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高妻山 前泊

戸隠山、高妻山( 上信越)

パーティ: 1人 (asparakiwi さん )

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行程・コース

天候

1日目:快晴、2日目:快晴

利用した登山口

戸隠牧場  

登山口へのアクセス

バス
その他: 長野駅からアルピコバスで戸隠キャンプ場へ75分。アルピコバスの案内所の近くに蕎麦屋があったので、蕎麦とソースかつ丼を頂きました。

この登山記録の行程

【1日目】
戸隠牧場(13:25)・・・随神門(13:55)・・・戸隠神社奥社(14:15)・・・百間長屋(15:15)・・・八方睨(16:05)・・・九頭龍山(16:48)・・・一不動(17:23)・・・滑滝(17:47)・・・ゲート(18:20)・・・牧場入口(18:40)・・・戸隠牧場(18:45)

【2日目】
戸隠牧場(05:45)・・・牧場入口(05:55)・・・ゲート(06:15)・・・滑滝(06:55)・・・一不動(07:30)・・・五地蔵山(08:30)・・・八観音(09:05)・・・高妻山(10:05)[休憩 15分]・・・八観音(11:20)・・・五地蔵山(11:55)・・・牧場入口(13:20)・・・戸隠牧場(13:30)

コース

総距離
約23.1km
累積標高差
上り約2,533m
下り約2,533m
コースタイム
標準15時間23
自己12時間50
倍率0.83

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

梅雨入り後の6月中旬、天気予報では土日の天気が珍しく良かったので、チャンスを逃さず山に行くことにした。妙高山・火打山とどちらに行くか迷ったが、妙高山はまだ笹ヶ峰へのバスが運行していないようだったので、アクセスの便利な高妻山に行くことにした。

天気が良すぎて 初夏の山登り

[1日目]
・8時ごろ家を出て新幹線で長野駅へ。長野駅に来たのは久しぶりだったが、街に活気があって良い雰囲気。
・東京駅で新幹線の切符を買うのに手間取ってしまい、新幹線を1本乗り過ごした分、バスの待ち時間が40分ほど出来たので、アルピコバス案内所の近くの蕎麦屋で蕎麦とソースかつ丼を頂く。美味。本日の最高気温29C。
・そこからアルピコバスで戸隠キャンプ場へ着いたのは、12:45頃だった。
・キャンプ場にチェックインし、説明を受ける。周囲の景観も素晴らしいのだが、一番驚いたのはその設備の充実度。ランドリー、シャワーあり、綺麗なトイレあり、湯の出る炊事場あり、売店・喫茶・レストランありと何でもあり。
・キャンプ場にテントを設営し終わったのが13:20、初日はこのままのんびりの予定だったが、日没までは時間もあったので、装備を軽くして、戸隠山に登りに行くことにした。
・出発が遅かったので、人は少なめ。戸隠山の登りは中々にきつかった。
・蟻の塔渡りは、トラバースして避けた。トラバースした先も鎖場だったが。翌日にダメージを残したくなかったので。
・高度が低いため、稜線に結構な大木が生えている箇所があり驚く。
・戸隠山から望む高妻山の姿。ひと際美しい。あの山に引き寄せられる気持ちが分かる。峻険な山頂は美しくもあり、厳しくもあり。
・一不動避難小屋の外で2人の登山者が寛いでいた。今夜は小屋に泊まるのだろうが、この炎天下では厳しそうだ。
・一不動からの下りルートは、楽しかった。氷清水はその名に相応しい名水。火照った体に冷えた水がたまらない。しばし水を掬う手が止まらなかった。水量も十分。そこから先は沢下りも楽しめる。
・何とか日没前にはテントに戻れた。軽めの食事をとり20:00頃就寝。
・登山用のテント場と違って消灯21:30。その後も外が騒がしかった。炭が燃え続けていたり、大声の会話が聞こえたり。中々寝付けず。

[2日目]
・当初計画は、3:00起床→4:00出発だったが、睡眠不足気味で出発を約2時間遅らせた。2日目は猛暑日、この遅れは後々響いた。
・早朝、テントの内側は、予想通り朝露でじっとりと濡れていた。タオルで水滴をぬぐう。
・テントと寝袋をコインロッカーに預けて、荷物を軽くする。コインロッカーは、4つしかなく、私は4人目だった、危ない。
・高妻山を目指す。昨日と同じ沢筋を登り、一不動へ。
・そこからの登山道では様々な野草が色鮮やかな花を付けており、目を楽しませてくれる。
・八丁ダルミからの登りは非常にきつい。途中で何度も立ち止まる。
・山頂からの景観は素晴らしい。北アルプス、妙高山、火打山を始めとした周囲の山々を一望できた。
・奥妻山は断念。高妻山に荷物を置いて往復すればそれほどの負担ではなさそうだが、へばり気味だったので大事を取った。
・五地蔵山に戻る辺りで体調に異変をきたす。左腕が一時的に痺れたり、右足の太ももが少し痙攣したり。熱中症 or 脱水症状の兆候のよう。ポカリをこまめに飲むのを心がけていたのだが。無理し過ぎない程度に歩き続ける。
・五地蔵山から弥勒尾根の下りは、特に難しくないが、中盤までは森が深くないので、陽光が強く届きかなりの暑さであった。森の切れ目から吹く風を心待ちにしながら歩き続ける。後半は森が深くなり、暑さも和らいだ。
・ガス欠?ですぐに息切れする状態。ペースが上がらない。若い女性が先行されていたが、下りなのに私が度々止まっているのを見てか、声を掛けてくれた。心配させてしまい大変申し訳なかった。
・戸隠キャンプ場に戻り、ロッカーからテント装備を回収。
・手打ちそば「岳」で遅めの昼食。冷やしすだち蕎麦が美味。濃厚な蕎麦湯も美味しい。料理やドリンクの質がとても高く、一押しです。
・戸隠キャンプ場でシャワー浴びる。何とも贅沢。
・バス停まで走り、15:00過ぎのバスに何とか間に合った。

[まとめ]
・登山道はとても良く整備されている。ただ、結構体力が必要なコース。
・初夏の山登り、雪が完全に消えてしまっており、炎天下の長丁場は中々にハードだった。
・膝の痛みが残る状態だったので、今回から歩き方を変えた。膝への負担は小さくなった半面、少し滑りやすくなった気がする。下りで3回も滑った。
・水の消費:2日目 1.5/3L

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フォトギャラリー:27枚

戸隠キャンプ場、至れり尽くせりで驚いた。ゴージャスです。

チェックインを済ませて、キャンプ場入口へ。家族連れの川遊びで賑わう。

垂直な岩壁が印象的。

鎖場だらけ。素直に鎖を使わないと危ない箇所も多い。

有名な難所。明日のことを考えて、今回はトラバースしました。

西岳に向かう尾根、美しい

難所の反対側から。

山道を振り返る。

高妻山の美しくも厳しき山影。あの急傾斜を登るのが楽ではないことは、ここからでもはっきりと分かる。

避難小屋。これだけ天気が良いと、室内は蒸し風呂か。

氷清水、火照った体に冷たい水が浸みわたる。ここから沢下りが始まる。

沢筋を下る。滑るので注意。

高妻山山頂目指し、最後の300m。ここからがきつい。天気が良すぎて暑さとの戦いでもあった。

山頂まであと少し

北アルプスの山々が美しい。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ソフトシェル・ウインドシェル ロングパンツ ショートパンツ 靴下
レインウェア 登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス
ヘッドランプ 予備電池 タオル 帽子 グローブ 着替え
地図 コンパス ナイフ 修理用具 健康保険証 ホイッスル
医療品 携帯トイレ 非常食 行動食 軽アイゼン GPS機器
テント シュラフ テントマット スリーピングマット ストーブ 燃料
ライター カップ クッカー

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登った山

高妻山

高妻山

2,353m

戸隠山

戸隠山

1,904m

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