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アカヤシオの花を見たくて折場登山口から前袈裟丸山へ

前袈裟丸山( 関東)

パーティ: 1人 (モーちゃん さん )

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行程・コース

天候

曇り時々薄日。微風。気温駐車場9~16℃だが蒸し暑い感じ。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: カーナビは「沢入駅そうりえき」と入力。東関東道伊勢崎ICを下りて大間々方面へ進み国道122号線を日光方面へ向かう。草木ダムの先「けさ丸山登山口寝釈迦」の道路標識を左折して小中西山線に入ってから約30分で折場登山口駐車場に到着。または、122号線小中信号機を左折し、大滝を右折しても良い。トイレ(非水洗、備え付紙無)。入山届。※国道122号線沿いにもトイレ有。ドライブイン草木、道の駅黒保根とファミリーマート。

この登山記録の行程

自宅4:15⇒6:40折場登山口駐車場7:08・・・弓の手コース・・・8:05賽ノ河原8:07 ・・・9:02小丸山9:23・・・避難小屋・トイレ・・・10:00昼食10:25・・・10:56前袈裟丸山(おやつコーヒータイム)11:53・・・避難小屋・トイレ・・・12:53小丸山12:56・・・13:54賽ノ河原13:56・・・両足攣るl・さらに道迷い・・・15:05折場登山口駐車場15:20⇒草木ドライブイン休憩⇒18:55自宅(関越道高坂SA付近で事故、約10㎞の大渋滞) 。

コース

総距離
約10.2km
累積標高差
上り約908m
下り約908m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 皆さんの登山記録を読んだり、写真を見たりしているうちに、私も、アカヤシオの密集地を歩いて、自分の眼で見たいなと強く思うようになりました。大型連休の頃が一番の見頃ではないかと考えたのですが、大変混み合うことは間違いありません。それを避けて、万事繰り合わせて、連休明けを狙いました。本日やっと念願が叶いました。

 今日は、やはりやや遅すぎたきらいがあり、花の色が褪せていたり、花が落下してしまった樹木もありました。それでも、見頃を迎えた樹木もたくさんあって、淡い桃色や濃い桃色の花びらがとってもきれいでした。私は、十分に満足することができました。

 登山道を歩いていて、アカヤシオが360度いつも目に入った場所は、賽ノ河原の先から始まり、小丸山と袈裟丸山のコルまでが一番のお勧めです。アカヤシオの花が鮮やかで、密集度が大変高かったです。

 小丸山頂からの眺望は、大変良かったです。左から右へ、私が向かう前袈裟丸山・昨年登頂した後袈裟丸山・中袈裟丸山・奥袈裟丸山を山座同定することができました。さらに皇海山・日光白根山・庚申山・男体山。

 登山道は、笹が刈られていて、歩きやすく助かりました。一番きつかった場所は、小丸山から下って、袈裟丸山へ上り返す場所です。大変な急登の連続で、しかも、足場が悪く、滑りやすく、樹木の根とロープに助けられました。ステップの段差が大変高く、足腰には、負担がかかりました。この影響が下山時に現れました。皆さんの顔を伺っていると、私だけでなく、大変辛そうでした。

 10時56分、やっと袈裟丸山頂に着き、樹木の間から展望を楽しみました。山頂から後袈裟丸山方面へ約40mも進んだところにあるシャクナゲ群生地先は、展望が開けていました。少しぼやけていましたが、大変すばらしかったです。私は、視力が弱いため、居合わせた方に山座同定していただき、山々の名前を教えていただきました。ありがとうございました。

 左から右へ苗場山・谷川連峰(平標山・仙ノ倉山・万太郎山・谷川岳・白毛門・朝日岳)・武尊山・尾瀬笠ヶ岳・至仏山・日光白根山等々。夢中で撮影しましたが、小さいカメラですので、映像がぼんやりしてしまいました。

 反省点もたくさんありました。上りで無理をした代償を払うことになりました。下山している時に、賽ノ河原の先で、まず左足腿が攣りました。激痛が走り、転倒しそうになりましたが、樹木に寄りかかりました。常時持参している消炎剤入り冷却スプレーを患部に噴射しました。その後、携帯用スポーツ酸素を深呼吸して、5回も吸い込みました。効果がすぐに現れて歩くことができました。もう一回、水分と塩分の補給をしました。
 しばらくして、歩き出すと、今度はなんと右足が攣りました。手で患部をもみほぐすと、痛みが無くなりました。日頃の鍛錬不足と加齢を感じました。

 この騒ぎで、折場登山口へ向かうため、登山道を直角に曲がる箇所を見逃してしまい、直進したので、ツツジ平の奥へ入り込んでしまいました。踏み跡がだんだんと薄くなり、間違いに気づきました。私は、落ち着け、落ち着けと自分に声を掛けました。賽ノ河原迄引き返すつもりでしたが、地図を広げて、現在地を確認し、森の中を突っ切ってショートコースで正規の登山道に無事に戻ることができました。
 
 ほっとしたのもつかの間、無理したせいで、最後には、古傷になった右膝痛が再発しました。一歩、また一歩歩くたびに痛みが走りました。笹原の中の長い下りと登山口手前の階段歩きが泣きたいぐらい大変辛かったです。

 疲れと辛さは、予想以上でしたが、アカヤシオに出会えた感激が何倍も上回りました。本日は、総距離約10,2㎞。積算標高差上りも下りも約908m。歩数は27,797歩。行動時間7時57分。内訳は、歩行6時間47分、休憩休息1時間10分となりました。コースタイムは、上り3時間10分下り2時30分合計5時間40分。

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フォトギャラリー:85枚

折場登山口の様子。弓の手コースは、急な階段歩きから始まる。駐車場・トイレ・登山届有。

これは、ミツバツツジ。

新緑がきれいだ。

ブナ・ミズナラが多い。

笹原を歩いて標高を稼ぐ。

左は目的地前袈裟丸山だ。かなり遠いなあ。右は小丸山。

尾根が見えるが、前袈裟丸山頂へ向かう郡界尾根登山口からの南西尾根バリエーションコースかな。

奥は、霞んでいるが赤城山だ。

つつじ平でアカヤシオの花を初めて発見。下山の折、入り込んで道迷い。

あそこにも・・・

たくさん花が付いている。

落葉松も芽吹きを迎えた。

奥は前袈裟丸山、手前にアカヤシオを入れてパチリ。

近付いてみると

花びらがまだ新しいようだ。

ズーム。

登山道は、周囲360度アカヤシオが眼に入る。

展望台に到着。上りたいが階段がない。

関東ふれあいの道案内図。

説明板袈裟丸山。

賽の河原。

色が濃いアカヤシオ。

雨量観測所。

袈裟丸山雨量観測局とある。

前袈裟丸山が見える。

笹原を進む。

アカヤシオが大変多く、密集している。

急登を上がると小丸山に到着。

北方と東方が開けている。

左端は皇海山。残雪がある山は何かな。右は庚申山だ。

少しズームすると、右は、残雪が残る日光白根山と分かったむ。

ズーム。

アカヤシオを交えて。

奥は、左手前から右奥へ前袈裟丸山・後袈裟丸山・中袈裟丸山・奥袈裟丸山だ。

アカヤシオと前袈裟丸山。

日光白根山。

手前左は皇海山。奥は何かな。

これから向かう前袈裟丸山。

小丸山と前袈裟丸山とのコルには、避難小屋とトイレ有。

ロープがある急登を上がると、景色が良くなる。

日光白根山。

笹原を上り詰めると

赤城山。

前袈裟山頂広場。

三角点。

山頂標識。

山頂端から雪山を撮影してみる。

中央の平らな形は苗場山かな。右は谷川連峰。

後袈裟丸山方面へ約40m進むと、展望地がある。

後袈裟丸山へ向かう途中の八反張は。風化が激しく危険だそうだ。

朝日岳・白毛門山かな。

上州武尊山。

左は尾瀬笠ヶ岳。右は至仏山。

左は皇海山。右は日光白根山。

奥は左太郎山右は日光男体山かな。

引き返す。小丸山でもまたパチリ。

色鮮やかだ。

珍しく左足腿が先に攣り、その後、右足もつってしまって難儀した。消炎剤入りスプレーで患部を冷却した。

前袈裟丸山が遠ざかりつつある。

アカヤシオに気を奪われ、いつのまにかつ折場登山口へ向かっているはずが、つつじ平に迷い込んでしまった。

やっと、登山道に戻ることができた。

笹原を下る。

下の方は、ミツバツツジが多い。

ミツバツツジもきれいだ。

新緑もきれいだ。

林道の説明板。小中から大滝を通り、折場登山口へ来ることもできる。

新緑がきれいで、生命力を感じる。

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装備・携行品

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登った山

袈裟丸山

袈裟丸山

1,961m

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