行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
瑞牆山荘(05:45)・・・富士見平小屋(06:44)[休憩 78分]・・・大日小屋(08:50)・・・大日岩(09:30)・・・砂払ノ頭(10:52)[休憩 13分]・・・金峰山(12:15)[休憩 63分]・・・砂払ノ頭(14:17)・・・大日岩・・・大日小屋(15:47)・・・富士見平小屋(16:38)
【2日目】
富士見平小屋(07:50)・・・瑞牆山(09:24)[休憩 72分]・・・富士見平小屋(12:12)[休憩 111分]・・・瑞牆山荘(14:33)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今年のGWのメインイベントは山竹の会 3家族、6名で、富士見平でテン泊をしての金峰山(2559m)と瑞牆山(2230m)の百名山2座をやろうというものである。
GW前はイマイチの天気予報であったが、直前のてんくらでは3~4日はオールAと絶好の条件となった。
2日の夜20時半に自宅を出発し、1時過ぎに現地Pに到着したものの既に満車で、少し超えたカーブのところに駐車(5台ほど駐車可能)した。
その後もどんどん車がやってくる中でしばし仮眠(少し寝酒)。
5時過ぎに起床してパンを食べて瑞垣山荘前に集合して5時45分にスタート。
富士見平までは約50分で厳しい登りではなく、テン泊装備でもそれほど苦もなく登れる。
途中、瑞牆山が一望できる展望箇所があり、てんくら通りの晴天となって圧倒的な山容に心が躍る!!
スタート時は結構寒かったが、行動中は風もなく汗も出ず結構いい感じだった。
ちょうど1時間で富士見平に到着し、山小屋で1人1000円を支払い早々テントを張る。
前日からのものも含めて、既に結構な数のテントが張られている。
山小屋から結構下ったところで3張分の場所を確保して設営。
設営後に軽食を食べて8時に金峰山に向けて出発。
アタックザックに替えて軽量装備(軽アイゼンは必要)で快適に進む。
が、それも大日小屋までで、大日小屋以降は鎖場を含めて結構な急登が続く。
大日岩あたりから所々で南ア・八ヶ岳の眺望があるが、基本樹林帯なので心が何度も折れる・・・・・。
砂払ノ頭の手前あたりで積雪があり、以降森林限界を越えて見晴らしが良くなる。
快晴の中目指す五丈岩が視界に入り、岩場を進んでいく。
山頂までに何カ所か積雪ゾーン(一部アイスバーン)があるが、登りはアイゼン無しでなんとかクリアできた。
五丈岩直下まで来るとこの季節でも霧氷・エビの尻尾が現れる。
12時過ぎにようやく登頂。
360度の絶景に感動!!
北アルプスは霞んでいたが、中ア・南ア・八ヶ岳・富士山が望めた。
おにぎりを食べて下山。
下山時は2カ所でアイゼンを装着。
途中、久しぶりのTX5だったからか、久しぶりの岩場多めだったからか両親指がズルった。
なんとか4時40分に下山。
親指の応急処置をして夕食。
あまりの寒さに宴会もほどほどに8時頃に就寝。
モンベル800#3+エスケープビビィにダウンを着込んで寝たが少々寒かった・・・・。
星空を見る余裕もなく朝を迎えた。
朝食を食べて8時前に瑞牆山に向けて出発。
沢迄下って(桃太郎岩)登り返す。
ここからは手も使いながら岩場・鎖場を登っていく。
危険度は高くないものの結構な登りである。
圧倒的な存在感のヤスリ岩を越えて更に岩場を登っていくと山頂である。
こちらは終始樹林帯ではあるが、山頂からは360°の絶景がある。
眼前に昨日踏んだ金峰山の五丈岩が聳えている。
昨日よりは少しモヤってはいるが、それでも快晴の中で絶景が広がっている。
軽食を食べて後ろ髪をひかれつつ下山。
岩場の下りは登りに比べて神経を使う。
沢を越えて小川山への登り返しでは意識がとびそうになった・・・・。
12時過ぎになんとかテン場に戻り着いた。
昼食(結局3食ともフリーズドライで済ませた)を食べて撤収。
膝・腰・足の親指の悲鳴を聞きつつ14時半に瑞垣山荘に無事下山。
ご褒美のソフトクリームを食べて解散した。
その後、我々は予約していた清里高原ハイランドホテルに向かった。
今回は登山を始めて初めてではないか??という、2日間共に無風・快晴というこの上ない山行となった。
両山ともに山頂からは絶景が望め、少々寒かったがテン泊も比較的快適なものであった。
ただ、富士見平小屋のトイレが男女ともに一つづつ(男子は大小一つづつ)しかなく、トイレ待ちは30~40分は覚悟が必要。
一方で、結果的にこの程度の行程でアップあっぷとなるとはいささか情けない。
登山の体力は登山でつけるのダ!!





































