落葉の大岳山　馬頭刈尾根で十里木へ

日帰り

大岳山　鶴脚山　馬頭刈山（関東）

2022.11.27（日）

パーティ： 1人 (ムラチャンさん )

ムラチャンさん

行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

バス
その他：往路は青梅線御嶽駅からバスでケーブル下へ。御岳山ケーブルカー利用。臨時分が出ていた。帰路は十里木からバスで武蔵五日市駅へ。このバスも増便

この登山記録の行程

御嶽山駅(07:55)・・・神代欅(08:00)・・・武蔵御嶽神社(08:15) [休憩 5分]・・・長尾平分岐(08:25)・・・綾広ノ滝分岐(08:50)・・・芥場峠(09:05) ・・・大岳山荘跡(09:35) [休憩 10分]・・・大岳山(10:05) [休憩 35分]・・・白倉分岐(11:00)・・・富士見台(11:20)・・・つづら岩基部千足分岐(11:45)・・・鶴脚山(12:35) [休憩 5分]・・・馬頭刈山(13:05) ・・・高明山(13:20) [休憩 10分]・・・軍道分岐(13:55) ・・・瀬音の湯駐車場馬頭刈尾根登山口(14:50)・・・十里木バス停(15:00)

コース

総距離: 約13.9km

累積標高差: 上り約1,321m; 下り約1,931m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

　大岳山から馬頭刈尾根を縦走し十里木へ下山した。御岳山付近や標高の低いところでは紅葉が残っていたが、稜線の木々はすっかり葉を落とし、早や冬景色に。馬頭刈尾根は歩く人も少なく静か。天気に恵まれ、気持ちのいい尾根歩きを楽しんだ。
　ケーブルカー御嶽山駅から紅葉が残る参道を歩きだす。宿坊の中を通り抜け、神代欅の下を通り武蔵御嶽神社へ。正殿の前から振り返ると、日ノ出山の左に東京湾が白く光っていた。神社から長尾平へは近道でショートカット。近道への入口には道標がないので注意が必要である。綾広ノ滝分岐から北斜面を登ると高岩山方面への分岐となる芥場峠。ここまで登ると周囲の木々はすっかり葉を落とし、明るい朝日が梢を通して登山道に影を作っていた。
　大岳神社前の大岳山荘は長らく営業を休止していたがまた再開するのだろうか。建物の周囲に足場が組まれ工事をしていた。公共トイレ前のテラスも入れるようになっていて、テラスからは富士山が美しく、左手には遠く相模湾が見え、江の島のシンボルの展望灯台を確認することが出来た。
　大岳山頂はまだ午前１０時というのにたくさんの登山者で賑わっていた。正面には雪を頂いた富士がそびえ、左には道志や丹沢の山々が続き、相模湾が白く光っている。富士の右には三ツ峠山のアンテナ群が見え、滝子山や雁ヶ腹摺山、そして三頭山の右には大菩薩嶺も。さらに御前山の右には国師岳などの奥秩父の山々が一望ものとであった。
　馬頭刈尾根方面に向かう下山道はヤマタイム地図にはないが、頂上からまっすぐ南に下るようになっている。道標がないので鋸尾根方面と間違わないように。ところどころに赤いテープがあり、林の中を急降下すると大岳山荘からの迂回路に合流し、馬頭刈尾根の縦走路となる。縦走路は多少のアップダウンはあるが下りの一本道。いくつもの分岐があるが道標はしっかりしているので迷う心配はない。途中何カ所も富士山の展望台があるので楽しめる。
　白倉分岐を分け、大岳鍾乳洞からの大滝分岐を過ぎると東屋が建つ富士見台に着く。ベンチもある好休憩地である。つづら岩はロッククライミングのゲレンデとしても知られている。登山道はつづら岩の基部を巻いていて、途中、天狗滝を通る千足への分岐があるがまっすぐつづら岩を巻いて行く。
　つづら岩を過ぎるとまた尾根道になり、しばらく行くと鶴脚山。振り返ると大岳山の特徴のある山容がよく見える。縦走路は気持ちのいい道だが、落ち葉が登山道につもり、階段や石が隠れているところがあるので注意が必要。途中２カ所ほど小さな岩場があるので慎重に通過する。馬頭刈山を過ぎ、さらに高度を下げると古い神社跡がある高明山。ここから軍道分岐までは神社の参道となっている。
　ヤマタイム地図には軍道分岐から直接瀬音の湯に向かう登山道は記載されていないが、道はしっかりしており、道標も整備されている。荷田子から軍道に向かう舗装道路を橋で越え、道標にしたがって進むと瀬音の湯駐車場の一角に飛び出す。あとは瀬音の湯の前を通り、石舟橋で秋川を渡れば十里木バス停はすぐである。