行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
箒杉公園駐車場 7:00少し前着
10台程度とめられ、2台目。
トイレがあり、屋外に建っているわりにきれい。
男性用は大小一つずつで、大は洋式水洗。
この登山記録の行程
箒杉公園駐車場(07:15)・・・峰山735mピーク(08:02)[休憩 4分]・・・権現山(09:20)[休憩 10分]・・・[休憩 3分]・・・畦ヶ丸(11:05)[休憩・昼食 42分]・・・大滝峠上(12:20)[休憩 7分]・・・一軒家小屋(13:00)[休憩 5分]・・・大滝橋(13:55)・・・箒杉公園駐車場(14:07)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は一般的ではないルートで、自分のペースが時間的にどんなもんなのか目安を持っておきたいという目的もあって箒沢権現山(前権現)から畦ヶ丸へ抜けるルートです。
西丹沢VCから権現山の北東尾根を登るつもりでしたが、西丹沢VCに6:50頃到着で駐車場はすでに満車。箒杉公園駐車場まで戻りました。そのため、西丹沢VCに回らず、直接権現山に登る峰山ルートに変更しました。
駐車場横のトイレに行っている間に、西丹沢VCから来るのか、次々に車が到着してあっという間に駐車場は半分程埋まってしまいました。
畦ヶ丸頂上までは道標はなく、赤テープなどのマーキングはたまにある程度で、権現山から下棚へ下りるルートと分かれてからは確かマーキングを見なかったと思います。
どこを通るのがいいかなと、考えながら歩くのもなかなか楽しかったです。権現山の下りは方向に注意する必要がありますが、それ以外は基本尾根筋のルートなので、迷うようなところはありません。
畦ヶ丸頂上では久しぶりにお湯を沸かしてラーメン食べた後、コーヒーも飲みながらあんぱんをかじる、とのんびりしていたのですが、その間延べ10人ぐらいの方が来られました。それまではだれにも合わず、畦ヶ丸からの下りも、一軒家小屋前の陽だまりでのんびり休憩していたら、頂上にいた方たちが来られましたが、歩いている最中はだれにも合わず、とても静かな山時間を満喫できました。
また、以前畦ヶ丸の避難小屋の建て替え直前にも来ましたが、その時も小屋は比較的きれいだと思いましたが、建て替え後の避難小屋はとてもきれい。中を覗くとちょうど窓から中に陽が射し込んでいて、あぁここでのんびり過ごすのもいいなぁ、と思いました。
コース状況
【箒杉公園~箒沢権現山(前権現)】
尾根の取付部でちょっと戸惑いましたが、農道を登っていった先の階段を上がり、そのすぐ先左側にあるトタンの柵扉からルートに入ります。すると、間隔の広い木の階段状になっていて、意外としっかりした登山道かと思いましたが最初だけでした。
その後は、電線が尾根に通っているので、時々くぐりながらそれに沿う形で登っていきます。途中林道に出ますが、林道を少し右に歩くと、左側に階段があるので、そこを登ります。その後少しわかりづらいですが、電線を見つけて沿って行けば大丈夫です。
しばらく登ると、電線は脇にそれアンテナや小さな装置がたくさん付いているポールで終わってますので、その先は電線はありません。
735mの峰山は、その先の尾根が気持ちよさそうですが、そちらは下ってしまいますので反対方向に行きます。さらに登っていくと、細い尾根の部分があります。
大きな木が真ん中に立ちはだかり、少し下の斜面をトラバースして行こうか迷いましたが、斜面は滑りやすそうなので、木に抱きつく感じで岩に足を置きながら通過。
その後、面白い見た目の斜面に出ました。落ち葉で埋め尽くされた斜面のところどころに白い岩のようなものが出ていたのですが、よく見ると岩でなく、砂でした。ザレ場で斜度もそれなりにあり、登りづらい。
そこを過ぎると、大きな岩がゴロゴロしているところに出ました。岩の合間に落ち葉が埋まっていて地面の状態が把握しづらく、登りづらいです。
時々樹間から富士山が見え、励ましてくれます。岩場の後は権現山への急登ですが、しっかり踏まれたルートではないので、ここも登りづらくしんどかったです。
山頂のすぐ近くで鹿柵に直登は阻まれ、少し右に回り込んでゲートを入りましたが、少し歩くと、入る必要がなかったように感じたので、戻って同じところから出ました。
鹿柵に沿って、登っていくと、その先にもゲートがあったので、中を登っていっても大丈夫でした。
権現山の頂上は、土管のベンチがあって、丹沢湖や箱根の山がきれいに見えます。今晩は丹沢湖の花火大会らしく、ここからはよく見えそうですが、夜までここにいると降りられなくなりそう。
【箒沢権現山(前権現)~畦ヶ丸】
権現山からの下りは方向を間違えないよう、方角と、時々ある赤いマーキングもチェックしながら下ります。ここの尾根も少し細くなった箇所があります。
尾根から下棚へ下りるルートとの分岐点にヤマケイマップでは道標ありとなってますが、気がつきませんでした。
その後も尾根をたどりますが、所々尾根が細い箇所があり、ザレた感じのところもあるので要注意です。細尾根上に木があって、根が脇に張りだし、その上に落ち葉がのっかっていて、一見地面に見えるんですが、木の根の間の空間に地面がないので、土のあるところに足を置き、体重を掛けようとしたら地面がすっぽ抜けました。危うく足が木の根の間に嵌まりそうになり焦りました。
歩きづらい尾根を歩いていると、ふと左側の少し下にきれいな道が見えました。あれ、君はどこから来たの?と思い、現在地を確認すると一軒家避難小屋から登ってくる道と合流したようです。少し尾根を左側に巻き気味に歩くともっと早く気づいたのかも。
しかし、きれいな道は長くは続かず、落ち葉で踏み跡はわからない状態の畦ヶ丸の急登へ。急登部が二段になっていますが、疲れてきているためか、先ほどの権現山の急登よりきつかったです。最後はなんの前触れもなく、頭上にベンチの端が見えると、頂上到着!
【畦ヶ丸~一軒家避難小屋~箒杉公園】
ここからは一般登山道で、今までと比べて格段に歩きやすい。畦ヶ丸避難小屋の先の崩壊箇所もきれいに整備されていて、とても歩きやすくなってました。コースを整備して下さる方々に感謝です。
本日も天気がよいので、柔らかい陽射しを受けながら木々の生えた尾根を歩いていると、自分が落ち葉を踏みしめる音と小鳥たちのさえずりしか聞こえず、この季節はたまらないですね。
大滝峠上から沢へ向かって下っていきますが、屏風岩山方面にロープが張られてました。以前はロープはなかった気がします。沢へ下りていく途中も木々の合間から富士山が見えますが、そのうちに陽が射し込まない沢沿いの道になります。
沢に沿ってしばらく歩くと、白くて丸い蕾がた~くさん付いている木がいっぱい。何やら不気味にも見えますが、これはみつまたでしょうか?
さらに歩いて行くと、朽ち木や岩に鮮やかなたくさんの苔が目に飛び込んできました。
その先の対岸に枝にいっぱい何かがぶら下がっている木が見えましたが、私の視力ではぶら下がっているものがよく見えず、これも蕾ですかね?
沢の水もきれいで、地味な道ですが、なかなか楽しませてくれます。
一軒家避難小屋から先では、沢からの高さもけっこうある断崖に付けられた道で、油断してふらつくと危なそうなところもあります。途中滑りやすそうなところに鎖がありますが、曲がっている支柱もあって、それは掴まると動くので要注意です。
沢までの高さがなくなるともうすぐ林道で、そこまでくると大滝橋のバス停までは間もなくです。
大滝橋から箒杉公園までは車道を歩きますが、途中箒杉の水というのがあって、飲んでも問題ないのかわからなかったので、とりあえず手と顔を洗ってさっぱり。
この道は車で何度か通ってますが、今まで気づきませんでした。
フォトギャラリー:57枚
箒杉公園駐車場。すでに半分程埋まっている。
尾根取付きに向かう農道
農道の先の階段を登る
階段登ってすぐ左側の尾根ルート入口トタン柵扉
扉を入ってすぐのルート
しばらくは電線が道案内役
林道から尾根復帰の入口の階段
静かな雰囲気がとてもいい。電線が気になりますが。
735mピーク。峰山。
峰山から延びる尾根。気持ちよさそうですが、こっちは下ってしまいます。
目の前に立ちはだかる権現山。この先きつそう。
最近木を切ったのか、何本かずつまとめて置いてあります。
ここらへんはお気楽
痩せ尾根
木の脇を抜けるべきか、下を回るか・・・。結局木に抱きつくような感じで木の脇を抜けました。
ザレ場の斜面。写真ではわかりづらいですが、結構斜度があります。
ザレ場を過ぎると岩場。といっても木も多く、地面は落ち葉で埋め尽くされ地面の様子がわかりづらい。
けっこう大きな岩も。写真にはないですが、岩穴もあり、熊がどんなところで冬眠するのか知りませんが、何か出てきそうで怖そうなところもありました。
こんな感じ
木々の合間から富士山
岩場を抜けて穏やかそうに見えますが、けっこう急登があります。
権現山頂上近くの鹿柵の扉。入る必要はありませんでした。
権現山頂上と富士山
権現山頂上から丹沢湖と大野山や箱根の山々
権現山頂上の土管のベンチ
権現山からの下り
下棚へのルートとの分岐。左が下棚方面。正面から下りてきましたが、振り返ってみると、もっと右から下りてくるのが正解だったかも。
畦ヶ丸へザレた痩せ尾根。
あれが畦ヶ丸か?けっこう登るな、と思いましたが、その前のピークが見えているようで、急登は2段構えです。
写真ではわかりづらいですが、左側が切れ落ちてます。
急登の途中で富士山に励まされる。
愛鷹山も
畦ヶ丸頂上
畦ヶ丸頂上
畦ヶ丸避難小屋内部
畦ヶ丸避難小屋。素敵!
崩壊箇所にきれいな階段
崩壊箇所を下から
気持ち良い尾根道
大滝峠上
屏風岩山方面。手前にロープが張ってある。
すごい数。これがみつまた?
これも
鮮やかな緑の苔
岩に苔
木に何かがいっぱいぶら下がっている
ナメ滝状の沢
一軒家避難小屋
崖に付けられた道
この階段は崖下に傾いているので怖くて使えない。階段脇のロープのところを降りる。振り返って。
まだ残っていた紅葉
この鎖の支柱は動くので注意
きれいな沢
滝
林道に出てからも脇の沢がきれい
林道出口
箒杉の水
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| タオル | 帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
| 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
| 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | GPS機器 | ストーブ |
| 燃料 | ライター | カップ | クッカー | カトラリー | |
| 【その他】 スマホ、モバイルバッテリ、携帯トイレ、折り畳み椅子 | |||||




