行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
唐沢山駐車場8:50*****諏訪岳10:20(休憩20分)*****駐車場11:40
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
クマガイソウ。
訪れた五丈の滝前植物園の薄暗い杉林に1500株の特異な花が咲き乱れていました。
山野草に特別興味があったわけではないが熊谷の名が付くこの花をいつか一目見てみたいと思っていました。
近年、ラン科特有の魅力的な姿が災いし、自生地は荒らされ、国の絶滅危惧種になってしまったこの花は繁殖が難しく地元熊谷でも中々繁殖しなかったようです。
そんなクマガイソウが佐野市の山間の個人の植物園にひっそりと咲いているとわかり、ついでにお昼に久しぶりに佐野らーめんでも食べるかあと思い、そしたら少し歩くかあとツツジが満開の唐沢山神社から諏訪岳まで歩いてきました。
五丈の滝前植物園のクマガイソウと唐沢山神社のツツジの開花状況は佐野市の観光協会で
https://sano-kankokk.jp/?p=1596
唐沢山ハイキングコース
http://karasawayama.com/hiking
そうそうウィキペディアで調べると和名の由来は、アツモリソウ。膨らんだ形の唇弁を昔の武士が背中に背負った母衣に見立て、源平合戦の熊谷直実(くまがい なおざね)と、一ノ谷の戦いで彼に討たれた平敦盛(たいら の あつもり)にあてたものである。と。
今まさにNHKの大河ドラマ<鎌倉殿の13人>で放映中ですね。
それでは出発します。
フォトギャラリー:52枚
くい違い虎口からスタートです。
唐沢山城の説明板。
ツツジが満開です。
虎口からすぐの天狗岩に登ると
南側の展望。春霞で三毳山が薄っすらと。空気が澄んでいる秋冬だったら関東平野が見渡せるんだけれどね。
西側。赤城山は見えないや。何度か来ているがここから見る夕焼けが好きです。
山座同定。
日光男体山や日光白根山は見えました。
唐沢山荘前には人気者の捨て猫君。
こっちは少しビビりかな。
続日本百名城の唐沢山城は山城としては関東最大級。今日は時間が無いのでゆっくり見ませんが時間があれば見て回ると凄い城跡だと分かりますよ。
ツツジ咲く参道を行き
唐沢山神社がある本丸へ。ここが唐沢山山頂です。
社務所の前の古い山頂
近くには猫君がお昼寝中。
社務所の脇から諏訪岳へ向かいます。
山道にはチゴユリがたくさん咲いていました。
広い林道を通ったり
関東ふれあいの道<松風のみち>なので標識もたくさんあり迷うことはないと思います。
京路戸峠手前からヤマツツジや
ミツバツツジが現れはじめました。
京路戸峠は見晴らしはありませんが休憩するベンチが幾つかあります。
ここからはヤマツツジロード。
諏訪岳へ
ツクバネウツギかな。
ヤマツツジが道のいたるところに咲き急登をひと踏ん張りすると
諏訪岳山頂。
予想外のヤマツツジの山。
山頂で一緒に休憩していた地元の佐野の男性も秋冬は良く登るがこの時期に始めて来てヤマツツジがこれだけ咲いているのに驚いていました。
20分ほど休憩して来た道を戻ります。
唐沢山方面
帰りもツツジロード。
新緑も眩しいですが今日は暑いなあ。
菫
唐沢山城に戻ってきました。関東では珍しい立派な石垣です。
三の丸の藤も満開。
紫と白と青空。
唐沢山城は紅葉も綺麗ですよ。
大炊の井戸の水鏡にツツジ。
さて虎口まで戻ってハイキング終了。このあとラーメン太七で餃子セットを完食し午後は五丈の滝前植物園へ向かいます。
所変わって五丈の滝前植物園の駐車場。30台ほど駐車できそうです。但しここまで小さな標識しかなく田んぼの狭い道を通りますので気をつけてください。
ここは広瀬さん親子が2代にわたって管理する個人植物園です。入園料は無料ですが気持ちだけ。
小屋にはたくさんの写真もありました。
そして植物園の奥にお目当てのクマガイソウが咲き誇っていました。
アップで
凄い数
他にも少しずつ色々な花が咲くようです。



