行程・コース
天候
快晴、至軽風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
新東名の「浜松浜北IC」を下りて右の「天竜」方向へ進みます。「天竜二俣駅」前を通り、「天竜川」に沿って国道152号線をひたすら北上します。「大井橋」手前で「水窪川」沿いの道になり、さらに国道152号線を北上します。「水窪駅」先のスーパー「やまみち」がある交差点を右の「水窪ダム」に向かいます。途中で右に入り「水窪ダム」を抜けた先で狭い右の林道に入ります。荒れた林道を7kmほど慎重に進むと通行止めのバリケードがあります。「浜松浜北IC」から約64km・1時間50分です。WCはスーパー「やまみち」の手前右側です
この登山記録の行程
林道通行止めバリケード(05:30)・・・「西俣林道」ゲート(05:50)・・・「バラ谷の頭」登山口(06:55)・・・わさび小屋(07:20)・・・作業小屋(07:55)・・・野鳥の森ルート出合(08:50)・・・「バラ谷の頭」山頂(09:45)[休憩 10分]・・・「上西平山」山頂(10:20)・・・「黒法師岳」山頂(10:55)[昼食 10分]・・・「丸盆岳」分岐(11:35)・・・市川戻り(12:25)・・・「黒法師岳丸盆岳」登山口(13:10)・・・「バラ谷の頭」登山口(13:40)・・・「西俣林道」ゲート(14:30)・・・林道通行止めバリケード(14:50)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
南アルプスの深南部には「黒法師」の名前がつく山が3座あります。今回は、その中でも
最高峰で主峰の「黒法師岳」に登りました。「黒法師岳」は、登山口が同じ「丸盆岳」との
2座をセットで登る方が多いです。それだとつまらないので、反対側の「バラ谷の頭」との
2座のセットで登りました。荒れて崩壊気味の林道を走行しますが途中の林道の崩壊で
「西俣林道起点」ゲート手前の、1.7km手前にある通行止めバリケード手前に駐車して
スタートしました。長時間の登山となるので、早朝5時20分到着ですが、10番目でした。
スタートから約6km林道を歩き、「シブロク歩道/バラ谷の頭」の登山口から入山します。
この登山ルートは、地元の登山愛好家が付けた登山道で地図にはありません。登山道が
いつ無くなってもいいように、さらに最適な足元とルートを選択する為、地図の読込みや
状況判断が必要です。入山してすぐ道は不明瞭になりますが、過去の古く薄い踏み跡や
朽ちた木橋が現れます。登って行くと荒廃した大規模なワサビ田と作業小屋があります。
右側の尾根に取り付きたいので周囲を探すと、右後方へ戻る回り道を見つけて進みます。
大きく回り尾根の急登が始まります。時々道は出て来ますが、斜面に出ると無くなります。
足元に注意して強引に斜面を登り続け、やっと狭い稜線に登り出て、朝日を浴びながら
きわどい痩せ尾根を登り続けます。途中で「野鳥の森」からのルートを合わせて、さらに
目の前の山影に取付いてガンガン登って行きます。最後に待つ笹の藪漕ぎを登りきると
大絶景の「バラ谷の頭」山頂です。目の前には目的の「黒法師岳」とその右には3日前に
登った「前黒法師岳」、そしてその間に「富士山」です。景色を堪能したら笹薮を滑り下り
軽く登り返して「上西平山」のピークを超えて、いよいよ「黒法師岳」の強烈な登り返しが
始まります。斜面一面の笹薮は1.5m程あり、急勾配のため背より高い状態で最悪です。
ズルズル滑る登山道を笹薮につかまり、笹薮をかき分け、太陽を背にして登り続けます。
汗だくになって着いた「黒法師岳」山頂は、笹に囲まれた狭い山頂で展望はありません。
マニア垂涎の✖印の変種一等三角点を確認して「丸盆岳」方面に下り、鞍部から西側に
下山を開始します。この下山ルートは急勾配はもちろんですが地図には載らない小さな
尾根を横切るので、たまに道を失います。緩急を付けながら、山頂から一気に1,020mを
下ると「黒法師岳丸盆岳」登山口に出ます。後は林道を歩いて駐車した場所に戻ります。
フォトギャラリー:60枚
装備・携行品
シャツ | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ |
登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ | トレッキングポール | ライター |
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