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行程・コース

天候

晴れ

利用した登山口

奥多摩駅  

登山口へのアクセス

電車
その他: JR御嶽駅下車、通り向かいの西東京バスで「ケーブル下」まで乗る。

この登山記録の行程

御嶽山駅(07:55)・・・裏参道分岐・・・神代欅・・・随身門・・・長尾平・・・綾広ノ滝・・・鍋割山分岐・・・大岳山(09:40)・・・鋸山(11:17)・・・愛宕山(12:50)・・・奥多摩駅(13:00)

コース

総距離
約11.7km
累積標高差
上り約1,093m
下り約1,589m
コースタイム
標準5時間55
自己5時間5
倍率0.86

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

日曜日は、久しぶりに御岳山から大岳山経由で奥多摩駅まで歩いてきました。これで3度目?となるコースです。今回は、氷川で開催される「奥多摩ふれあい祭り」をひと目見たいと思い、ゴールが奥多摩駅になるようにしたくて、このコースになりました。

この他にもコース候補は2つあり、
1.鳩ノ巣から本仁田山
2.奥多摩湖から御前山経由の鋸山

以上の2つでしたが、1は下りがキツイ、2は少し時間がかかるのと登りがきついので除外で、ヘタレな展開になりました(^_^;)
出発は、いつもどおり地元駅の始発で。やはりというか、結構な人数が御嶽駅で下車です。うっかり先頭車両に乗っていてしまったので、このあとのバス待ちは後尾となりそうな予感が(笑)
駅を出て、御手洗いを済ませてから「ケーブル下」行のバス停へ。この時間についていままでこんなに並んだことないのにwww(前回は冬だったからか?せいぜい5-6人でした)
幸いなことに?バスは無事坐れました。立ち乗りが1名で、増発便が出てたのかな?

ケーブル下まではすぐ。バス降りたら、ケーブルカー駅までの激坂が最初の関門w急ぐとバテるので、マイペースで…が、ここで意外な展開。坂を登って、その先の階段を右折すると駅なんですがその右折する手前まで列が伸びてましたwこれも初めての経験
(^_^;)
そして係員さんが乗車案内を始めて列が進むと、なんと私の少し手前で満車コール、次便に回される事態にw
始発が7:30、次まで20分近く待つのか、と少し気落ちします。
が、臨時で増発してくれるらしく、7:40に無事乗れて発車してくれました(^^)

乗車案内で改札を進むと、正面に大型駐車場が見えるんですが、この時間でかなり満車っぽい様子だったので、この行列も納得です。結果として、8:00前には上につくことができて結果オーライです 朝の山は空気が気持ちいいですね☆

予報では8時時点で気温が8℃となっていましたが、さほど冷えてはなかったです。
諸々用意を整えたらさっそくスタートです。のっけから、部分的にですがとても鮮やかに色付いてる木がお出迎えしてくれます。
(*´∀`*) 既に大勝利!

そして今回の山行、個人的に大事なテーマがひとつ。読図の補習。前回の関八州見晴台を訪れたとき、高山不動尊の境内で地形読みが破綻したことが悔しくて、改めて似たような境内である御岳でリトライします。心がけたことはひとつ。もういい加減、道の線を意識から外すこと。境内など道が入り組んでいるところでは地形図の案内はどだい期待できないので、等高線の形状にのみ意識を向けます。地形図も、実際の風景も、地形の輪郭だけをあてにしてみると、もうそれだけで現在地は凡そ把握ができました。特に実際の景色についてはつい道の向きに目が行きがちでしたが、意識して首を上げて、尾根などの輪郭に目を持っていくようにしたら結構効果ありました(^^)
(※1)

さてまずは御嶽神社に参拝です。ここからの眺めはとても気持ちいいですね(^^)
参拝が終わったら、石段を降りる途中の脇道から登山道へ合流。その後、赤線の尾根に着くのを待ち構えていたら緑の長尾平についてしまう。ここでミスその1w
↑のミスは、も少し進行方向(翻って等高線の向き)をコンパス活用して確認しても良かったなと反省。
(※2)

気を取り直して先へ進みます。
最初に課したルール通り、意識して地図上の道の線からは目をそらし、地形の形状だけを見ます。すると尾根による張り出しや、その先に迎える窪みからすんなりと現在地を割り出せたので、これは今後もしっかり習慣化したいなと思いました(サボりぐせと戦いながらw)

その先しばらく水平な横切り道を進み、沢沿いからは芥場峠まで急な登りを行きます。そこを過ぎると細く切れ落ちている局面に。以前から何度か書いているかもですが、図中赤丸部分(※3)に新しく柵が出来て以来、個人的に結構気落ちしてしまいまして、見たくなくて足が遠のいていました。
そこから先にある岩場は、変わらず適度な緊張感の場所で、歩いていて嬉しくなります。

その先は、見上げた左方向に、大きく尾根のような台地が見えてきたらそこが大岳山荘跡です(※4)。大岳山荘の建物、解体始まっていると何かで聞きましたが、確かに足場も組んであったので、ゆくゆくは姿を消すのでしょうね。時の流れを感じます。広場の反対側には椅子もありましたので、もしかしたら作業員のかたの椅子かも。

ここまでくれば山頂はもう少し。社殿背後の窪地に入り、西へとカーブして尾根を伝えばそこがてっぺん。9:40、スタートから90分程でつきました。
山頂には5-6人という感じでした。やはり早朝だと人が少なくていい雰囲気です。
さて今日のメインはここではないので、息を整えたらすぐに出発します。鋸山方面に入ると、最近の植生回復プランの一環かネットが新設されていました。

そしてその先、こちらも最近設けられたという木段がありました。寂しいですが、環境を守るため?にはやむを得ないですね。保護が優先。トータルで、大岳山傍で木段の新設された箇所は図中2箇所でした(※5)。
(私の読図と記憶が間違っていなければ)

その先、トバノ岩山までは地形図的にもとてもシンプルで、スイスイ行きました。もっとも、前回は巻き道を外れてピークを踏んだりして覚えていたこともありますが。
(※6)

ちょっと余談。ここは、図中(※7)の赤丸部分と間違える可能性があります。というのも、ピーク1158mと支尾根の向きが酷似しています(緑線)。ただ、まもなく同じように(人が歩けるレベルで)目立つ南西向きの支尾根(水色線)が出るので、それを持って1158m直下だと判断出来ます。

そしてそこから先が、、、読図でボロボロの区間でした
(´;ω;`)
一応地形図にはメモ書きが残っていますが、その時何をどう見ていてどう間違えたのかなるべく整理をしてから書きたいと思います

トバノ岩山の先、早速ここでヘマをしましたorz
具体的には、閉じた等高線がなくとも、支尾根がぶつかってくるところはコブを形成していることが多いと。分かっていたはずなのに、何故かスルーしてしまってました。
それにより、小さなコブが連続する区間を若干南寄りに巻いて歩いていくなかで、すっかり精度がボロボロに…(※8)

その先、今回初めての長考に入りました。その時私は、地図上の赤丸部分(※9)にいると見ていました。ちょうど尾根筋を歩き、コブの上に立ったからです。
しかし、それだとひとつ解せないことが。少し後ろへ戻ってコブ直下に来ると、ここが正解であれば南西側に比較的はっきりとした谷部が見えるハズなんですが、そっち方向には平べったい斜面があるだけでした。

そしてはっきり覚えているんですが…ここでまずいことに、解釈を捻じ曲げてしまいました。
具体的には、図中赤丸(※10)の尾根筋に近いところはあまり谷形がはっきりしてないから、つまり目の前のただの斜面かまそれであろう、と目の前の形に合わせてむりやり辻馬を合わせてしまいました。
そしてどんどん先へ進むと、まもなくオキノ岩山に到着しました。ここに来るまでに精度がボロボロのため、オキノ岩山を図中赤丸部分(※11)だとしてしまいました。
(´;ω;`)

もうドツボにハマっているのが丸わかりですね…仮に↑の赤丸部分が正解なら、鋸山頂上はもうすぐです。しかし、いくら歩いてもそんな様子は見えません。これでようやく、ハッキリと…間違っていると分かりました。
これはあとになって理解したことですが、前述の長考していた場所はここでした(※)。コブ下の斜面の形も合致してますねorz

この失意をかかえながら、鋸山に到着ですwこの時点で11:20なので、早速下山再開です。ここで気持ちを切り替えます。今日のメインの予定がこの先にあるからです。
この先も若干分かりづらかったので、敢えて大雑把な把握のレベルに引き下げます。
具体的には、向かって左方向(西側)が急傾斜になっているうちは赤線区間という、その程度の認識ですw
(※13)

実際のところ、これはこれで効果ありでした。その先、完全にスギの植林帯に入ると、打って変わって尾根筋が大きく広がり、どの地点かの特定は別としてもどの「区間」にいるかははっきり分かりました。
(※14)

そして、再び細尾根の見晴らしのいい区間になり、ここが本日のメインテーマ。読図でミスが続いてた場所。
ここでの正確さにチャレンジするのが主題。
具体的な目標は、天聖神社の場所をドンピシャで当てること。これをもって出来不出来の判定とします。
そしてその辺りから再び慎重に地図と景色を見比べ、タワ部から岩場を一気に上がって天聖神社に到着しました。図中の部分がそこだと見立てます。
その答え合わせとして、本日初、GPSアプリを起動…見立てと同じ場所を表示したので、心のなかで「よっしゃ!」と叫びましたw
(※15)

色々ありましたが、最後の課題でとりあえず格好がついたカタチなので、嬉々として降りていきます^^ そして無事に林道出合いまで戻ってきました。
あとは地獄の石段もクリアし、13時に氷川へ下山が完了しました。

そのあとは、かねてより予定していた奥多摩ふれあいフェスタを覗かせてもらいました。人が多くて、とても賑わっていました。私は最後の2時間くらいでしたが、お昼時であればもっとだったかと思います。

今回の読図を振り返って思うのは、よくあるムキになってドツボにはまる、というパターンを繰り返してしまったな、と(^_^;)  またその為に、本来であれば色々試す手はあっただろうに視野が狭くなって思いつけなかったなと...
とはいえポジティブな収穫もあって、ちゃんと地図は地形にのみ目を向ける、実地ではしっかり時間を使って動き回る、ということは出来たので、それは前向きにとらえたいなと。
今回の結果を踏まえ、また読図練習に励みたいと思います。
今回はこんな感じです
(^o^)

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フォトギャラリー:36枚

二俣尾駅での上り線通過待ちは10分少々。

既に長蛇の列w

まさかの始発が満車w臨時の増発がありがたいです。

真っ赤★

こちらも鮮やかな赤

御岳山は紅葉が見ごろでした^^

今日の靴はマムート君。

広葉樹の森は綺麗ですね☆

大岳山荘跡。解体中のようですね。

大岳山。早々に移動再開します。

最近つけられた鹿柵。

こちらも新設の木段。

木段

木段。随分あちこちにつけられていますね。よくある、土中に埋め込みの木段とどちらが環境へのインパクトはやさしいんでしょうか?

もぐらのようです。

オキノ岩山

鋸山到着。

鋸尾根END。この先は愛宕山公園内を氷川へ下ります。

奥多摩駅まで無事にゴール。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 登山靴
バックパック スパッツ・ゲイター ヘッドランプ タオル 帽子 グローブ
着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具 カメラ 登山計画書(控え)
ツエルト 健康保険証 医療品 熊鈴・ベアスプレー 行動食

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登った山

大岳山

大岳山

1,266m

御岳山

御岳山

929m

鋸山

鋸山

1,109m

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