行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
その他
その他:
「富士見パノラマリゾート」シャトルバス(無料)
往路:中央線富士見駅より富士見パノラマリゾートまで 10:00==>10:15
復路:富士見パノラマリゾートより中央線富士見駅まで 15:00==>15:15
「富士見パノラマリゾート」ゴンドラ(往復2,000円)
この登山記録の行程
高尾駅(06:43)===富士見駅(09:10/10:00)===富士見パノラマリゾート/ゴンドラ山麓駅(10:11/10:17)===ゴンドラ山頂駅(10:31)・・・八ヶ岳展望台(10:49/10:55)・・・入笠湿原(11:14/11:30)・・・入笠山(12:29/12:58)・・・入笠湿原(13:45/14:00)・・・ゴンドラ山頂駅(14:20/14:30)===ゴンドラ山麓駅/富士見パノラマリゾート(14:45/15:00)===富士見駅(15:15/16:30)===立川駅(18:19)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
以前から憧れていた入笠山&入笠湿原に行ってきた。東京からちょっと遠いので一人で行くのをためらっていたらNさんが同行してくれることになった、有り難い。
高尾発6時43分の普通列車に乗り、予定通り9時10分に富士見駅に到着。タクシーに乗るつもりだったがタクシーの姿はない。タクシー会社に電話してみると「予約の順番待ちで10時頃になる」とのこと、10時なら無料のシャトルバスが来る時間だ、それで45分待ち。富士見パノラマリゾートに着くと林間学校らしき小学生がたくさんいて混雑している。混雑に巻き込まれないように先を急いでゴンドラに乗車。10数分の空中散歩、ドンドン高度を上げて八ヶ岳の眺めが絶景。標高差は730mもあって、段々涼しくなってくる。
山頂駅に着くとTシャツに半ズボンではちょっと肌寒く感じたが、歩き出したら気にならなくなった。とにかく花が多くアサギマダラなども舞っているので、スタートラインから全然進まない(礼文島でもそうだった)。ひとしきり写真を撮ってからようやくスタート、Nさんはとっくに姿が見えないが適当なところで待っていてくれるのもいつも通り。八ヶ岳展望台で記念写真を撮ろうとしたら「恋人の聖地」の標記がある。ちょっと気が引けたので少し横にずれてパチリ。
次はいよいよ入笠湿原。シカ避けゲートを通って湿原への木段を下れば早くも多種多様な花々が次々に現われる。ユウスゲ、オダマキ、シモツケ、ヤマユリ、コオニユリ、ギボウシ、ウツボグサ、カラマツソウ、ハナショウブ、バイケイソウ、・・とキリがない。前に10人程の団体さんがいて、リーダーらしき方が「ハイッ後ろから通りますよ~、横に寄って~」と号令をかけてくださるのだが、こちらもそこによく見たい花(カラマツソウ)があったので、申し訳なかったが避けてくれた人にどいて頂いて写真を撮る。さっさと撮りたかったのに、こんな時に限って風が吹いて花がユラユラ。さらに「キリンソウが・・」という声も聴こえたがもう諦めて先へ進む(小心者です)。
湿原を抜けると今度は花畑、湿原と違って若干上り傾斜になっているので疲れてきた。こちらも花が色々、すでに撮った種類が多くなってきたが同じ花でもより良い写真が撮りたくてガンバル。
ビーフシチューで有名なマナスル山荘(ヒュッテ入笠に改名)を過ぎると傾斜はさらに急になり、大した距離は歩いていないのにキツくなってきた。高尾山で言えばまだ薬王院くらい(標高差&距離ともに)なのに息は切れるし足も重い、もしかしたら空気が薄いせいなのか。岩場コースと岩場迂回コースの分岐に出た、どちらにしようか迷っていると丁度居合わせた方(若い女性の二人連れ)が「こっちの方が楽ですよ、迂回コースは30分くらい掛かるし」と岩場コースを推奨。普通は楽な方が時間がかかるでしょと思ったが、行かない訳にはいかなくなった(ミエと意地)。Nさんは足取り軽くドンドン登って行って直ぐに見えなくなった。こちらは花を見つけては小休止を繰り返しながら何とか登頂、ようやく昼飯タイムとなった。山頂には20人くらいの先客、ベンチなど無いので座り易そうな岩など選んでそこかしこで休憩中。
すきっ腹が満たされて景色を眺めるゆとりも生まれ、周囲を見渡せば諏訪湖が見えることに初めて気付いた。他は全て山また山なのだが八ヶ岳の他は全く名前を知らない(覚える気もない)のでせめて富士山はと探したら南アルプス(多分)の向こうに薄っすら見えた(あんまりウッスラなので写真はボツ)。
さて下山、疲れも取れたし下りは得意なので・・と油断したバチがあたって湿った泥の斜面で滑って危うく尻餅をつくところだった。とっさに手をついて身体を支えたのでズボンが泥だらけになるのは免れたが手は泥んこだし腕も変に力を入れたので痛い、Nさんにペットボトルの水を流してもらって手を洗う。
再び花畑と湿原を抜け往路と同じ道をたどってゴンドラ山頂駅に到着。来るときにシャトルバスの乗務員さんに「14時半のゴンドラに乗れば15時のバスに間に合います、乗り遅れたら富士見駅まで歩いて1時間かかります」と説明されていたので14時半ピッタリのゴンドラに乗車、一気に下界へ。順調に15時のバスで富士見駅に着いたが、我々の乗車予定列車(あずさ44号)は16時半発。同じバスで富士見駅に着いた他の方々は。塩山行の普通列車(15時29分発)に乗った様子。その後20分程経ってから特急列車(あずさ42号)が通過していったので小淵沢で乗り換える手があることに気付いた。
なぜこんなことになったかと言うと、元々の計画は16時半の列車に間に合うようにタクシーで富士見駅に向かうつもりだったからで、タクシーが全くあてにできないとは思いも寄らなかったため。このことは朝富士見駅に到着してタクシー会社に電話した時点で想定できた筈なのに考えが至らなかったミス。別に忙しいわけでもないので、富士見駅で1時間15分待ったこと自体は問題ではないが、15時のバスに乗るために花を見る時間を短くせざるを得なかったのは少しだけ残念だった。
いずれにせよ入笠山の花の多さは期待を上回るものだった。今咲いている花を見るだけでも1日や2日では足りないだろう。まして季節毎となったら何度訪れてもキリがない。東京からは移動に時間が掛かって頻繁に訪れることができないのが残念だが、次回の訪問を楽しみにしている。
フォトギャラリー:80枚
装備・携行品
| Tシャツ | ショートパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 | バックパック |
| 水筒・テルモス | 傘 | タオル | 帽子 | 地図 | コンパス |
| 腕時計 | カメラ | 健康保険証 | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 |
| テーピングテープ |




















































































