行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
八方池山荘(10:40)・・・第三ケルン(11:50)[休憩 15分]・・・丸山(13:44)[休憩 5分]・・・唐松岳頂上山荘(14:46)
【2日目】
唐松岳頂上山荘(04:30)・・・唐松岳(04:47)[休憩 18分]・・・唐松岳頂上山荘(05:21)[休憩 55分]・・・最低鞍部(07:25)[休憩 5分]・・・五竜山荘(09:04)[休憩 23分]・・・五竜岳(10:32)[休憩 24分]・・・五竜山荘(11:46)
【3日目】
五竜山荘(05:50)・・・大遠見山(07:24)[休憩 10分]・・・地蔵ノ頭(09:08)[休憩 5分]・・・アルプス平駅(09:35)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
1日目は八方からゴンドラと2台のクワッドリフトを乗り継ぎ一気に1000mを稼ぎ八方池山荘から登山スタートです。リフトの足元にはピンク、黄、紫とさまざまなお花が咲き乱れ、否応なくテンションが上がります。この日は唐松岳山荘迄の行程です。観光客の皆さんと八方池迄は整備された木道を進みますが、八方池到着時には全体にガスが上がってきていて、絶景の白馬三山は残念ながら望めませんでした。八方池からは淡々と緩い上り坂が続き、崩落地を迂回すると唐松岳頂上山荘の上に到着します。休憩後、夕方の山頂を散策しましたが、ガスが多く、周囲の山々を完全に見ることは出来ませんでした。
2日目は朝食前に唐松岳山頂で御来光を拝み、早々に五竜岳へ向かいます。この時点では周囲の山が良く見えます。特にこれから向かう五竜岳は堂々とした山容です。道はわかりやすいですが、牛首から最低コルまでクサリ場の下りが続き、しばらくは緊張を強いられます。その後歩きやすい稜線が続き9時には五竜山荘到着、一息ついた後五竜岳へ向かいます。山頂アタックの後半は何ヵ所もの岩場の難所やクサリ場を登り無事に山頂に着きました。残念なことに山頂部はガスの中で、周囲の視界は無く、お隣の鹿島槍ヶ岳の勇姿を望むことはできませんでした。
3日目は日の出を五竜岳で見ようと画策していたのですが風が強く、朝からガスもかぶっていたので再登頂はやめてサクッと下山です。途中白岳を超えたあたりから念願の鹿島槍ヶ岳の勇姿を望む事が出来て大満足、遠見尾根を進むと五竜岳も姿を変えながら遠くなり、小遠見まで下るとまたまたガスの中を歩きます。山行の最後の最後の五竜高山植物園ではコマクサやシモツケソウの群生に癒され、北アルプスの魅力を存分に感じられた3日間でした。