行程・コース
天候
晴れのち曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
友人のピックアップ4:30···大平牧場駐車場7:30
※WCはデイリーヤマザキ雁坂ライン店のコンビニ利用。
この登山記録の行程
大平高原牧場P7:25···道満尾根···手洗岩(扇平)8:50★休憩20分···胎内岩···懸垂下降ポイント9:35···旗立岩取付き3P···雨乞岩14:30···鳳岩を周りこんで取付き····山頂15:25···迂回路···月見岩(扇岩)★休憩15分16:04···道満尾根···大平高原牧場P17:05
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
11月の週末、てんくらの予報が悪くて別の場所にハイキングに行ったが「乾徳山行きたい」という雨男。週末の天気予報にやきもきしながら当日を迎える。こんな場所もあるよ、的に知らせた旗立岩のマルチピッチに「ぜひ」と食い付く。(寒いから普通にハイキングでいいよね。)ともう一人と相槌を打つが、言い出したら聞く耳持たない性格なのはわかってる。
車出しが寝坊するも高速道路は渋滞知らず。大平牧場に駐車し、道満尾根へと取り付く。月見岩の先で休憩。澄んだ空気で富士山が素敵。足を止める度に思わず「いいね~」と誰ともなく言葉に出る。駐車料金を払うときに『山頂は雪が積もってるみたい』の言葉通り、岩稜帯に入ると白い雪と氷。荷物の重さに汗をかきかき、懸垂ポイント発見。今日はダブルロープで3人。ユーチューブとかネットで下調べはしたが、初見で3人だから時間がかかるのは仕方ない。
懸垂☓2回の後、ピンクテープを見つけながら取り付き発見。休憩後、クライミング開始。リード3ピッチはあっという間に時間経過。到着したのは雨乞岩の上部。登山道なら山頂迄15分の場所をあえて遠回りっていうのもやってみると徒労。でも、マルチをやらないと見えない景色はある。(笑)南アルプスの山が雄姿を見せる。もう3000メートル級は既に雪山だな~。
クライミングゲレンデとは違う大自然の岩場にリードクライマーは大変だったみたい。正しいラインもわからないまま雨乞い岩に到着。マルチだからどのラインでも結果オーライ。(笑)最後の鳳岩もマルチって事になり山頂到着。ここまでの道のりは水墨画のような景色を堪能する反面、支点工作を待つ身は風が吹いて辛かった。リードは怖い思いをして支点作ってセカンドを迎えるためにロープを引っ張って、疲労困憊。仲間の立場それぞれを思いやる。日暮れ直後、道満尾根を下りきって大平へ戻る頃、雨が降り出した。日の短い時期。寒さでやられた身体を温泉で温め、ホウトウで空きっ腹を満たして帰宅した。
さすがにクライマーも満腹になったみたいで「厳しかった」とポツリ。マルチピッチのグレードは侮れない。荷揚げの体力、クライミングにセルフビレイ・懸垂下降技術がないとセカンドも難しい。リードはカムと支点構築にフォローする人の安全管理を担うので重責たるや、セカンドの比ではない。時間がかかっても不満のないように息の合うチームで良かった。来年こそは劔に行けるといいね、なんて話をして年末山行は充足感で一杯だった。
フォトギャラリー:41枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| サンダル | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
| グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
| カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
| 医療品 | ロールペーパー | 行動食 | テーピングテープ | クライミングシューズ | ロープ |
| エイト環・ATC | カラビナ | 安全環付きカラビナ | クイックドロー | ビレイデバイス | スリング |
| ピトン | チョークバッグ | ハーネス | ヘルメット |













































