行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
京王高尾山口駅
この登山記録の行程
高尾山口駅(08:30)・・・琵琶滝(09:15)・・・高尾山(10:20)[休憩 15分]……《北側の巻き道》……大垂水峠分岐……《北側の巻き道》……一丁平(11:45)[休憩 45分]・・・大垂水峠分岐(12:45)……《南側の巻き道》…《5号路・裏道》……浄心門(13:55)・・・野草園(14:00)[野草観察・休憩 60分]・・・高尾山駅(15:05)・・・金比羅台(15:25)・・・高尾山口駅(15:5
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高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
高尾山へ、冬の自然の造形美シモバシラの”氷の華”を訪ねる山歩きです。
立春間近、日差しにも明るさが感じられるようになりましたが、まだまだ寒いこの頃・・・厚着にカイロと寒さ対策万全で出掛けました。
まずは、琵琶滝コースを高尾山山頂に向けての登り。沢の縁が凍り、滝の脇にもつららが下がり、寒さが身に沁みますが、歩みを進めるうちに体が温まりました。山頂近くの木道脇では小さな蕾を付けたミヤマシキミが、じっと春の訪れを待っているかのようでした。
その後、山頂直下の5号路に入って程なく、”氷の華”が初めて現れました。とても小さな可愛らしい”氷の華”でしたが、本格派な"氷の華"を予感させるものでした。高尾山山頂の大見晴台からの眺めは壮大で、富士山をはじめ丹沢の山々、遠く南アルプスも綺麗に見えていました。
高尾山を後に、もみじ台から一丁平への北側の巻き道へと、期待を胸に歩を進めました。すると、枯れ茎の根元に白い物が!"氷の華"です!自然の造形は、一つとして同じものはなく、どれもみな美しい!!中でも木漏れ日に輝く”氷の華”の美しさは格別です。所々に現れる”氷の華”を観察しながら、葉を落とした木々の間に差し込む日差しが心地よい登山道を歩き、一丁平に到着。
一丁平でランチタイムを過ごした後の下山途中、野草園に立ち寄りました。"春の妖精"セツブンソウやバイカオウレンが咲き始め、春の訪れを告げていました。高尾山域にハナネコノメやスミレなど春の花達が次々と咲く本格的な春が待ち遠しい……
春の花が咲き誇る頃の山歩きに思いを馳せつつ、帰途につきました。
フォトギャラリー:30枚
高尾山ケーブルカー・清滝駅
ドライフラワー化したヤマアジサイの上で種を付けた綿毛がひと休み
琵琶滝コースを歩く
沢沿いは凍って滑りやすいので、水の流れを探して歩きます
琵琶滝コース上部の木階段あたりのミヤマシキミ:小さな蕾が開花するのは2か月後?
5号路で最初に見つけた小さな”氷の華”
高尾山・大見晴台より富士山を望む
遠く南アルプスの山々を望む
シモバシラの”氷の華”:もみじ台から一丁平への北巻き道にて
ヤブコウジ:赤い実が目を惹きます
透明感のある”氷の華”:解け始めているようです。
木漏れ日が心地よい登山道
フワフワの綿毛:2cm程の細長い種を付けていました。何の種かしら? どうやら テイカカズラの種子のようです。
一丁平園地:木漏れ日を受けながらランチタイム^^
オオバギボウシの実:種が今にもこぼれそう
セツブンソウ:野草園にて
セツブンソウ:野草園内に増えているとのことで、嬉しい^^
バイカオウレン:野草園にて
シュウカイドウの実:野草園にて
ハナミョウガの実:野草園にて
ノササゲの実:花が咲いているかのように華やかです。(野草園内)
ジャノヒゲ:瑠璃色の実が綺麗(野草園内)
コウヤボウキの綿毛:高尾山のあちらこちらで見られました。




