原の小屋は営業を始めました。いま、ミズバショウが最盛期を迎えています
天気・気温
山と周辺の状況
■荷揚げも終了して準備万端です
尾瀬見晴らし地区の原の小屋では、5月27日から今シーズンの営業をスタートしました。今年は1月から2月にかけてたくさん雪が降り、原の小屋でも2月と3月に雪下ろしを行ないました。昨年の9月にはお風呂の改修を行ない、シャワーも使用できるようになって、より快適に尾瀬を楽しむことができます。
3月からは暖かい日が続き、例年よりも速いペースで雪解けが進んだ尾瀬ですが、燧ヶ岳や至仏山、アヤメ平の標高の高い場所ではまだ雪も残っています。一方で、尾瀬ヶ原では
ミズバショウ
ミズバショウ
が満開になっており、いきなり絶好のシーズンインを迎えました。是非、美しい尾瀬に足をお運びください。
登山道の状況
■山の鼻経由の鳩待峠~見晴ルート上に雪はありません
ミズバショウ
ミズバショウ
と
リュウキンカ
リュウキンカ
が満開で、青空に映える至仏山との尾瀬らしい景色が楽しめます。池塘ではサンショウウオやアカハライモリが泳いでいる姿が見られます。尾瀬ヶ原は日陰がないので天気が良いと日差しが強く暑くなりますので、調節しやすい服装がおすすめです。龍宮十字路からアヤメ平~鳩待峠では標高1800m前後から上の樹林帯は雪があり、踏み抜くと膝くらいまで埋まるところもあります。木道と雪の境目や、雪のついた靴で木道に乗ると滑りますので注意が必要です。
登山装備
尾瀬ヶ原では天気のよい日は太陽を遮るものがなく、暑くなります。標高も高いので帽子をかぶる、日焼け止めを塗るなど、対策をお願いします。尾瀬ヶ原のなかでは山小屋以外で水場はありませんので、必ずお持ちください。また、転倒などの事故が増えています。尾瀬では電波の入らない場所もあり、救助に時間を要する場合があります。平坦に見える尾瀬ですが鳩待峠に戻る際には登りになりますし、鳩待峠〜見晴間で約9kmと意外と距離があります。疲れによる集中力の低下は転倒を招きます。ゆとりのある登山計画をしてください。
注意点
■その他
鳩待峠や尾瀬御池などの登山口で、登山届けを必ず出しましょう。現在はパソコンやスマホなどから登山届けの提出も可能です。原の小屋の宿泊申込書にも必要事項のご記入にご協力ください。
お知らせ
ご宿泊されるお客様は、必ず前日までにご予約をお願いします。なお怪我や病気、天候の急変など、緊急時にはお気軽にご相談ください。燧ヶ岳の状況、周辺登山道の状況、装備などに関するアドバイスなど、不安がございましたら予約時に山小屋スタッフまでお問合せください。安全登山をよろしくお願いいたします。
原の小屋ウェブサイト
http://www.oze-haranokoya.com/index.html
山小屋直通電話
☎090-8921-8314
8:00~20:00(緊急時を除く)
※山岳地域のため、電波事情やさまざまな現地での対応中の場合、お電話に出られない場合もございます。大変お手数ですが、少し時間をおいておかけ直しください。
原の小屋周辺の過去の様子
原の小屋
- 現地連絡先:
- 090-8921-8314
- 電話番号:
- 090-8921-8314
- 連絡先住所: