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常念岳へ

常念岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (ジュンパク さん )

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行程・コース

天候

晴れ

利用した登山口

一ノ沢登山口  

登山口へのアクセス

タクシー
その他: 大糸線穂高駅~一ノ沢登山口往復

この登山記録の行程

【1日目】
穂高駅 6:30--(タクシー)――6:55 一ノ沢登山口 7:08--(15分)--7:23 山の神 7:23--(52分)--8:15 王滝ベンチ 8:15--(28分)--8:43 涸れ沢 8:43--(30分)--9:13 休憩 9:22--(4分)--9:26 笠原沢 9:26――(47分)――10:13 胸突八丁 10:17――(23分)――10:40 水場 10:55--(26分)--11:21 第二ベンチ 11:22――(25分)――11:47 常念乗越(常念小屋チェックイン・昼食)12:38 --(54分)--13:32 手前のピーク 13:32--(14分)--13:46 三股分岐 13:46--(12分)--13:58 常念岳 14:17--(1時間11分)--15:28 常念乗越

【2日目】
常念乗越 6:10--(50分)--7:00 横通岳手前のピーク 7:10--(25分)--7:35 常念乗越(タクシー予約)8:00--(31分)--8:31 水場 8:33--(14分)--8:47 胸突き八丁 8:50--(29分)--9:19 笠原沢 9:31--(48分)--10:19 王滝ベンチ 10:25--(50分)--11:15 一の沢登山口 11:25頃--(タクシー)--11:55頃 しゃくなげの湯(平日600円)--(タクシー)--穂高駅  

コース

総距離
約15.9km
累積標高差
上り約1,980m
下り約1,980m
コースタイム
標準11時間20
自己11時間34
倍率1.02

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

念願だった燕岳~常念岳を歩こうと計画。しかし、出発前日に燕山荘営業自粛の情報に大慌て。常念岳往復の計画に練り直す。多くの花を見ながら一ノ沢沿いの道を遡り、翌日には御来光や槍ヶ岳も望むことができたのは良かった。
【一日目】
松本に前泊。始発電車で穂高駅へ。予約したタクシーで一ノ沢登山口に入る。手前の沿道には、多くの車が駐まっていた。
登山届けを出して出発。緩やかに登っていく。多くのタマガワホトトギスを見ながら山の神へ。更に、タケシマランの赤い実や白いイチヤクソウの群生地を通過。やがて沢沿いを大滝へ。沢の流れは急ではあるが、肝心の大滝は何処にあるのだろう?。
いくつかの丸太橋や涸れ沢を渡り、笠原沢を通過。水が流れる登山道を行く辺りでは、小さなクルマユリがあちこちに。急な斜面にニッコウキスゲやキンコウカが咲くお花畑が出てくると、間もなく胸突八丁の登り口。
急な階段道ではあるが、距離は短い。その後は、細いトラバースを折り返していく。この辺りもお花畑。白いセンジュガンピや黄色のオミナエシ、紅いシモツケソウなどが沢山咲いている。花に見とれて滑落しないよう注意して歩く。
最終水場まで来れば、常念乗越まであと1㎞だ。下の方では、花も終わっていたゴゼンタチバナが、ここでは白い花を咲かせている。カニコウモリはまだ蕾状態だが沢山見られる。第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチに表示されている後何百メートルの数字に励まされながら、常念乗越へ。
今夜は、常念小屋に宿泊。受付を済ませて大部屋へ。感染症対策で、上半身分の仕切りが設けられている。小屋の食堂で昼食。水が豊富で、廊下にはお湯やお茶のポットが用意されているのが嬉しい。
落ち着いたところで、常念岳山頂を目指す。岩がゴロゴロしたなかなかの急登。途中で雷鳥の親子に遭遇。少し遠かったのが残念。槍ヶ岳から穂高岳の稜線には雲が掛かっている。
山頂は狭いので、人は少なかったものの写真を撮るのも大変。数年前に歩いた縦走路の向こうに蝶ガ岳が見える。今回の計画変更時には、蝶ガ岳への縦走も検討したが、蝶ガ岳ヒュッテの予約は無理と諦めたものだ。山頂近くには、イワギキョウ?が咲いていたほか、離れた急斜面のところにはチングルマ(多分)が咲いていた。
槍ヶ岳が見えそうで見えませんねと、同じ話をすれ違う人と交わしながら、常念乗越に下る。寒くはないので、小屋前のベンチでしばしのんびり。小屋は満室ではないものの、席の間隔を空けての食事なので、3回転となった。
【二日目】
御来光を見に常念乗越へ。良い天気なのだが、雲海の向こうの雲が厚く、なかなか日が出てこない。後ろを振り返ると、槍ヶ岳が見えている。4時53分頃、御来光を迎える。
朝食は、早出の人もいるので、2回転。今日は下るだけなので、少し燕岳への縦走路の方に足を延ばしてみる。
テント場の先からコマクサが咲いているのを初めて知る。標高(2,460m)が低いせいもあるのか、早くも終盤にさしかかっているのが残念。樹林帯を抜けると、涸沢カールが良く見えるようになる。九十九折りに急登して行く。この辺りにもコマクサがあちこちに見られる。
ケルンの積まれた最初のピークで目的地とする。また槍ヶ岳~穂高岳の稜線には雲が掛かってしまったが、360度の展望を堪能する。
常念乗越に戻ると、登山口の一ノ沢は電波の圏外となっていることから、ここでタクシーを予約してから出発とする。この頃、周囲はガスで真っ白になっていた。
下りでは、登ってきたときにわずかしか見られなかったオトギリソウが、何故か元気いっぱいに咲いている。次第にガスも取れていく中、お花畑を楽しみ、沢の急流を眺めながら時間調整を兼ねて適度に休憩も取りつつ慎重に下る。学校登山だろうか、50人くらいの団体とすれ違ったりする。
予約時間より15分ほど早く一ノ沢登山口に下山。予約タクシーが5~6台待っている。自分が予約したタクシーに乗り込むと、穂高温泉の安曇野しゃくなげの湯に向かう。

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フォトギャラリー:69枚

一ノ沢登山口

タマガワホトトギスがいっぱい

樹林帯を行く

沢沿いに進む

流れは急

?とヨツバヒヨドリ

イチヤクソウがいっぱい

クサボタンとトリカブトとキソチドリ

大滝ベンチ

涸れ沢を渡る

タケシマラン

沢沿いを行く

笠原沢

虫も食事中

オンタデとオオヒョウタンボク

クルマユリ

ヤマハハコとシロバナニガナ

ニッコウキスゲ

キンコウカとオタカラコウ

ミゾホオズキ

胸突八丁

シモツケソウとセンジュガンピ

イブキトラノオ

オミナエシ

オミナエシ

オヤマボクチと?

シロバナグンナイフウロ

最終水場。あと1㎞

カニコウモリとヤマブキショウマ

第2ベンチ。500m

ゴゼンタチバナとカラマツソウ

アキノキリンソウとエゾシオガマ

ハクサンフウロとウサギギク

常念岳を見上げる。山頂はこの奥

常念乗越に到着

常念小屋。槍ヶ岳は雲の中

相部屋

山頂を目指します。横通岳方面を振り返る

雷鳥の親子がいた。左下に雛の姿

ようやく山頂が見えてきた

イワギキョウ?

常念岳山頂

蝶ガ岳への縦走路

前常念岳への稜線

ようやく槍ヶ岳が見えてきた

2日目。御来光を見に行きます

常念乗越で御来光を見ようという人々

北穂から槍ヶ岳が良く見えている

横通岳手前のピークまでお散歩。朝露に濡れたコマクサ

シャクナゲ

コゴメグサ

散歩にしては急登

常念岳と常念小屋。ガスが上がってきた

イワギキョウ?

コマクサ

涸沢カール

ピークから見る横通岳

常念乗越はガスの中

下山開始。オトギリソウが元気いっぱい

シュロソウ

水が流れる登山道

大滝ベンチ辺りの流れ

ソバナ

ズダヤクシュ

古池。もう直ぐ山の神

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装備・携行品

アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
虫除け 熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 トレッキングポール

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登った山

常念岳

常念岳

2,857m

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