行程・コース
天候
1日目:くもり、午後から大雨、強風 2日目:終始大雨、暴風 3日目:日中は雨、夜から晴れ 4日目:快晴!
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
折立駐車場で車中泊。
有峰林道はゲートが20:00~6:00まで通行不可
http://www.arimine.net/toll_road2.html
この登山記録の行程
【1日目】
折立(05:13)・・・三角点(06:24)[休憩 6分]・・・五光岩ベンチ(07:28)[休憩 5分]・・・太郎平小屋(08:12)・・・薬師峠(08:30)
【2日目】
薬師峠(05:50)・・・太郎平小屋(06:12)・・・北ノ俣岳(上ノ岳)(07:46)・・・中俣乗越(09:01)・・・黒部五郎ノ肩(10:38)・・・黒部五郎岳(中ノ俣岳)(10:50)・・・黒部五郎ノ肩(10:59)・・・黒部五郎小舎(12:46)
【3日目】
黒部五郎小舎(08:42)・・・巻道合流点(09:47)・・・三俣山荘(10:49)
【4日目】
三俣山荘(04:01)・・・鷲羽岳(05:02)[休憩 18分]・・・ワリモ北分岐(06:03)・・・岩苔乗越(06:11)・・・祖父岳(06:52)[休憩 11分]・・・祖父岳分岐(07:20)[休憩 5分]・・・雲ノ平キャンプ場分岐(07:56)・・・雲ノ平(08:20)[休憩 12分]・・・祖母岳分岐(08:51)・・・アラスカ庭園(09:14)・・・薬師沢小屋(10:27)[休憩 31分]・・・太郎平小屋(12:52)[休憩 19分]・・・五光岩ベンチ(13:42)・・・三角点(14:24)・・・折立(15:20)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
お盆の9連休、長期縦走ならここしかない!ということで憧れの雲ノ平へ。
天気予報は明らかに良くなかったですが、何日目かで晴れてくるだろう、1日中降り続けることはないだろうと期待しました。
1日目 - 8/16(火)
折立を5時過ぎに出発。午前中のうちなら薬師岳もチャンスありと思っていましたが、予報より早く天候が悪化。早々に薬師岳を諦めて8:30で行動終了。午後からはかなりの荒れ模様、風が凌げる場所を選んだつもりでしたが、予想とは全く違う方向からの暴風、、、テントが吹き飛ばされないよう中から抑え付けて凌ぎました。
2日目 - 8/17(水)
今日も1日中雨の予報。何組かは停滞を決め込んだようですが、1日何もしないでじっとしているのが嫌だったので強行し、黒部五郎小舎を目指します。ある程度の風雨は覚悟していたものの、予想よりずっと酷い天気となり登山道は音を立てて流れる川と化しました。耐え忍んで黙々と歩き続けて5時間ほど、沢がかなり増水して危険な場所に行き当たりましたが、引き返す選択肢はもはや残っていません。運よく渡ることは出来ましたが、この2日目の判断は間違いだった気がします。テントを張る気力も残っておらず小屋泊に切り替え、美味しい食事に雨風を凌げる幸せを感じながらあっという間に熟睡。夜中もかなり強い雨が降り続けていたようです。
3日目 - 8/18(木)
相変わらずの暴風雨。天気予報は悪い方向に外れてしまったようです。予定の都合からどうしても下山したい方、状況次第で行けるところまで…と判断した方など何名かの出発を見送り、自分は9時前に小屋を出発。どうするか最後まで迷いましたが、なかなか停滞という判断は難しいですね。雲ノ平まで行くことも可能な時間ではあったものの、途中で気持ちが萎えてしまい三俣山荘でテント泊することにしました。
4日目 - 8/19(金)
夜のうちに雲が無くなり、待ちに待った晴れ間。予備日の5日目はまた雨予報だったため、今日で全て歩き切るつもりで朝4時に出発。鷲羽岳山頂からこの旅で初めて周りの山々を眺めて気分は最高。ワリモ岳、祖父岳を経由して念願の雲ノ平へ。すれ違う方も皆同じ境遇で大喜びしており話も弾みます。Tシャツ1枚でも暑いくらいの日差しの中、想像以上の景色を楽しむことができました。薬師沢への悪路、太郎平への登り返しですっかり疲労してしまいましたが、無事当初の4日間でぐるっと周回してくることができました。
天気が良くない中で何とか足を進め、4日目に繋げた一発逆転のような山行でしたが、いろいろ学ぶこと、反省することもありました。基本的に日帰り~1泊程度の短期間の計画で天気が良い日だけ山に向かうスタイルだったので気づかなかったこともあり、結果的には良かったのかも知れません。山の厳しさ、楽しさを再確認した旅でした。
◆覚書き
・三俣山荘でのテント泊は至高。ランチ営業が長く、小屋内の綺麗なトイレを使わせて貰える。設営場所が数か所に分かれていて騒音が気にならない。景色も(今回見られなかったので多分…)最高。
・モンベル寝袋の袋、伸縮性があって便利だけど耐水性ゼロ。防水性のスタッフバッグに詰め替える。
・クローズドセルタイプのマットは撤収が速くて便利。外付けでも心配していたほど木々に引っかからなかったので、エアーマットはもう持たなくて良いかも。
・山行計画は山と高原地図をベースにしたヤマプラを使った方が良い。らくルートのコースタイムは高低差・距離から単純計算しているのか、ルートによっては乖離あり。ときどき予定通り歩けない理由がようやく分かった気がする。
・ドライシャンプーはめちゃ便利。汚れは取れてないと思うが、不快な匂いやべたつきは大体カットできる。
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