行程・コース
天候
曇り(一時雷雨)後晴れ
登山口へのアクセス
バス
この登山記録の行程
御嶽山駅(09:10)・・・裏参道分岐(09:29)[休憩 4分]・・・神代ケヤキ(09:37)・・・随身門(09:39)・・・御岳山(09:48)[休憩 30分]・・・長尾平(10:27)・・・長尾平展望台(10:35)[休憩 5分]・・・長尾平(10:45)・・・七代の滝(11:12)[休憩 30分]・・・ロックガーデン(12:12)・・・綾広ノ滝(12:26)[休憩 20分]・・・長尾平(13:12)・・・随身門(13:19)・・・神代ケヤキ(13:21)・・・裏参道分岐(13:24)・・・御嶽山駅(13:35)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
長尾茶屋からほぼ平坦な尾根を数百m歩くと展望台に出る。都心の高層ビル街まで見渡せる、絶景ポイントである。それまでの雷雨が嘘のように、素晴らしい景色を見ることができた。神社の宮司さんが、雨上がりに虹が見られるかもしれないと話していたが、残念ながら見られなかった。長尾茶屋の脇の分かれ道を左方向に下る。かなり急勾配の登山道である。雨で濡れた丸太の段差、杉の根っこ、露出した岩、粘土質の路面が滑り易く、非常に歩き難かった。長尾茶屋から距離500m程、標高差200m程を下ると、滝の中段と思われる大きな岩盤が露出した平場に出た。岩盤の南側が壁面になっていて、落差10m弱の滝がある。水量は非常に多いが、岩盤に落ちている滝なので、滝壺は余り大きくない。渓流を渡って、滝の目の前まで行くことができる。小さいが、奇麗な滝で、訪れた苦労が報われた気がした。岩盤の北方向にも滝があるが、滑り難いことを条件に購入した登山靴でも全く用を為さない程、岩の表面が非常に滑り易く、近付くことは容易ではない。事故も発生しているようで、注意喚起の表示や標識が多数掲示されていた。滝は名前の由来となる7段に別れているそうであるが、観られるのは1段のみであることが残念である。天狗岩方向へは非常に急な金属製の階段が延々と続く。長尾茶屋からの山道も大変であったので、七代の滝は体力があるうちに訪れた方が良いと思う。七代の滝から延々と続く金属製の階段を登りきると天狗岩に出た。高さ10m弱の天狗岩は鎖を蔦って登ることができるが、急階段で疲労困憊している上、雨で濡れて滑りそうなので、今回は断念することにした。天狗岩から先は渓流に沿った比較的勾配が緩い山道であった。七代の滝から30分程で上高岩山方向に向かう登山道との分岐に出た。この付近が御岳岩石園と呼ばれる場所で、渓流沿いの苔生した岩石や山肌と新緑の樹木が創る景観が非常に美しい。七代の滝方面を除き、御岳山ハイキングコースは、利用者が多いせいか幅員が比較的広く、階段・段差等は歩き易く造られて、周回路の途中にトイレや休憩所があるなど、見所も多く自然も美しい、非常に良く整備された散策路である。普段着の観光客も沢山見られた。平日と朝までの雨模様のせいか、観光客も少なく、自由気ままに歩き回ることができて、うまい時期に訪れることができたと思う。ロックガーデンから渓流沿いの山道を15分程進むと綾広ノ滝があった。滝壺の手前には鳥居が建っている。落差10m程の小さな滝であるが、比較的広い滝壺があり、その脇の岩窟状に抉られた場所には滝を祀る水神様の石碑もあって、非常に厳かな雰囲気である。御嶽神社の滝行の場所であるようだ。この時期、滝の周囲は冷気で包まれて非常に居心地が良かった。滝から5分程の場所には比較的大きな休憩所が建っていて、一服することができた。芥場峠に向かう登山道との分岐である。






















