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行程・コース

天候

曇り時々晴れ

利用した登山口

奥多摩湖  

登山口へのアクセス

バス
その他: JR奥多摩駅からバスで奥多摩湖BS下車。

この登山記録の行程

奥多摩湖(07:52)・・・サス沢山(09:08)・・・惣岳山(10:23)・・・分岐(10:27)・・・御前山(10:39)[休憩 15分]・・・分岐・・・惣岳山(11:09)・・・サス沢山(12:02)・・・奥多摩湖(12:50)

コース

総距離
約8.9km
累積標高差
上り約1,006m
下り約1,006m
コースタイム
標準5時間5
自己4時間43
倍率0.93

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今日は、脚の具合をチェックする意味もかねて奥多摩は御前山に行ってきました。コースもシンプルに、小河内ダムからの大ブナ尾根で行って来いです。
昨晩は別の山と2択で迷っていましたが、雨予報が出ていたので過去に歩いて知っているこっちにしました。

雨量はそれほどでもなさそうなので、ザックカバーとレインウェア、ビニール傘を用意して出発。電車で移動中降る気配はなかったですが、青梅線の宮ノ平あたりにくると小雨が降っていた記憶です。ただそこを過ぎてしまえば空も晴れ間が見えてました。

前日の予報の影響か、電車も乗客少なかった印象です。いつも最後奥多摩駅で降りるときは改札出口で列ができるところそれもなし。バスも日原行きに1名、私が乗った小菅の湯行きも私含め3名でした。ひとりが水根で下車、私が奥多摩湖、あとの一人がその先へ。

雨はナシ。なんとなく、雨は大丈夫そうな予感がしました。この時7時45分で、私の他に既にクルマで観光で訪れていた人が若干名という感じでした。

用意が済んだらいざ尾根のとりつきへ。先週の大菩薩嶺から1週間、テーピング含めて左足のケアに努めてきていざその結果を試す今日の山行。とにかく不具合を出さないよう、具合を探り探り歩いて行きます。途中で無理そうだったら大人しくUターンする腹積もり。

最初の階段を上がって尾根筋に立つと早速の急坂。慎重に進むと、周辺からなんか動物の甲高い叫び声が
Σ(°Д°||)
よく見たら猿でした。
のみならず、前後左右どこからもギャーギャー叫ぶ声がするので若干ビビりますw登山道近くに1匹いるので気になりますが、ゆっくり進んでいくと向こうの方から距離を取ってくれました。そうして通過して振り返ると斜面にいた他の猿も登山道の上に出てきてて、こんな光景は初めて見ました。

おっかなびっくり猿をやりすごして進みます。するといままで見たことがないくらいそこら中にキノコが生えていました。
その先、左手(東側)に杉の植林帯が出てくるとサス沢山まで急坂が続きます。
ここでも脚の具合を観察。荷重は股関節以外にもふくらはぎ、膝、太ももにも分担させてみると、変なセーブ感は働かず、ちゃんと力を入れきることが出来ました。

9時8分、サス沢山到着です。奥多摩湖を見下ろしてみると、スタート時の雲はどこかに行ってしまっていました。いい天気です。
そういえばサス沢山に着く直前、私の後ろから年配の女性が一人、やたら速いペースで私をパスしていきました。もしあれが御前山の頂上までペース維持できるとしたら凄い事です。なんせ大股での早歩きでしたので。

写真を取ったら早速先へ。ここから今日の読図本番。前回、2月に雪が積もっている時分に歩いたときはこの先の区間で読図のちょいミスがあったので、再トライ。

具体的には添付図(※1)の矢印から先です。
このちょっと先に、目印たりうる地形的特徴がありました。図の赤枠部分です。尾根のような張り出しが認められますが、注意点としては、最初の20m程度はただの斜面でしかないことです。
奥多摩もあちこち歩いていると時々こういうカタチを見かけますがしょっちゅうあるわけではないので、目印に据えるにはとても有効だと思われます。

それを現在地特定の目印として、さてそこを通過して次の目標は...なんて思っていると、右手(西側)の斜面下にモノレールが見えました。
改めて次の目標とすべき目印は、右手に見える赤丸のえぐれ部分(※2)。もっと細かく言うとその中で更に緑枠の、えぐれの突き上げ部分。登りながら右を注視し、自分がその突き上げ部分の上についたタイミングを逃さないようにします。

その突き上げ部分に来ると面白いものが見えました。
左手側が、二重稜線のような形状をしていました。(※3)(※4)
その先へは、細かく読むには景色的にも見えずらく地図的にも特徴に乏しかったので、大まかに赤丸部分のえぐれとその突き上げを目指すだけに、わざと精度を落としました。(※5)
...今日はなんだか冴えてるぞっw

そこを抜ければ、あとはもう見上げて惣岳山に狙いを定めるだけです。10時23分に到着です。あとはのんびり歩けば、御前山です。
10時39分、到着です。
景色はこんな感じです。雲の上に出たから晴れただけで、これからダムに戻ったら果たして天気がどうか気になります。

実は、天気が意外に悪くなかったのを見て、そのままダムへ降りるか鋸山へ行って氷川に降りるかで若干迷いました。ただ手元の地図はそっち方面のを用意してなかったので、15分休憩した後は当初の予定通りダムへ。

山頂ではトンボが沢山飛んでいました。私が子供の頃は都市部でもたくさん見られましたがいまはもう叶わない光景...なのでこういう風景はいつも嬉しいようなしんみりした気持ちにさせられます。

結構急な坂が至る所にあるので、一層慎重に降りていきます。登りで大丈夫だった左脚、下りはふくらはぎが頑張れれば問題なしなので終始普通のペースを維持できました。
これだけでも今日は大収穫です。

12時にサス沢山まで戻ってきました。登りとは打って変わってめっちゃ雲かかってますwwゴールしたら雨降ってそうな気がします。
ゆっくり歩き、スリップ転倒もなく無事にダムまで戻ってきました。12時50分。
そして案の定小雨が降ってました。傘の出番。
(登山中は杖代わりに使えて便利でした)

あとは13時13分のバスで奥多摩駅へ。そのあとはのんびり帰宅しました。
この1週間、とにかく脚を労わることに専念して、結果よかったなと思いました。歩き方含め、普段のやりかたもめどがつきそうなので、ストレッチなど継続して脚の回復に努めようと思います。

今日はこんな感じです。
おしまい

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フォトギャラリー:32枚

※1

※2

※3

※4

※5

雲のかかった山も素敵です。

バスはすいていました。

小河内ダム

ダム傍の猫さん♪

ダムから大ブナ尾根へ。

尾根筋へ。

キノコ

キノコ

キノコ

キノコ

キノコ

キノコ

猿が沢山いましたw

キノコ

サス沢山。

サス沢山の展望台は奥多摩屈指の眺め。

その眺め...

忍法いがぐりの術っ!

モノレールが見えました。

眼下がちょっと平らな地形をしています。

惣岳山

御前山。標高が上の方は雲を抜けました。

下界は曇りの模様。

トンボがたくさん飛んでいました。

良い眺め♪

熊の爪痕でしょうか?

下山時のサス沢山展望台。見事に雲がw

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装備・携行品

アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴 バックパック
スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子 グローブ
着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ
登山計画書(控え) ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー
行動食 テーピングテープ

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登った山

御前山

御前山

1,405m

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