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赤城山塊へアカヤシオを訪ねて

長七郎山( 関東)

パーティ: 6人 (yamajii さん 、ほか5名)

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行程・コース

天候

曇り時々晴と強風

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 国道17号線上武道路を前橋方面へ走り、県道4号線との交差点で上武道路から4号線を赤城山小沼の駐車場へ到着

この登山記録の行程

小沼駐車場(9:25)…(9:56)長七郎山(10:05)…(10:11)賽の河原…(10:18)小沼分岐…(10:35)温泉掘削跡…おとぎの森(10:50)…(11:05)茶ノ木畑峠…(11:25)横引き峰(11:30)…(11:38)茶ノ木畑峠(12:40)…(13:40)小沼駐車場

コース

総距離
約6.2km
累積標高差
上り約311m
下り約311m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

AM9:10分に冷たい強風の小沼駐車場に到着。見上げると霧氷で薄化粧した黒桧山は、赤城山塊の盟主として大沼の向こうに聳えている。
黒桧山の上空は鉛色の雲に覆われ、風の強さを窺わせるように、忙しい雲の動きに合わせて、空は鉛色の濃淡が激しく変化している。
黒桧山方向から吹いて来る強い北風には小雪が混じり、車で訪れた薄着の観光客には、思いがけない寒気と強風に困惑の声を上げる人がいる。
小沼駐車場から冷たい強風の中を長七郎山を目指す。周囲のツツジは冬枯れの状態で、芽生えの様子も見えない。
長七郎山の尾根に出ると一段と風の勢いが増して体感は冷たい。上空の厚い雲はばらけて開いた雲間から注ぐ陽は、足元から冬枯、萌え色、緑と変化しながら遥かな下方の渡良瀬渓谷へと拡がる山肌を照らしている。これは、赤城山の山体のスケール感を実感させる光景である。
お目当てのヤシオツツジを見ることは叶わなかったけれど、強風と寒さのインパクトが、ハイキングの体験として心に残る有意義な山旅となった。
1,600mに満たない長七郎山は決して高山とは言えないが、早い今年の桜が散って一か月余りでの「冬将軍?」との出会いに、侮ってはならない自然の脅威を感じざるを得ない。
登山の「TPO」への備えを心すべきと思いながも、何時しか、帰りの車中の仲間との談笑に忘れ去ってしまう体たらくに恥じ入る。

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フォトギャラリー:18枚

スタートして直ぐに鳥居峠分岐の看板の前を通過する。冷たい風が強い

尾根に上がると更に風が勢いを増す

強風吹き荒れる山頂に人影は少ない

小地蔵岳に続く尾根を、強風に背中を押されて長七郎山山頂へ到着

乳白色に霞む南西の空に、横たわる藍色の丹沢の山並みの上に、貴婦人富士の姿が浮いている。写真には写らず

長七郎山から荒山
この時刻辺りから空の雲はまばらになる

面白い形の浮雲
勝手に亀雲と名付けるも直ぐに崩れてしまった

賽の河原から地蔵岳山頂

長七郎山から「おとぎの森」の巡回路に下りて来た

「おとぎの森」のクマザサの道を降る

温泉掘削跡を右に曲がると、「おとぎの森」は緩やかな登りの道になる

「おとぎの森」

「おとぎの森」周回路の東端
右に折れて茶の木畑峠へ

茶ノ木峠を右に銚子の伽藍方面に行くも、横引き峰で引き返す。北風に吹き飛ばされそう

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具 ホイッスル
医療品 ロールペーパー 非常食 行動食 GPS機器
【その他】 ナイロンスリング3本、カラビナ3ヶ

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登った山

長七郎山

長七郎山

1,579m

よく似たコース

長七郎山 群馬県

手軽に赤城の大展望を楽しめる山

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
3時間50分
難易度
コース定数
15
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