行程・コース
天候
両日とも、朝、夕は雲がかかりましたが、日中は晴れ 6日は台風による風が強い
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
国道18号線の杉野沢入口交差点から県道38号(妙高高原公園線)に入り、笹ヶ峰野営場にある火打山登山口を目指す。
駐車場無料 登山口前には20台程度、野営場前には100台以上のスペース有。野営場前にはトイレ有。
この登山記録の行程
【1日目】
笹ヶ峰(05:40)・・・黒沢橋(06:35)[休憩 5分]・・・富士見平(08:35)[休憩 10分]・・・黒沢池ヒュッテ(09:30)[休憩 10分]・・・大倉乗越(10:05)[休憩 5分]・・・長助池分岐(10:40)[休憩 10分]・・・妙高山北峰(12:30)[休憩 5分]・・・妙高山南峰(12:40)[休憩 25分]・・・妙高山北峰(13:10)[休憩 5分]・・・長助池分岐(13:55)・・・大倉乗越(14:40)[休憩 10分]・・・黒沢池ヒュッテ(15:05)
【2日目】
黒沢池ヒュッテ(06:10)・・・高谷池ヒュッテ(07:30)[休憩 10分]・・・天狗の庭(08:00)・・・ライチョウ平(08:35)・・・火打山(09:10)[休憩 20分]・・・ライチョウ平(10:00)・・・天狗の庭(10:30)・・・高谷池ヒュッテ(10:50)[休憩 10分]・・・富士見平(11:40)・・・黒沢橋(12:30)[休憩 5分]・・・笹ヶ峰(13:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
台風が近づきつつある晴れ間を見越して、前日午後から出発し、道の駅「あらい」で仮眠後、早朝に笹ヶ峰野営場の火打山登山口からの登山としました。
雨が続いていたせいか、登山道はむしむしと湿気が多く、少し動くと汗だらけで、登りに難儀しました。特に「黒沢橋」の後の「十二曲がり」の登りとそのあとの「富士見平」までの間の急登りは、なかなか大変でした。「富士見平」からは、直に黒沢池湿原が一望でき、湿原の中を通っていくので、とても清々しい気分で、「黒沢池ヒュッテ」までたどり着くことができました。
多くの登山者はここ(小屋泊まりの方はヒュッテ前の小屋内に、その他の方はヒュッテ前の岩や草地)に余分な荷物をデポして、軽装備で、妙高山を往復していました。
ここから妙高山には、大倉乗越し登った後にカルデラの中に下り、約400メートルの標高差の急登りで山頂を目指します。山頂への最後の400メートルの急登りは、朝からの疲れの蓄積もあり、とにかく大変でした。
しかしながら、大倉乗越を下り始めると眼下に長助池とその周辺の湿原が綺麗に見え、また、「長助池分岐」前には水場があり、その水の冷たさは火照った体には最高のご褒美でした。
また、何にも増して、山頂からの景観は最高でした。眼下に上越の街並み、そして日本海、南には明日登ることになる火打山など素晴らしい眺めでした。
黒沢池ヒュッテでは、装備を軽くするためもあり、夕、朝の二食付き宿泊としました。夕飯は大盛カレーにシイタケやニンジンなどを甘じょっばく煮込んだ副食や桃のデザート等が付いたものでした。ヒュッテで購入したビールも一緒にいただき、すっかり満足し、朝まで、ぐっすりと休むことができました。
二日目、体力も回復し、火打山を目指します。折からの台風の風は強かったが、8時過ぎになるとかかっていた雲も晴れ渡り、素晴らしい景観の中を登山することができました。特に、天狗の庭からの火打山の景観、火打山からの下山途中に眼下に見える天狗の庭や妙高山の山並みなど、最高でした。山頂からは、南には白馬岳の山並みが、雲の合間に見ることができましたし、上越の街並みと日本海の景観も素晴らしかったです。
火打山の山頂直下では、環境省で主催した高山植物を守るための雑草駆除をするボランティアの方々がたくさんおりました。チングルマ等の高山植物の群落らしいのですが、イネ科の雑草が繁茂してきて、高山植物が弱ってきているらしいとのこと。ご苦労様でした。
富士見平を降りたあたりでは、登山道の刈り払い作業をしている方もあり、こうした方々のご苦労があるから、素晴らしい登山ができるのだと改めて感謝の気持ちで一杯になりました。ありがとうございます。
フォトギャラリー:36枚
笹ヶ峰の火打山登山口
登山口を入るとなだらかな木道の登山道が続く
黒沢橋 ※この後登山道は十二曲がり等、急登りが続く
十二曲がりの終えたところ ※急登りに、ばてている ※富士見平までは更なる急登りが続く
富士見平の分岐
富士見平の分岐から10分程で、黒沢池の湿原が見えてくる
湿原からの小川を渡って行く
黒沢池ヒュッテ
大倉乗越の標柱 ※妙高山の外輪山の一部
「長助池」の美しい湿原 ※大倉乗越からカルデラの中に下り始めると眼下に見えてくる。
「長助池分岐」の少し手前の水場 ※冷たくて美味しい
「長助池分岐」 ※長いベンチが二本あり、ゆっくり休むことができる。 ※この後、山頂へは約400メートルの標高差の急登りが控えている。
妙高山山頂北峰(2,446m)標柱 ※最高峰の南峰(2,454m)には巨岩の上に小さな祠がある。
妙高山山頂北峰にて記念撮影
妙高山山頂南峰から北峰方向を望む ※巨岩がゴロゴロした山頂になっている
2日目は黒沢池ヒュッテから
茶臼山の途中から黒沢池湿原を望む ※早朝でまだガスが掛かっている
リンドウ ※茶臼山周辺の登山道にて
シラタマノキ
茶臼山(2,171m)山頂の標柱
ナルコユリの赤い実
ウメバチソウの群落
アキノキリンソウ
高野池ヒュッテ付近の分岐
ガスが晴れてきて、「天狗の庭」手前のお花畑の向こうに火打山が見えてくる
「天狗の庭」の展望台
「天狗の庭」の湿原の向こうに火打山が見えてくる
環境省のボランティアによる高山植物の保全活動
火打山(2,462m)山頂標柱
火打山山頂にて ※風が強く帽子がひっくり返っている
山頂から上越市の街並み、日本海が望める
天狗の庭の湿原とその向こうに妙高山の山並みが見える
高野池湿原と高野池ヒュッテ
富士見平の分岐点の標柱
黒沢橋まで降りてくる
登山口まで帰ってくる
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
| グローブ | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | 登山計画書(控え) |
| ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
| ストーブ | 燃料 | ライター | カップ |




