行程・コース
この登山記録の行程
さわらびの湯バス停(08:19)・・・白谷橋(08:38)・・・藤懸の滝(09:02)・・・岩茸石(09:59)[休憩 10分]・・・権次入峠(10:26)・・・棒ノ嶺(棒ノ折山)(10:41)[休憩 26分]・・・権次入峠(11:17)・・・岩茸石(11:34)・・・白地平(11:56)・・・さわらびの湯バス停(13:01)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
ここ数回の山行で、体力が心配だったので、程度はそこそこでちょっと難易度が高いといわれる棒の折山に挑戦。翌々日が休みもあり、頑張って上ることにした。
天気は残念ながら曇りと予報。所沢に前日泊で、飯能からバス。バスは10人ちょっとの登山客と数人の一般客。さわらびの湯につくと、車がそこそこ止まっていた。トイレを済ませてダムへ向かう。
登り途中の紅葉がきれいだった。ダムは両面なだらかで、名栗湖をつくっている。湖面に移る紅葉もきれいだった。ぐるっと回ると白谷沢への登山口につく。(ここまでバスのシャトルがさわらびの湯から出ていて途中で追い抜かれた)
ここからは普通の山道に入る。川を左にみて登っていくと、川を渡渉するところもおおくなり、小さい滝がいくつもあって、楽しい。藤懸の滝もさほど大きなものではない。
岩が増えてきて、有名なゴルジュにさしかかる。岩をよじ登るところがあり、ここらで先行している登山客たちに追いつき、ローブで登るところでは並ぶことになった。一組前は家族ずれで、小学校低学年ぐらいの子がロープで器用に登っていく。ところが心配した父が後ろからロープをもって登り始めると「股が股が」と子供が。ロープを引いたために股にロープが食い込んでいる。これには爆笑した。途中で「ロープは下りるときに使うので登りはそのままでよい」という声が聞こえ、確かによじ登るのにロープなしでも大丈夫だった。鎖場もありかなり楽しい。中級といわれるゆえんだろうが、初級者(小さいお子さんも含めて)でも注意すれば比較的安全に登れる。
岩場を抜けると少し平たんになった巻き道のような登山道で、ブナの林を抜けていく。ぐるっと回るようにして、岩茸石につく。ここから権次入峠(ゴンジリ)までと棒の折山までの2段階でのぼりが続く。かなり古くなっているのか階段状の木道は危険なので使用しないようになっていて、わきに道ができている。木の根がうねうねしているところで足を取られやすい。整備の悪いことろはかなりの段差で、疲れた足にこたえる。権次入峠で休憩している登山客が多かったが、先が少し平たんになっているのでさらに少し上ったところでベンチがあったので休憩。山頂付近はブナもすっかり枯れて、ススキとわずかな紅葉があるだけ。心配された天気は、時折晴れ間を見せてくれたが、遠方の稜線は写真でははっきり取れない程度にかすんでいた。広々していて気持ちの良い山頂で、ツアーらしき一団が来ると、「すぐに体が冷えるから着こむように」と説明していた。温かいものを口にしていてが徐々に冷えていく。着込んで冷え切る前に下山スタート。下りも木の根は厄介だった。
岩茸石にもどると学生さんが楽しく岩に登っていた。岩のわきを抜けて白地平方面へ。ひたすら下っていく。道路を2回横断した。道路はあまり使われていないのか、落ち葉でおおわれていた。道路は峠にあるので少し上りが入って、白地平へ。開けたところからは名栗湖をささえる有間ダムが見える。その後はひたすら下り。さわらびの湯から川を挟んだ反対側へおりてくる。
バスがちょうど行ったところだったので、30分以上休憩して帰路についた。
行きはヤマノススメのバスだったが帰りは普通の国際興業バスだった。家に着くころには少し霧雨になっていた。
今回は岩登りなどちょっとしたアドベンチャーがあって大変楽しく、体力の限界を感じても少しずつ登っていけたので体力にも少し自信が持てた。







































