行程・コース
この登山記録の行程
滝沢登山口(03:55)・・・水場(05:24)・・・駒ノ小屋(06:45)・・・会津駒ヶ岳(07:04)[休憩 16分]・・・駒ノ小屋(07:31)・・・水場(08:15)・・・滝沢登山口(09:03)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
午前3時55分ヘッドランプの明かりを頼りに滝沢登山口駐車場を出発し、舗装道路を100m程進むと、左側に長い階段のある会津駒ヶ岳登山口がありました。山頂まで5.3kmの表示板があり、階段を上ると木根が露出した急登の登山道にいきなりとりつくことになりました。ウオーミングアップの無いままの急登に少々戸惑いましたがすぐに慣れ、30分程で汗ばんできたのでワッフルウールフーディを脱ぎました。落葉したコナラ、ミズナラ、ブナなどの樹間から冬の大三角形を構成する大犬座のシリウスをはじめベテルギウス、プロキオンなどの輝星が南中しているのが見えました。
登山道には山頂までの距離を表示した案内板が何か所も設置されていて励みになりました。山頂まで2.9kmの表示があるほぼ中間地点のベンチの手前から登山道は緩やかに登って行くようになりました。暫くしてトワイライトも終り樹間から右手には山頂方面のなだらかな稜線が、左側には笹薮の上から双耳峰の燧ケ岳が望めるようになってきました。数日前の積雪も融雪していて、念のために軽アイゼンを持参してきましたが、装着する必要はありませんでした。
駒の小屋手前の池塘には薄氷が張っていて、木道も降霜で真っ白になっていましたが、特に滑ることはありませんでした。駒の小屋のある稜線に上がり、薄氷の張った駒の池を左に木道を爽快に進み山頂に到着したのは7時4分でした。
山頂の木製の標柱や山座案内板は降霜で真っ白でしたが、抜群の透明度で冠雪した富士山をはじめ、尾瀬の三名山の燧ケ岳、至仏山、景鶴山、武尊山、谷川岳、平ケ岳などの眺望を存分に堪能しました。新調したサーモスのチタン水筒に入れてきた熱い紅茶と調理パンをいただいてから貸し切り状態の山頂を後にしました。















