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神塚尾根(惣岳山)下山でリベンジ&藪尾根練習▲

惣岳山▲( 関東)

パーティ: 2人 (Noob Scouter さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: JR青梅線御嶽駅の裏手

この登山記録の行程

御嶽駅(09:00)・・・惣岳山(10:45)[休憩 55分]・・・神塚山(12:00)・・・沼沢林道合流(13:30)

コース

総距離
約4.4km
累積標高差
上り約601m
下り約586m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今日は、普段お世話になっているベテランの方と一緒に、青梅は惣岳山に行ってきました。お目当ては山頂ではなく、その先の下山路です。先日ビビッて敗退した神塚尾根、このルートの経験者であるベテランさんのご協力をいただけることになり、再度のチャレンジです。
(※1)

前回同様御嶽駅からスタートし、一般登山道で惣岳山まであがりました。9時に御嶽駅にて集合しましたが、電車は観光客で一杯で、改札を抜けるところから列ができてましたw登山道は、好天のおかげでぬかるみもなく、助かりました。

惣岳山頂上には10:45に着きました。ペースは上々です。
ここでしばし休息です。登りの道中でお聞きしてた奥多摩界隈のマイナーなお山の名前を、私が持ってきてた守屋地図を広げながら色々教えていただきました。こういう時間が楽しいですね☆
休憩中、御嶽駅から登ってくる人や岩茸石の方から来る人、たくさんのひとがいましたが、やはりというか我々の行く方に足を向ける人は皆無でしたw
「同じようなひといますかねー?w」
なんてお話していましたw

今回の山行の目的のひとつで、どうやら下山路途中にある神塚山へのお手製の道標があるらしい、との情報があり、山頂で休憩しながら手分けして探したんですがそれらしいものもなく、歩きながら見ていくことに。そうして、前回私がビビッて引き返した区間に入っていきます。

道らしい道なんかなく、足場を手探りで見つけながら、ゆっくり下へ降りていきます。場所によってはきちんと両手も使って身体を支えます。
少し下るとその先に平地が見えて、まずはそこまで行って第一関門クリアしました。曰く、そこから神塚山までは厄介なところもないとのことで、確かに歩きやすい区間でした。
(※2)

図中624のところが神塚山で、そこにお手製の山頂標があり、惣岳山で探していたまさにソレだったので、ようやく見つかったことが本日のハイライトの一つでした。傍に古い山頂標の杭が転がっており、ソレがだめになった代わりに設けられたようでした。

そしてこの先が本日の第2関門とのことで、私としても今日イチ為になる経験が出来ました。
私が事前に把握していた守屋地図ルートでは山頂から南に行きますが、今回は西に針路をとりました。
(※3)

道らしい道はないが、
『歩けるんだから問題ない』
というスタンスでズンズン進んでいきます
( ̄^ ̄)

私にとっては目の醒めるような経験でした。漫然と、道があるから歩ける/歩いていい的な前提を設けていたように思います。ですが今回歩いてみて
『歩けるんだったらどこ歩いたっていいンだよ』
ということを実踏を通して気付かされました(傾斜には依然注意が必要ですが)。

少し降りたところで、若干針路修正を掛けました。左手(南側)に、よりゴール寄りになる尾根が見えたので、林業の人が使ったであろう細い斜面のラインを利用してシフトチェンジしました。歩けるというほどの幅もないので、慎重に歩を進めます。
(※4、5)

新しくのった尾根も、歩きやすさはそれまでと同じくらいな按配だったので、まぁOKということでずんずん下りていきます。すると伐採地があって、素晴らしい展望が開けていました。

しばし景色を堪能したらさらに下降。カヤト帯になっていましたが、林業か電力会社の人が巡視で利用してるのかいくつか踏み跡がありました。先行する先輩に道筋の選定をしてもらい、再び尾根上の植林帯に入っていきました。
予定としては、最終的に守屋のルートに合流の目論見があったんですが、流れ的にこのまま尾根を下りて行った方が良さそうということになり、一直線に降りていきます。その先で林道に行き着くことがはっきりしていました。
(※6)

先ほどの伐採地からやや進んだ段階で、下の方に林道のアスファルトが見えてきました。近づくにつれ、ゴール直前が一番足場やその選定に苦労する箇所が多かったですw
写真でも奥に林道が見えています。
13:30、無事に林道に降り立ち、すぐに青梅街道に出て無事に本日の行程を終えることが出来ました☆

書きそびれましたが、今回のルートは「バリ」を通り越して「藪」レベルでした。
今回はベテランさんの歩きをほとんど後ろから見させていただく格好でしたが、がんばってついていく中で『あ、藪尾根はこういう感覚(スタンス)で歩くのか』など、自身の今後に向けて沢山のことを経験させてもらえました。

最後川井駅で電車を待つ間、回数こなしていけば心理的にも段々慣れてくる、ルートミスも楽しむ的なアドバイスももらえたので、これを軸に今後の練習山行を組んで行きたいと思いました。
(^^)

改めて今日の藪尾根歩きで学んだ大きなことを備忘録兼ねて書き出すと...
・歩けるんだったらどこ歩いたっていい
・針路は適宜修正すればいい
・最終的にいい按配のところにゴールできればOK
・回数重ねる
だと思っています。

今日は自身の山歴の中で、文字通り初めてのタッグチーム山行でした。個人的にこれまで読図練習を重ねてきましたが、ソロではどうしても頭打ち感が否めなかったので、次の段階へ行く為にも今日という1日は、今後の展開に期待が持てる、最高に楽しい時間でした。

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