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北アルプス三ツ岳&野口五郎岳&真砂岳&南真砂岳BCスキー2023

三ツ岳、野口五郎岳、真砂岳、南真砂岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (100ski さん )

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行程・コース

天候

5/2晴れ 5/3晴れ時々曇り 5/4晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 七倉山荘前駐車場

この登山記録の行程

[1日目]
5:06七倉山荘-6:27高瀬ダムトップ-7:00北アルプス裏銀座登山口7:20-9:20中休み9:35ー12:54烏帽子小屋13:46ー16:34三ツ岳17:10-17:50稜線コル(泊)
[2日目]
5:10稜線コル-7:11野口五郎小屋-7:29野口五郎岳7:41-8:44五郎池9:15-10:08稜線-10:14五郎池11:00-12:27真砂岳12:57-13:08五郎沢標高2300m13:35-15:23南真砂岳-17:21湯俣岳(泊)
[3日目]
5:33湯俣岳-8:43晴嵐荘9:20-10:36無名小屋-12:15高瀬ダムトップ-(10分休憩)ー13:47七倉山荘

コース

総距離
約39.5km
累積標高差
上り約3,627m
下り約3,629m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

今回は、日本百高山の北アルプス三ツ岳と南真砂岳で山スキーしてきた。
そのついでに野口五郎岳、真砂岳でも山スキーしてきた。
ゴールデンウィークの晴れが続くタイミングで、人が少なそうな北アルプス裏銀座北部の日本百高山に登ることにした。

1日目、七倉山荘ゲートからスタートし、ダム管理道路のいくつものトンネル、洞門を抜けて、高瀬ダムトップに進んだ。
高瀬ダムトップから右折し、管理道路を少し進んでから吊橋を渡り、北アルプス裏銀座登山口に入った。
登山口に水場があるので、3日分の水5Lをボトルに詰めた。
登山口から日本三大急登の一つのブナ立尾根を登った。
標高2100m付近から雪が出てきたが、雪が固く締まっており、アイゼンが効いて登りやすかった。
稜線部に登り、烏帽子小屋の南側の高台で休憩した。
その後、稜線部を野口五郎岳方面に進み、下りを滑走し、登りを歩いた。
最初の目的地である三ツ岳頂上に登った。
三ツ岳には、国土地理院の地図では登山道がないが、踏み跡がしっかりしているので登るのには問題なかった。
三ツ岳頂上周辺は雪付きがほとんどなく、わずかに雪がある稜線部の細長い雪庇ゾーンを滑走した。
三ツ岳から稜線部を野口五郎岳側に進んだコルまで滑走した。
稜線部コルで夕暮れになり、コルの平らな雪田で泊まることにした。
夕日は赤牛岳頂上に沈んで行き、ダイヤモンド赤牛岳を眺めることができた。

2日目、夜明け前に起床し、ご来光を眺めてから野口五郎岳方面に進んだ。
野口五郎小屋を経て、野口五郎岳頂上に登った。
野口五郎岳頂上周辺は雪付きがほとんどなかった。
野口五郎岳東面の西沢には雪渓があるが、西沢は過去に滑走済みなので今回はパスした。
野口五郎岳から真砂岳方面に進み、登山道に雪が付いてきたところから西側に向かって五郎池カールを滑走した。
五郎池まで滑走し、その後、五郎池から南側の斜面を登り、稜線部の高台から北に向かって五郎池カールを滑走した。
五郎池まで滑走し、その後、五郎池から真砂岳頂上に登った。
真砂岳には頂上から東面の五郎沢に向かってルンゼ(五郎沢中央ルンゼ)があり、真砂岳頂上から南真砂岳麓の五郎沢まで雪渓が直線的にキレイに繋がっていた。
真砂岳頂上で眺めを楽しんでから、急斜面の五郎沢中央ルンゼを滑走した。
滑走時にスラフが発生したが、スラフが落ちるスピードより速く滑走したので問題はなかった。
南真砂岳頂上付近から続くシュートと出合う五郎沢の標高2300m付近まで滑走した。
その後、シュートをアイゼンでジグザグに登り、南真砂岳頂上に登った。
その後、南真砂岳頂上から稜線に沿って稜線の北側の片斜面を滑走してコルまで下った。
コルから湯俣岳頂上に登ると、夕暮れになったので、湯俣岳頂上で泊まることにした。
湯俣岳頂上からは、五郎沢中央ルンゼの雪渓に刻んだシュプールを眺めることができた。

3日目、夜明け前に起床し、ご来光を眺めてから、湯俣岳東面を滑走したが、樹林の密度が高く、地面が出ているところがチラホラあったので、標高2100m付近で滑走を止めて、登山靴に履き替えて、登山道を下った。
高瀬川に下り、吊橋を渡ったところの沢水が流れているところで休憩した、
高瀬川の水は温泉臭があって飲めたものではないが、沢水はとてもおいしかった。
その後、高瀬川に沿った長い登山道をダム方面に進み、無名小屋を経て、管理道路を進んだ。
晴れて日差しが強かったので、管理道路のトンネルを通行するときは、涼しくて気持ちが良かった。
やがて、高瀬ダム湖が見え、コバルトブルーの水面と、その上にある雪山の組み合わせがとても綺麗だった。
高瀬ダムのジグザグの管理道路を下り、しばらく管理道路を進んで、七倉山荘に下山した。
下山後、七倉山荘で入浴し、その後、富士山に向けて移動した。

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フォトギャラリー:67枚

1日目。七倉山荘前

七倉山荘前ゲート

高瀬ダムボトム

高瀬ダムトップ

登山道吊橋

登山道濁沢

登山道ブナ立尾根

登山道稜線部

烏帽子小屋前

烏帽子小屋付近の高台

登山道稜線部滑走

登山道稜線部滑走

登山道稜線部

三ツ岳頂上

三ツ岳北面稜線部滑走

三ツ岳北面稜線部滑走

登山道稜線部滑走

登山道稜線部滑走

登山道稜線部滑走

登山道稜線部滑走

登山道コル。ダイヤモンド赤牛岳

2日目。登山道コル。ご来光

登山道コル。富士山の眺め

登山道稜線部

野口五郎岳頂上

野口五郎岳頂上

野口五郎岳頂上

野口五郎岳頂上

野口五郎岳頂上

五郎池カール西面滑走

五郎池カール西面滑走

五郎池カール西面滑走

五郎池カール西面滑走

五郎池

五郎池

五郎池カール北面滑走

五郎池カール北面滑走

真砂岳頂上

五郎沢中央ルンゼ滑走

五郎沢中央ルンゼ滑走

五郎沢中央ルンゼ滑走

五郎沢中央ルンゼ滑走。

南真砂岳直下シュート登り

南真砂岳頂上

南真砂岳稜線東面滑走

南真砂岳稜線東面滑走

南真砂岳稜線東面滑走

南真砂岳稜線東面滑走

南真砂岳稜線東面滑走

南真砂岳稜線東面滑走

南真砂岳稜線東面滑走

稜線部コル

湯俣岳頂上

湯俣岳頂上。ダイヤモンド南真砂岳

3日目。湯俣岳頂上

湯俣岳東面滑走

湯俣岳東面滑走

登山道見晴台

晴嵐荘前

高瀬川吊橋

高瀬川吊橋付近

無名小屋

管理道路終点

管理道路

高瀬ダムトップ

管理道路にいた猿

七倉山荘ゲート

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア バックパック
スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ 帽子 グローブ
サングラス 着替え 腕時計 カメラ ツエルト 非常食
行動食 GPS機器 シュラフ シュラフカバー テントマット スリーピングマット
アウターウェア オーバーグローブ 雪山用登山靴 アイゼン ビーコン ヘルメット
【その他】 スキー、兼用靴、ウィペット、シール

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登った山

三ツ岳

三ツ岳

2,845m

野口五郎岳

野口五郎岳

2,924m

南真砂岳

南真砂岳

2,713m

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