行程・コース
この登山記録の行程
小仏(07:28)・・・景信山登山口(07:36)・・・景信山(08:25)休憩20分・・・堂所山(09:31)・・・関場峠(9:55)・・・三本松山(10:09)・・・大嵐山(10:22)杉ノ丸(11:03)・・・狐塚峠(11:30)・・・木下沢登山(11;47)・・・裏高尾バス停(12:32)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
数年来の大寒波で日本海側は大雪、こちらも東京で40数年ぶりのー2度を記録するような寒さでした。今年最後の山で、高尾山周辺で登っていなかったコースを選択。小仏バス停から景信山へ直行(ヤゴ沢でなく)を登りました。
小仏行きのバスは寒いにもかかわらず7:12分発は満員でした。景信山への登山口はヘアピンカーブが続く途中にあり、振り返るように階段へ登っていきます。最初は急登で尾根に出るとなだらかな登りになります。急登の途中では登山道を示す札がたくさんかけて会って、道に迷いやすいようです。一度は右か左か迷い。先行していた人も迷った挙句に左の急な道を登っていきましたが、本道はさらに左にありました。尾根からは青空で気持ちがいいです。のぼりながら徐々に霜柱が長くなっていきます。階段下のトイレのわきを登って山頂です。山頂は前日の雨のためか霜柱だらけ。人はまばらでしたがすでにお店はやっていました。お店には名物なめこ汁のなめこも販売していました。お店を抜けると富士山が見えます。少し雲がかかり風で横に伸びていました。しばし休憩していると鳴き声が盛んで、木にとまったのはエナガでした。鬼滅の刃の登場人物の多くが東京都出身で、一人は景信山出身という設定で、ポスターが出ていました。
ここから堂所山を経て、陣馬山山頂を通らずに降りるコースを目指します。
地面が凍り付いていて、前日の登山靴の足跡のまま固まった地面は、踏んでも崩れず、凸凹していました。笹が増えてきて、ふと見ると高尾山では有名なシモバシラ、地面からではなく、穂のわきから漏れた水が固まって花のように笹の茎についていました。初めて本物を見ましたがとてもきれいです。条件が重ならないとできないそうで、その後も数か所で見られましたが貴重な体験でした。ここらからときどき巻き道がありますが、今日は尾根を外さないように登ってみました。最後に堂所山へ。山頂ではタバコを吸っている人がいたので、さすがに注意して、写真を撮ってさっさと下山路へ。
知らずに進んで、道が思ったより狭く、以前に登ってきた底沢峠と雰囲気が違うため、GPS地図を見ると、下り口を間違えて裏高尾の尾根道を歩いていました。すでに20分以上たっていたので急遽コースを変更。以前に下調べをしたことがあったのでおおよそは予測していましたが、登ってくる登山客ともすれ違うので、安心しました。関場峠からの路は2019年の台風から通行止めになっていたようなのでその先までは進んでいきます。
尾根道は上り下りが多く、足にこたえる道でした。三本松山、大嵐山、湯の花山までのぼって、日当たりが良いので湯の花山の山頂で休憩。(湯の花山の山頂の看板は木の上の方にあります)ここからの下りはとても急峻で、湯の花山で休んで正解でした。その後さらに上り下りが続き、黒ドッケ、杉の丸を超えると狐塚峠につきます。無計画な登山になって、行ったことのある富士見台までいくか悩みましたが、足腰と相談し、木下沢へ降りることにしました。一気に下って、河辺へ。そのあとは木下沢の林道を歩きます。もっと舗装されているかと思いましたが砂利道で川の景色もよく、セセラギの音も楽しめます。木下沢の梅林の下を通ってバス道に戻ってきました。12時台のバスの本数が少なく、少し足を延ばしましたが、裏高尾のバス停に椅子があったのでここで終了。バスは15分ほどできましたが、木陰で凍えるほど寒かった。
路を間違えた戻るのが原則ですが、いずれ行こうと思っていた道で、冒険心もあり、楽しい山行になりました。シモバシラもエナガも凍った山道も富士山もいろいろ楽しい山行でした



















































