下名栗のマイナー尾根からの黒山都県境稜線

日帰り

柳沢左岸尾根、黒山、岩茸石山、惣岳山（関東）

2025.11.23（日）

パーティ： 1人 (ガバオさん )

ガバオさん

行程・コース

天候

曇りのち晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他：往）飯能駅北口7:30発の湯ノ沢行きバスにて黒指バス停下車
復）沢井駅

この登山記録の行程

黒指バス停（8:02）－（下名栗諏訪神社）－柳沢橋（8:33／8:44）－464m地点（9:20）－都県境界尾根合流・ベンチ（10:08）－常盤林道交差（10:15）－黒山（10:32／10:43）－名坂峠（11:44）－岩茸石山（11:53）－（惣岳山北面巻道）－沢井尾根、分岐の祠（12:42）－（八雲神社）－沢井駅（13:22）

コース

総距離: 約13.8km

累積標高差: 上り約1,163m; 下り約1,123m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

飯能市の下名栗からマイナー尾根を辿って黒山に上り、高水三山をかすめて沢井駅まで歩いてみました。
奥多摩の紅葉もいよいよ終盤。今年の紅葉は鮮やかで見応え十分です。

≫前々から赤線トレースを引きたいと思っていた空白エリアのマイナー尾根ルートです。
足慣らしを兼ね少し手前の黒指でバスを降り、入間川沿いの県道を歩いて取付きに向かいました。

途中に立ち寄った神社の境内に何か見覚えがあると思ったら、YouTubeで獅子舞の動画を見たことのある「下名栗諏訪神社」だったのには驚きました。
因みにこちらの獅子舞は、これから向かう大丹波の名坂峠を越え、高水山浄福院を経て伝承されたもので、こんな思いがけない発見があるのも低山歩きの楽しみの一つです。

その下名栗から黒山～小沢峠に続く都県境稜線に向かって無名の支尾根が幾筋も伸びています。
その中から今回選んだ長めの支尾根に強いて名前を付けるとしたら「柳沢左岸尾根」か「湯基入右岸尾根」となるでしょうか。小さな柳沢橋の袂の斜面からすんなり取り付くことが出来ました。

尾根筋には薄い作業径が通っていて危険個所はありません。　
地形図では針葉樹林記号に囲まれていますが、途中、紅葉越しの棒ノ折を展望できる個所もあり、取り付きから1時間半程で都県境稜線に合流すると更に30分弱で黒山に達します。

黒山からは「関東ふれあいの道」の一般道で高水三山に向かい、ハイカーさんで賑わう岩茸石山から惣岳山北斜面の巻道に入って熊鈴の隊列から離れると、静かな沢井尾根から沢井駅に下りました。

沢井と言えば「澤乃井」という訳で、小澤酒造に隣接する酒屋さんで新酒を二本仕入れました。
今年最後の三連休の中日。酒蔵直営の「ままごと屋」の庭先は美しい紅葉に包まれ、沢山の観光客で賑わっていました。

本日の総歩数31,250歩、消費エネルギー2,531kcal也

フォトギャラリー：44枚

黒指バス停で途中下車。

足慣らしがてらに入間川沿いの県道を歩きます。

「久通谷橋」、「下久林」、「久林」の三つのバス停を過ぎた先で入間川の右岸に渡ります。

途中、道筋の神社に立ち寄って入山のご挨拶。

どこかで見覚えのある境内だと思ったら、YouTubeで観た事のある下名栗の諏訪神社でした。。。

小さな柳沢橋を渡り、「春田産業」の看板の脇から尾根に取り付きました。

尾根腹の踏み跡は有る様な無い様な、、、

直ぐに判り易い尾根筋に出ました。

足元に名栗の山里を見通せます。

尾根には作業径が付いています。

自然林の紅葉も楽しめます。

大門→ゲートの看板。意味不明。

尾根筋の様子

今年の紅葉・黄葉は鮮やかですね。

小沢峠に続く都県境稜線との合流点にはベンチがあります。

そのまま黒山に向かいます。

成木から繋がる常盤林道と交差します。

手持ちの登山詳細図（2020年版）には「林道終点」と記されていますが、現在はその先も林道が延伸されています。

馬乗馬場。
鎌倉武将の畠山重忠が馬を走らせたと伝わります。

林道は既に黒山の山頂下辺りまで延伸されている様です。

黒山に最後の上り。

黒山（842.3m）。ベンチが新調されていました。

黒山稜線からの棒ノ折（棒ノ嶺）

稜線の展望台から大丹波集落を見下ろせます。

稜線の紅葉

名坂峠。
獅子舞が伝承された道です。

岩茸石山の山頂は大勢のハイカーさんで賑わっていました。

山頂から川乗山方面の展望。

そそくさと混み合う山頂を後にしました。

縦走路から惣岳山北斜面の巻道に入ると、再び静かになります。

そのまま沢井尾根に入ります。

祠の地点で尾根筋を離れます。

沢井に下る径

地図上は破線が交錯していますが、迷う心配はありません。

高圧鉄塔脇を通過。

麓に下りて最初に出逢ったのは人ではなくサルでした。

八坂神社に下山のご挨拶。

沢井駅を横に見て、、、

小澤酒造の前まで行ってみました。

酒蔵直営の「ままごと屋」の庭園の紅葉。観光客で賑わっていました。

酒蔵の隣の酒屋で澤乃井の新酒を二本仕入れ、13:45の電車で鳩ノ巣に向かいました。

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装備・携行品

シャツ	アンダーウェア	ロングパンツ	靴下	レインウェア	登山靴
バックパック	スタッフバック	水筒・テルモス	ヘッドランプ	予備電池	タオル
帽子	地図	コンパス	ノート・筆記用具	登山計画書（控え）	ナイフ
ツエルト	健康保険証	ホイッスル	医療品	ロールペーパー	携帯トイレ
非常食	行動食	GPS機器

参考になった（4）

SPECIAL

みんなのコメント

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すてぱん
2025.11.27 09:53

ガバオさん、ご無沙汰しております

相変わらずディープな奥多摩紀行

一番ニヤリとさせられたのは、鳩の巣に向かわれたことです！
もう第二の故郷という感じでしょうか？
ガバオ
2025.12.01 13:20

すてぱんさん、こんにちは。
いやはや、、、、最近は奥多摩行きの目的の6、７割が下山後の飲み歩きとなっている感じでしてｗｗ
鳩の巣でお風呂に入って一杯やった後、電車で氷川に流れて行き付けを梯子するのが週末のルーチンとなっております。
電車代が馬鹿になりませんが、飲み代はお安いので助かります（笑）