行程・コース
天候
初日:てんきとくらすC(時々雨、霧出て風やや強し) 2日目:てんきとくらすC(時々雨なるも昼から天候回復)
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
自宅3:00…京葉道路・武石IC…首都高速…中央道・須玉IC…韮崎増富線…クリスタルライン…県営瑞牆山駐車場(無料)6:15
★WCは瑞牆山荘並びの公衆トイレ※協力金¥100
この登山記録の行程
瑞牆山県営駐車場(6:30)…瑞牆山荘横の公衆トイレ…瑞牆山登山口(6:36)…富士見平小屋(7:19)…ヤナギ坂…桃太郎岩(7:44)…鋸岩…瑞牆山山頂(9:03)…富士見平小屋★ランチ休憩(11:13~11:30)…大日小屋(11:59)…大日岩…砂払ノ頭…千代ノ吹上…五丈岩(14:32)…金峰山(14:37)…金峰山小屋(泊)(15:00)
★夕食・朝食5:30 1泊2食付き¥10,000 日本酒一杯/500円、ワイン一杯/300円
金峰山小屋(6:20)…金峰山山頂(6:41)…砂払ノ頭(7:24)…大日岩(8:06~8:21)…大日小屋(8:38)…鷹見石(9:03)…富士見平小屋(9:45)…瑞牆山県営駐車場(10:35)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今夏は資格取得を目指している。提出課題をこなして何となく気忙しい中、ご褒美山行で瑞牆山&金峰山に行ってきた。初日は、てんくらCの通り。梅雨だから雨の中、傘を差しつつ「幽玄な世界」というより、ぶっちゃけ霧で不気味な薄暗い天鳥川ルートを登りつめる。上部はクライマー達のゲレンデで、殊更この瑞牆山はクラッカー達(クラック専門クライマーの呼称)の聖域。「JOYFUL MOMENT」というルートをいつかやりたいと願うが、リーダーの思いがけない病で反故となり、縁がないまま今日に至る。
途中、崩壊した沢筋のルートに唖然としつつ、大きな石を登りつめるので疲れる。案の定、瑞牆山は雲の中。全く展望なくそそくさと下山。富士見平小屋でコース取りの判断。いったん、駐車場まで下山し廻り目平へ車を移動し、金峰山小屋へ向かうAプランか、富士見平小屋から大日岩経由で金峰山に登頂し、金峰山小屋に行くBプランか?既に11時を回ってしまったので、おしゃれな富士見平小屋でランチを取り、Bプランで行くことにした。
聞けば鹿肉ソーセージはいい部位を使っているというし、コーヒーも良質だ。値段設定が高めなのが難点だが、たまの贅沢ならまぁいいか、と思うのは女性目線。山仲間の男友達がその場にいたら「その金で2食食える」と却下されるな~。だから時々ソロがいい。小屋を突っ切って大日小屋までの登山道はヘンゼルとグレーテルが道迷いしたような鬱蒼とした森の中。雨だから仕方ないけど、虫は来ないし苔が水滴で生き生きと見える。コメツガなどの針葉樹の森をえっちらおっちら登っていく。お腹いっぱいすぎて体が重い。( ´艸`)息切れしながら、大日小屋の広場。次は鎖を伝って大日岩の下部。ガスで岩は湿っている。
再び森に入って長い登りが終わると砂払ノ頭。元気な若者たちとすれ違うこと数度。ここからは稜線に沿って歩いて行くが、風がある。千代ノ吹上から吹きあがってくる強風に感動しながら岩峰の続く稜線をいくつか超えると五丈岩が見えてきた。あいにく、ガスで周囲は見えず、金峰山の岩の上にちょっと上がって金峰山小屋へと下っていく。
既に片隅で酒宴を開いている先客がいて「うるさいのがいるけど我慢して」と小屋の主の言葉を聞きながら受付を済ませる。なんと、そのうるさい人こそ、この山域で長く活躍し、文筆活動もされている山岳ガイドYさんだ。奥秩父の昔の情景が目に浮かぶ「山と渓谷」のかつての連載は昼休みの私の楽しみだった。この日の宿泊は奥様とのプライベート山行だと伺った。濡れたウェアを手慣れた手つきで吊るして頂く。着替えを済ませ一段落すると夕食時間までは、Yさんご夫婦を囲んで酒宴に参加。棚にある自著を取り出して、先代の時分の小屋の写真を探しだすYさん。私が今宵の宿に選んだ経緯は、著名な沢ヤの高桑信一氏『山小屋の主人を訪ねて』という書籍で、写真の中のご主人の柔らかな笑顔に惹かれた、「いつか行ってみたい小屋」の一つだった。(すみません、Yさん)
直後に受付を済ませた女性と4人で楽しくお話を伺い、Yさんご夫婦が就寝した後はその女性と語らい、いつの間にか消灯時間を迎えていた。名も知らぬ人と意気投合するなんて、下界ではありえないことだが、ご縁があったのだろう。とても楽しい時間だった。
翌朝、始発のバスに乗る彼女に挨拶をして噂どおりの美味しい朝食に下鼓。天気が気になり、食後早々に出立する。昨夜の雨も止み、雲が切れてきた。再び金峰山山頂を踏むと笠雲かぶった富士山!稜線を下っていくと小屋で意気投合した女性の連れに何度もすれ違う。せっかくだからと大日岩、鷹見岩へ寄り道。いつの間にか追い越されていて富士見平小屋で休憩する彼女と会話。そして、水場の美味しい水と里宮平の神社にも足を延ばして下山は10:40。車に荷物を置き、再び公衆トイレへ向かうと、バス待ちの彼女に会った。昨夜は体調が悪く、夕食も取れず寝込んでいた女性が元気に山を楽しんで下山出来てよかった。
「高度順応が遅い体質みたい。山に登れば、体調を崩すとわかってても、何度でも来るのは凄く山が好きだから」と昨夜の酒の席で訳あって先に出発した、お友達が言っていたよ。Yさんも出かけに「もしよければ一緒に下山しない?廻り目平から車で、下ろして欲しい駅で下ろすよ。」と声をかけていた。人々の何気ない優しさ、たくさんの笑顔に触れたこの旅に感謝。皆さん、またどこかで会いましょう!
フォトギャラリー:56枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | Tシャツ | ソフトシェル・ウインドシェル | ロングパンツ | 靴下 |
| レインウェア | 登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| 予備電池 | 傘 | タオル | 帽子 | グローブ | 着替え |
| 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | 登山計画書(控え) | ナイフ |
| ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー |
| ロールペーパー | 携帯トイレ | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール | GPS機器 |
| カップ | |||||
| 【その他】 ※シーツ、ココへリ | |||||




























































