行程・コース
天候
雪、一時晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
秋田道秋田中央ICから県道28号や県道232号を通り、秋田市太平山オーパススキー場方向を目指す。
秋田市太平堂ノ前集落を過ぎるとまもなく、金山滝の案内看板が見える。
この登山記録の行程
駐車場(10:25)…金山滝登山口(10:35)…金山(11:05)…金山滝分岐(12:10)…女人堂(12:20)…前岳(12:30~12:35)…女人堂(12:40)…金山滝分岐(12:45)…金山(13:10)…金山滝登山口(13:30)…駐車場(13:40)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
これまで太平山の前岳には、ザブーン北側駐車場の所の仁別登山口から登っていたが、金山滝登山口からは登ったことがなく、どのようなコースか確認したく、登ることとした。
登山口を入ると、左に滝が見え、小さな渓流に掛かった橋を渡ると、杉林の急な尾根筋をつづら折りに急登りが始まります。約100m弱の標高を登ると、楢やブナの広葉樹の緩やかな尾根筋の明るい登山道となり、さわやかです。
そこから、もう少し登ったら、金山滝分岐かなと思いきや、そこから、急な登りが、三カ所ほどもあり、距離も長く、なかなか登りがいのあるコースでした。
急な程度は、ザブーン側からのコースの2カ所の急登りから見ると緩めですが、なかなかのコースでした。
また、これまで、登るにあたってチェーンアイゼンをつけて登っていたが、急登りの圧雪やアイスバーンの箇所では、それでも滑って登りずらかったので、12本爪の本格的なアイゼンを使ってみることにした。
アイゼンを取り付けると、少し足が重くなったが、アイスバーンの箇所でも、しっかりと食い込み足場が確保され、ガシガシ登って行くことができ、下山時も滑ることもなく、満足のいくものでした。
ただ、両足幅を広めにとっていなかったことから、爪がスパッツに引っ掛かり、少し破れてしまうというアクシデントがあり、アイゼン設置時の歩き方の勉強、授業料の支払いとなってしまった。アイゼン設置時は、「両足幅を広めにし、一歩一歩確認し!!」と、基本ですね。
当日は、晴れ間があったり、雪が降ったりの天気で、駐車場には7台程の車が止まっており、途中で10名程の方々とご挨拶を交わすことができました。
特に、偶然にも、仕事現役時代に大変お世話になった「Iさん」と十数年ぶりにお会いすることができ、好きな山を登っていることなどをお伺いし、良い出会いの山行となりました。
フォトギャラリー:24枚
登山口近くの駐車スペース(道路の片側に10台程度可能)
12本爪アイゼンの試用(※前回ザブーン側からの登山時、急登りの新雪の底の圧雪でチェーンスパイクが、ほとんど効かず滑ってしまったので、効果を確認)
道路わきの「親杉」という杉の巨木
登山口近くのあずまやが見えてくる。奥には砂防ダムも見える。
登山口は左に入って行く。
登山口(※左側に渓流を渡って行く)
登山口を入ると左の沢筋に滝が見える。(※金山滝と思われる)
右から流れてくる渓流にかかる
橋を渡る
杉林の尾根筋をつづら折りに急傾斜を登って行く
標高7~80m登ると緩やかになり、楢やブナ、赤松などの林の中を登って行く
金山を過ぎたところの赤松の巨木
登山道の所々にお地蔵さんが設置されている。
金山滝分岐が近づいてくると、尾根筋が雪の吹き溜まりになっており雪庇が連なっている
金山滝分岐(※ザブーン側からの登山道との合流地点(夏道) ※冬期間はここより金山滝登山口側に少し下った所で合流する)
女人堂(※先行者が写真撮影をしていた)
前岳山頂手前の尾根筋のブナ林
前岳(774m)山頂(※女人堂まで0.4kmの看板がある 山頂標柱は雪の吹き溜まりの中に埋まってしまっている)
中岳方向への登山道(※今日の登山者の踏み跡があり)
山頂から女人堂方向を望む(※木の枝が霧氷で白く輝いている、ヒバの木は樹氷になりかけている)
山頂から奥岳方向を望む
金山滝分岐(※夏道時の分岐、冬道はもう少し下ってからザブーン側に下る)
冬道時のザブーン側への分岐(※ブナの木に分岐の案内看板ある)
緩やかな登山道部分まで下りてくると、太陽が出て、とても綺麗でした。
広葉樹の枝にふわふわの雪がついて輝いています。




