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大朝日岳(青空に聳える秀峰に秋の気配)2022

大朝日岳( 東北)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 古寺案内センターには100台ほど停められます。協力金は1台につき1000円。

この登山記録の行程

古寺鉱泉登山口(06:05)・・・一服清水・休憩10分・・・古寺山(08:30)休憩15分・・・小朝日岳(09:19)休憩24分・・・大朝日小屋(11:28)・・・大朝日岳山頂(11:42)休憩40分・・・古寺山(14:17)休憩10分・・・・・・一服清水・休憩10分・・・古寺鉱泉登山口(15:58)

コース

総距離
約16.6km
累積標高差
上り約1,849m
下り約1,852m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

■2年ぶりの大朝日岳。今日は快晴。いつものルートで登る。古寺鉱泉から渓流を越えて入山し、ブナとヒメコマツの稜線に乗り上げると、比較的アップダウンの少ない道をしばらく歩く。ブナの二次林からやや急になり、それを登り切ると一服清水に到着した。ここで休憩を取る。目の前には古寺山の稜線が見えている。
■ハナヌキ峰の分岐からは数十分の急な登りとなる。三沢清水からは岩が多くなり、それを凌ぐと目の前がひらけた。そこからやや長い稜線を歩いて、古寺山山頂に着く。
■古寺山山頂から見る大朝日岳は遥かに遠く、小朝日岳の右奥にどっしりと座っている。山頂から右には、中岳、西朝日岳と穏やかな稜線が続き、それは寒江山を越えて以東岳へと続く。今日は秋の始まりを告げる澄んだ青空で、素敵な山岳風景が目の前に広がっている。
■小朝日岳に登るには、池塘を通り、アップダウンを数回繰り返して、巻道との分岐点に出る。ここからは右に進まずに真っ直ぐ山頂を目指す。月山、葉山、そして直下に見える古寺山を振り返りながら山頂に到着すると、目の前に大朝日岳が姿を現した。この瞬間を味わいたくてここに来た。
■小朝日岳から熊越への下りは急で、下り切って振り返ると、三角形で岩が露出した小朝日岳が大きく目に入る。ここからはダケカンバの林を越え、左手に進んでたおやかな稜線に飛び出た。ここからの稜線歩きは、正面に大朝日岳を見ての素晴らしい時間となる。Y字雪渓はほとんど消えかっていて、もう夏は過ぎてしまったことを感じた。稜線には、オヤマリンドウ、ミヤマトリカブト、アキノキリンソウ、ヤマハハコなどが咲いている。
■銀玉水で一休みしてから、正面の急斜面に取りつく。ここには石畳が敷かれていて、その両側にはアキノキリンソウ、ヤマハハコが、今が盛りと咲いていた。じっくりと登り切ると、岩のモニュメントに着く。中岳、そして寒江山、以東岳への眺めが広がる。大朝日小屋もすぐ近くになった。登山道を見ると、イワヒバリが二羽、囀りながら小さく飛翔し、まるで私を先導してくれているようである。
■大朝日小屋から山頂までは15分ほど。周囲の景色を楽しみながら山頂に至る。今日は快晴!以東岳、月山、葉山、鳥海山、蔵王連峰、二口山塊、船形連峰、吾妻連峰などほとんどの山々が見えている。飯豊連峰も、雲の上に頭を出していた。山頂では30分ほど休んで昼食を摂り、12時20分に下山を開始した。
■下りは早く、登りの約6割ほどの時間で古寺鉱泉に戻った。一服清水からの下りが長いという印象があったが、比較的短い時間で古寺鉱泉に降り立つことができた。初めから終わりまで、今日は快晴!大朝日の山行では、これまでの中でも3本の指に入るほどの素敵な山旅だった。

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装備・携行品

登った山

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