行程・コース
天候
晴れ時々曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
仙流荘に車を駐車して、北沢峠までバス
この登山記録の行程
北沢峠(06:40)・・・巻き道分岐・・・五合目(大滝ノ頭)・・・小仙丈ヶ岳(09:32)・・・仙丈ヶ岳(10:53)・・・仙丈小屋・・・馬の背ヒュッテ・・・藪沢小屋・・・五合目(大滝ノ頭)・・・巻き道分岐・・・北沢峠(14:18)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今年は3000m級の山にたくさん登った。特に最初の南アルプスの北岳には富士山に次ぐ山として登りたい気持ちが最優先して、懇意にしているガイドさんに自分の年齢も顧みずお願いして、山の友人3人も合流して実現した。そして今回の仙丈ヶ岳は遠めに見ると(南アルプスの女王と呼ばれる)たおやかな、結構楽に登れる山だと思い上り始めた。
とんでもない勘違いに気が付いた時はすでに遅し、登るしかない状況に追い込まれる。しかし長い長い行程で慰められるのは、ほとんど遮るものがないほどの360度の展望があることだ。歩を止め、時には友たちと、その眺望のすばらしさを語り合い、カメラのシャッターを切ったりしていると、きつさは忘れられる。
北沢峠の登山口を6時40分に出発。樹林帯を登って行くと鳳凰三山(8月登頂)、北岳(7月登頂)が樹々の合間に見え隠れする。知っている山が見えるのは心ウキウキタイムである。そして、ど~~んと目に飛び込んでくるのが甲斐駒が岳である。こちらはプリンスのと言われている山、白い岩肌と堂々たる姿には圧倒される。
小仙丈ヶ岳の少し手前で、ホシガラスがハイマツの茂みの中で可愛らしく何かをついばんでいた。そのあたりから遠く富士山の姿が見えた。
小仙丈ヶ岳(2864m)に登り始めて3時間ほどで到着。目指すは仙丈ヶ岳。少し下って、延々と登っている人たちの姿が見える稜線をひたすら歩く。仙丈藪沢カールの大きさにびっくりする。
本山行で一番記念すべき出来事!それはライチョウに初めてお目にかかったことだ。冬支度をしているのだろうか?お尻の辺りが真っ白になっている。とにかくこの嬉しさは、結構きつかった道のりの疲れを一気に飛ばしてくれた。かわいらしい一方、山岳高地に暮らす生き物として、動きが俊足で、きりっとした目を持っていた。
馬の背ヒュッテ方面は通行止めになっていたので、同じルートを降りた。
北沢峠には14時半前に着き、早めにバスに乗って帰ることができた。
2022年夏から実に多くの、名立たる山に登れた幸せをかみしめ、今後の山行も注意して安全な山登りをしよう!
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- 最適日数
- 1泊2日
- コースタイプ
- 周回
- 歩行時間
- 6時間40分
- 難易度
- ★★
- コース定数
- 28





















