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那須岳(晩秋の朝日岳・三本槍岳・茶臼岳を巡る)2022

茶臼岳・三本槍岳・朝日岳( 関東)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 峠の茶屋駐車場には6、70台駐車できそうです。ただ、早い時間に満車になることも多いようです。

この登山記録の行程

峠の茶屋登山口(06:20)・・・剣が峰(07:12)・・・朝日岳(07:43)休憩15分・・・1900m峰(08:16)・・・三本槍岳(09:00)休憩35分・・・1900m峰(10:09)・・・
隠居倉(10:37)休憩35分・・・剣が峰(12:02)休憩10分・・・茶臼岳(那須岳)(12:46)休憩30分・・・峠の茶屋登山口(14:02)

コース

総距離
約14.4km
累積標高差
上り約1,400m
下り約1,405m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

■峠の茶屋駐車場に着いたのは6時前。途中、ナビが間違った誘導をして、少し遠回りしてここに来た。駐車場は7割ほど埋まっていた。朝日が昇り、朝日岳の稜線を赤く照らしている。空気は少し冷たいもいのの風はなく、絶好の山歩き日和である。
■峠の茶屋駐車場からは石の敷いてある階段状の登山道を、緩やかに登っていく。樹林帯はたちまち抜けて、茶臼岳が遠くに見えるようになった。右手には朝日岳の迫力ある姿が、朝日を浴びて真っ赤に迫ってきた。茶臼岳の山腹を横切る開けた登山道を進み、小一時間で峰の茶屋に到着した。
■ここからは茶臼岳には登らず、まず朝日岳に向かう。この時、朝日岳にはガスが立ち込めてきて、山頂部が隠れてしまったが、そのまま進んだ。右手が切り立った道は、やがて鞍部に出て、ここから鎖場が断続的に現れた。初めは突起部に登り、下って鞍部に至り、そこから先は岩峰を巻くトラバースとなる。トラバースの道は安定していて、アスレチックのような感じで歩けた。
■岩場を過ぎて稜線へ登り、ここで展望が開けた。周辺を見回すと、雲が多いものの、日光連山、越後の山々、奥会津の山々がはっきりと見えている。特徴的な日光白根山、男体山、燧ヶ岳などを同定してから朝日岳山頂に向かう。山頂部のガスはすっかり晴れている。
■朝日岳山頂からの景色は素晴らしく、四方八方を見渡す。那須塩原方面は雲海、遠く日光連山から奥会津方面は、山々が頭を出している。那須連山周辺は青空で、穏やかな風景が広がっていた。山頂を踏んだ後は鞍部まで下り、小さなピークを越えてから右に進んで1900mピークに至り、ここから湿原に下って三本槍岳に登り返す。高低差はそれほどでもなく、開放的な稜線歩きとなった。
■三本槍岳山頂からの景色は福島県側が素晴らしく、奥会津の山並みが連なって見飽きることがない。二岐岳、小野岳などの名前は知っていたが、こうして実際に見るのは初めてである。山頂には20人近い登山者が寛いでいいた。しばらく休んで、先ほど来た道を引き返す。
■那須連山は、個性の異なる山がいくつか連なっているので、その変化が楽しめる。岩峰の鋭い朝日岳、爆裂火口の茶臼岳、そして湿原の向こうに横たわる三本槍岳。今日は花もなく、紅葉も終わっていたが、晩秋の青空の下、稜線を漫歩して栃木県・福島県の山々の連なりを心ゆくまで味わった。

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装備・携行品

登った山

三本槍岳

三本槍岳

1,917m

那須岳

那須岳

1,915m

朝日岳

朝日岳

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