行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
三平橋(10:50)・・・三平峠(尾瀬峠)(12:02)・・・三平下(12:19)[休憩 33分]・・・尾瀬沼東岸(13:13)・・・浅湖湿原(13:39)・・・沼尻平(14:20)[休憩 10分]・・・白砂峠(14:50)・・・燧ヶ岳分岐(15:56)・・・見晴(下田代十字路)(16:10)
【2日目】
見晴(下田代十字路)(05:50)・・・竜宮十字路(06:34)・・・牛首分岐(尾瀬ヶ原三又)・・・牛首(07:30)[休憩 15分]・・・山ノ鼻(08:25)[休憩 15分]・・・至仏山(12:39)[休憩 20分]・・・小至仏山(13:38)[休憩 17分]・・・オヤマ沢田代(14:20)・・・鳩待峠(15:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今年の夏山山行は天気等に左右されて二転三転、山行の二日前に尾瀬・至仏山に決まったものの雨予報に登山が危ぶまれましたが、降られることもなく、充実した時間を過ごすことが出来ました。
*1日目:大清水から一ノ瀬へ低公害バスを利用。歩くと1時間以上かかるので助かります。
まずは、緑が美しいブナの森を抜けて、尾瀬沼へ…尾瀬沼山荘前のベンチでランチの後、尾瀬沼東岸に向けて歩を進めました。大江湿原のニッコウキスゲは盛りを過ぎたようですが、まだまだ黄色の広がりを見せていました。尾瀬沼北岸道に入ると、登山道は樹林と湿原の中をアップダウンを繰り返しながら見晴へと続いていました。途中の白砂湿原の池塘は水鏡となり、美しい樹林の姿を映していました。白砂湿原から先は、露出した岩が湿って滑りやすい所があり注意が必要でした。
当夜は、見晴の弥四郎小屋に宿泊…尾瀬ヶ原の向こうに至仏山のたおやかな山容が眺められるはずでしたが…雲に覆われ…残念…深夜、目が覚め空を見ると星が綺麗だったので、至仏山登山に期待して再び眠りにつきました。小屋はトイレや洗面所そして寝具など清潔に保たれ、快適でした。水(弥四郎清水)が美味しかった(^^)
*2日目:早朝は靄に包まれていましたが、次第に青空が広がり始める中、様々な花が咲き乱れる尾瀬ヶ原の真ん中を至仏山に向けて歩きました。気持ちの良い木道歩きでした。カッコウがしきりに鳴き、私たちの至仏山登山を応援してくれているようでした。
山ノ鼻でトイレ休憩の後、いよいよ至仏山山頂を目指して歩を進めました。山ノ鼻からは木の階段と蛇紋岩の急登を慎重に、息を整えながら歩きました。様々な花が咲く高天ヶ原でランチタイムを過ごした後、山頂に向けてもうひと登り…山頂はガスに包まれて、残念ながら景色を楽しむことは出来ませんでした。
至仏山からは、小至仏山への岩場を慎重に歩き、ワタスゲの群生するオヤマ沢田代を経て、鳩待峠へと下山しました。
鳩待峠から乗り合いタクシーで戸倉へ… 戸倉の立ち寄り湯で汗を流し、帰途に着きました。
初めて見る個性的な花に出逢い、鳥の声を聞き、尾瀬と至仏山の豊かな自然を満喫した二日間でした。いつも歩みを共にしてくれる山友たちに感謝!
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