程

【1日目】
北沢峠6:20到着→長衛小屋キャンプ場(6:45テント幕営)→北沢峠(08:04)・・・五合目（大滝ノ頭）(09:42)[休憩 5分]・・・藪沢小屋(10:15)[休憩 2分]・・・馬の背ヒュッテ(10:38)[休憩 20分]・・・仙丈小屋(11:50)[休憩 60分]・・・仙丈ヶ岳(13:17)[休憩 20分]・・・小仙丈ヶ岳(14:30)[休憩 5分]・・・五合目（大滝ノ頭）(15:17)[休憩 2分]・・・北沢峠・・・長衛小屋(16:35)

【2日目】
長衛小屋キャンプ場(04:00)・・・仙水小屋(04:44)[休憩 2分]・・・仙水峠(05:26)[休憩 5分]・・・駒津峰(07:27)[休憩 10分]・・・甲斐駒ヶ岳(09:36)[休憩 40分]・・・駒津峰(11:28)[休憩 2分]・・・双児山(12:18)[休憩 3分]・・・北沢峠(13:33)・・・長衛小屋(13:45)→テント撤収→北沢峠バス発15:00

コース

総距離: 約17.7km

累積標高差: 上り約2,381m; 下り約2,428m

コースタイム: 標準14時間35分; 自己15時間20分; 倍率1.05

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

歌宿迄だった南アルプス林道バスが北沢峠迄一本で通行可能になったので仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳の2座テント泊登山してきました。日曜朝4時頃仙流荘にある駐車場に到着！第一駐車場はこの時点で満車でした。
5:30分始発のバスに300名の列。28名乗りなのでバス5台程確認しただけで臨時便が出ていました。
4:50分頃からチケット売り場が開けられて券売機で往復チケットを購入。３台目のバスで自分は乗ることが出来ました。補助シートを利用するので15㎏のザックを膝にのせて我慢の中北沢峠迄45分無事到着！バスは感染対策としてマスクの着用に窓は開けられて、会話は控えるようにアナウスされていました。

予約してあった長衛小屋のキャンプ場に幕営前日土曜日は予約でいっぱいでしたが、日曜日の夜は半分くらいでした。ザックを身軽にして北沢峠にある登山口を8：00に出発！先ずは仙丈ケ岳へ♪
北沢峠から5合目までは結構急登なので意識的にゆっくり目に登りました。シラビソの樹林帯が美しく右に鋸山、左に北岳が木の間から見えて楽しい♪
5合目から右回りで馬の背ヒュッテまでは緩やかな登りチョットした鎖場もあります。水が枯れている案内ありましたが、ありました。仙丈小屋までの登りが一番きつかったかな。ちょっとした高山病症状が出て疲れで睡魔との戦い。酸素取り込みと糖分、塩分補給を意識して4ｈ20で何とか仙丈小屋に到着！山頂方面のカールが美しい♪ここで昼食休憩後山頂へ30分位何とか日本百名山1～3位の富士山、北岳、間ノ岳が確認できましたがその後は曇に覆われてしまいました。休憩後小仙丈ケ岳へ。結構大きくて長く感じました（＾＾；）因みに山頂にはいかない人は巻道もありました。登録地図は北沢峠に下山ルートを表示していますが下山は二合目を右にキャンプ場へ下るルートで下山しました。長衛小屋方面はこちらがおすすめ。
仙丈ケ岳山頂から3時間位で長衛小屋キャンプ場に下山到着！登山開始から休憩含めて8時間30分でした。

キャンプ場は広い平地で脇には沢があり囲まれた山肌がすっかり紅葉でパッチワークの色付きで美しい。又何より夜の星の眺めに圧巻！満天の星空ってこういう事だと思いました（＾＾）♪夜は標高２０００㍍だけあり気温１０℃未満位で冷えるのでダウン等防寒は必要かと思います。

二日目　早朝4時ヘッドランプを装着して甲斐駒へ。仙水峠へ反時計回りで向かうのですが、仙水小屋までの緩やかな登りはとにかく暗い中では登山道が解りにくく道迷いの注意が必要！実際ルートアウトしてしまいスマホアプリで事なきを得ました(^o^;) 仙水峠には80分程で到着。
山肌が赤く染められ朝の雲海の眺めに感激♪ここから駒津峰迄最大の長い急登に苦しめられましたが途中仙丈ケ岳に北岳、間ノ岳、塩見岳を眺めのご褒美で何とか駒津峰に。
ここで中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、槍穂高迄、そして裾野広がる富士山の眺めです。

駒津峰から甲斐駒ヶ岳山頂迄の道のりも痩せ尾根や急な岩登り下り、花崗岩の白砂のザレ、ガレの道のりも疲れた状態からは注意が必要です。二日連続の百名山で疲れの残る中5時間30分かけて何とか甲斐駒ケ岳山頂に到着！前回はガスガスで真っ白だった山頂の眺めでしたが360度見渡せる大絶景！八ヶ岳方面には浅間山や妙義山、赤城山迄確認できました。
北アルプス、中央アルプス、昨日登った仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳、そして鳳凰山の後ろに富士山も。　　もう100点の眺めで言う事なし♪どこを見ても絶景でした（＾＾）
下山は双児山から北沢峠へ。北沢峠迄長く登り返しは少し厳しいですが道は歩きやすく整備されていて眺めも常に良いので楽しくて安心感がありました。

下山後テントを撤収して北沢峠15時のバスで仙流荘へ。平日なので登山客も少ないであろうと思いきや多くの登山者でいっぱいでした。帰りは諏訪にある日帰り温泉に立ち寄って帰りましたが、仙流荘でも￥500で日帰り温泉が利用できるそうです。

二日間天候に恵まれ大満足の仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳でした。次回は７月の高山植物が盛りの仙丈ケ岳を求め再訪したいものです（＾＾）v

フォトギャラリー：107枚

朝4時仙流荘にある
南アルプス林道バスチケット売場往復￥2740

5時の時点で300人程の列(^o^;)
始発5:30の出発

途中カモシカが♪

約45分で北沢峠に到着

こもれび山荘

6:35 歩いて15分の所に長衛小屋のキャンプ場
日/￥900現在完全電話予約です

8:00 北沢峠へ戻って

甲斐駒ケ岳への登山口と左右に分かれています。

先ずは仙丈ケ岳へ

綺麗なシラビソと苔に囲まれた登山道

一合目

二合目

甲斐駒ケ岳が見えます

三合目

五合目
馬の背と小仙丈ヶ岳への分岐
馬の背へ

鋸山

沢の滝

鎖場
注意すれば問題ないです

甲斐駒ケ岳　カッコいい！

藪沢小屋　無人です

トイレあります

約150分で馬の背ヒュッテ到着

小仙丈ヶ岳（左）仙丈小屋（右）

馬の背の分岐

ハイマツに囲まれた尾根道

小仙丈ケ岳

小屋と山頂が近づいてきました

涸沢の様な雰囲気のカール

11:50 仙丈小屋・仙丈藪沢カール
休憩するベンチ・トイレがあります

12:50 山頂へ

右側から巻くようにザレバを登ります

少し登って小屋を見下ろして♪

雲が上がってきました
標高が上がって息もあがります。

山頂迄あと少し・・・。

13:15

3033㍍仙丈ケ岳山頂に到着！

山梨百名山の標木

石仏

三角点

日本百名山ワンツースリー
右から間ノ岳、北岳、僅かに富士山
今回はこれが限界でした

大仙丈ケ岳？初めて知りました

その仙塩尾根　大仙丈ケ岳方面

今回は左側の小仙丈ヶ岳方面へ

小仙丈尾根

振り返って仙丈ケ岳山頂　さようなら

仙丈藪沢カール

綺麗なカールです

こちらからも仙丈小屋へ下ることが出来ます

小仙丈ケ岳山頂は一番右奥
名前と違って大きい

14:30
2864㍍小仙丈ケ岳に到着

15:20
40分位で五合目に戻ってきました

四合目

三合目長衛小屋との分岐
右側がキャンプ場への近道です

16:30
登山口に戻ってきました

夜　キャンプ場　
満天の星空でした
翌朝4時に出発

4：45　仙水小屋

5：25仙水峠

東方面　綺麗な雲海

粟沢山、甲斐駒ケ岳への分岐です
左方向のまず駒津峰へ
この先から急登です

左手には既に甲斐駒も見えます

日の出

シラビソからの木漏れ日が美しい

早川尾根

太陽の温かさを感じます

ハイマツとシャクナゲ帯になって森林限界が近づいて景色も広がります♪

7:27
駒津峰（6合目）

甲斐駒ケ岳

仙丈ケ岳

鳳凰山、右上に富士山

左に御嶽山　右側に乗鞍岳

穂高連峰方面
槍ヶ岳もわかります

八合目
中央アルプス（木曽駒ヶ岳）方面

直登ルートと摩利支天（右）への分岐
どちらでも60分で山頂へ行く事が出来ます

駒津峰方面

山頂方面まるで別世界

花崗岩の道

摩利支天との分岐
正面左手前が摩利支天です

甲斐駒ケ岳山頂へ

茅ヶ岳、韮崎市方面

結構岩登りって感じです

山頂が見えてきました

鳳凰山と富士山

ズーム　やっぱり富士山は美しい♪

9:36
2967㍍甲斐駒ケ岳山頂に到着！
バックは仙丈ケ岳

北アルプス方面

山頂部

八ヶ岳方面　浅間山も♪

北岳、間ノ岳

鳳凰山と富士山

神社の方へ移動して富士山の眺め

振り返って甲斐駒ケ岳山頂方面

様々な石碑等がありました

剣が何とか確認できました

下山です
昨日登った仙丈ケ岳に
北岳、間ノ岳、塩見岳を眺めながら♪

11:28
駒津峰に戻ってきました

振り返って♪

鳳凰山、富士山方面
何枚も撮ってしまいます

双児山方面へ

一気に下ります

駒津峰と甲斐駒ケ岳
登り返します

12:18
双児山到着

見納め

粟沢山と鳳凰山も

麓は紅葉最盛期です

二合目

北沢峠に戻ってきました
山頂から3時間位でした

13:33
北沢峠の登山口

キャンプ場　テントを撤収して北沢峠から15:00の南アルプス林道バスで帰りました

お疲れ様でした

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装備・携行品

シャツ	アンダーウェア	ダウン・化繊綿ウェア	ロングパンツ	靴下	レインウェア
登山靴	バックパック	スタッフバック	スパッツ・ゲイター	水筒・テルモス	ヘッドランプ
タオル	帽子	グローブ	サングラス	着替え	地図
コンパス	ノート・筆記用具	登山計画書（控え）	医療品	虫除け	ロールペーパー
非常食	行動食	トレッキングポール	GPS機器	ストーブ	燃料
ライター	カップ	クッカー	カトラリー