行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
道の駅つるを利用。
この登山記録の行程
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
山初めはどこへ登ろうか迷っていたら、いつの間にか松の内が過ぎようとしていました。都心で9cmもの記録的な積雪があったので、しめしめ、これなら近郊の低山も雪化粧しただろう、雪景色の向こうに富士山まで見えたらいいなぁ、さらに、朝日に染まったら最高だろうなぁなど、欲張りな妄想が浮かんできたので、急きょ、大雪の翌日に出かけたのでした。
夜中3時、凍結した道路に気をつかいながら出発し、山梨へ向かいました。ところが、西へ向かえば向かうほど雪が減っていきます。八王子を過ぎ、国境のトンネルを抜けたら、ほとんど雪はありませんでした。都心であれだけ降っても山沿いでは降らないこともあるんですね。驚きました。気象は難しい…。これなら、まだ高尾山のほうが雪山感があってよかったかななんて後悔もよぎりましたが、せっかくなので、企画を遂行します。
都留の道の駅に駐車し、カップラーメンで腹ごしらえしたら、活動開始。まだ5時前で、あたりは真っ暗。星だけは明るかったです。山頂で朝日を浴びる富士山を見るのが目的なので、先を急ぎます。新春最初の山は九鬼山。「鬼」がつく山は、なんだか厄払い感があります。
ナイトハイクはあまりやらないので、なんでもない登山道でも不安や恐怖が生じます。真冬は、幸い蛇や虫の心配はないですが、年甲斐もなく幽霊とか奇怪なものに怯えがちなので、考えなくていい怖いことを想像しては、いちいちそれを克服するといういたちごっこを繰り返していたら、あっと言う間に山頂まで着きました。予定より早く着いたので、富士山はまだ薄暗い中にぼんやりとそびえていました。凍てつく寒さでしたが、日の出まで待たなければなりません。ダウンジャケット等を着込んで、撮影に備えます。
東のほうから空が茜色になっていきます。いよいよ富士山にも朝日が当たると、紅だったり、黄金色だったり、わずかな時間にいろんな色調へ変化します。思わず手を合わせてしまうような、そんな神々しい姿でもありました。本日は快晴。昨年九鬼山に登った時は全く富士を拝めなかったので、リベンジも大成功です。
ひとしきり撮影をしたら、縦走の再開です。次は御前山。こちらも、前回は富士山を拝めなかったので、とりこぼしていた風景を写真に収めます。そして、最後に菊花山。初めて訪れる山でした。富士山と大月の市街地が一望できるのがいいです。
下山後は車道を4kmほど歩いて道の駅まで戻りました。休憩したあと、よく山梨に来るわりに、まだ食べたことがなかった吉田うどんを頬張りました。快晴の天気がずっと続いていたので、さらに欲張って、二十曲峠からのダイヤモンド富士も見に行きました。幸先のいい登り初めになった気がします。
みんなのコメント