行程・コース
この登山記録の行程
猪苗代駅(06:40)・・・猪苗代スキー場(07:33)[休憩 12分]・・・一合目(天ノ庭)(08:50)[休憩 10分]・・・赤埴山(09:30)[休憩 10分]・・・沼ノ平(09:54)・・・川上コース分岐(10:15)[休憩 5分]・・・弘法清水(10:40)[休憩 5分]・・・磐梯山(11:10)[休憩 15分]・・・弘法清水(11:43)・・・分岐(12:23)・・・銅沼(12:54)[休憩 10分]・・・噴火口分岐(13:13)・・・裏磐梯スキー場(13:33)・・・湯平山(14:02)[休憩 10分]・・・弁天沼(14:30)・・・五色沼入口(15:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
前泊の郡山から始発電車で猪苗代へ。駅からスキー場までは1時間弱の車道歩きです。歩き始めは涼しかったのですが、日が昇ると急に暑くなり、炎天下のゲレンデ登りはまさに苦行でした。赤埴山に着くまでにかなり消耗してしまい、そこから見上げる磐梯山の山頂は無限の彼方のように感じられました。真夏にこのルートを行く人は夏リフトの利用をお勧めします。
赤埴山から渋谷コース分岐までは比較的平坦でタイムを稼げましたが、分岐から山頂までは高度差400メートルを一気に登るので結構きつかったです。湿気の多い季節、山頂から眺望が望めるかは運次第ですが、今回はうっすらながら猪苗代湖も桧原湖も見渡せました。
下りは、とくに八方台コース分岐までは傾斜も緩く歩きやすかったです。弘法清水にいたハイカーたちが涼しい顔をしていた理由がよくわかりました。八方台分岐から先は所々にぬかるんでいる所もありましたが、とくに歩きにくい所はありませんでした。
下山後、裏磐梯高原ホテルを過ぎて裏磐梯高原駅へと続く車道を歩いていたら、道路脇の茂みの奥でバサバサ音がするので、伐採作業でもしているのかと思ったら、薄暗い森の奥に立ちあがった熊のシルエットが…(その距離約20メートル!)。立ち止まってちゃんと確認しようかとも思いましたが、本能的に身の危険を感じたため、気づかないふりをして足早に通り過ぎました。五色沼周辺にも熊注意の貼り紙が多くあり、そもそも伐採作業をするような場所でもないため、やはり熊だったのでしょうか。
五色沼自然探勝路を散策中に雨が降ってきました。五色沼入口で1時間ほどバスを待って猪苗代駅まで戻り、会津若松から後泊地の東山温泉へと向かいました。
とにかく最初から最後まで暑かったです。水は2.5リットル持っていましたが、登頂までに2リットル消費しました。弘法清水に水場があるとはいえ、もう少し余裕があったほうが安心でした。
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猪苗代駅を出発!
天気もいいし山が呼んでいるよ♪(この後、過酷な試練が待っているとは知る由もありませんでした)
大正レトロな猪苗代小学校。いまや珍しい二宮金次郎像も。
ヤマユリ
スキー場に到着。リフトにも惹かれましたが日和らない日和らない。(すぐに後悔することになるのですが)
それにしても暑い!日陰がない!(あるけど道から外れるので通らない)
少し登ったところで、振り返ると絶景が!
オカトラノオ
ヒヨドリバナ
トビナナフシ
スキー場の管理道路を外れて登山道へ入ります。
日陰がありがたい。山頂が遥か遠くに見えます。
コバギボウシ
ノアザミとハナアブ
だいぶ登って来ました。すでに汗だく。リフトならここまでショートカットできるんですね。
大きなヒキガエルに遭遇。
クルマユリ
ホタルブクロ
ミヤマシャジン?
岩だらけの登山道を行きます。
ヤマスカシユリ
やっとの思いで赤埴山へ到着。暑さでヘトヘト。磐梯山の山頂が遥か彼方に見えます。本当にあんな所まで行けるのか!?
コバギボウシ
ホタルブクロ
山頂を見上げるたびに気が遠くなります。
川上コース分岐を過ぎると景色の良い鞍部に出ました。櫛が峰の荒々しい山容は迫力満点。
景色を堪能したら登り始めます。
まだ3合目!?
ミヤマハンミョウ
少し登ったところで振り返ってみます。川上コースも景色がよさそうですが、日陰がないのでこの季節はきついかも。
ミヤマシャジン?
このあたりから花の種類が増えてきました。
ヤマハハコ
タカネナデシコ
ウラジロヨウラク
イワオトギリ
オノエイタドリ
オニシモツケ
ヘトヘトになりながら弘法清水小屋に到着。
山頂へ続く道は小屋の右手にありました。もうひと頑張り!
ミヤマシシウド
ノリウツギ
ウスユキソウとハサミムシ
なんとか無事に登頂!、山頂はトンボの楽園でした。
少しガスっていましたが眺望はありました。山頂には日陰がないので15分ほど休んで下山開始です。
約1時間で八方台方面との分岐。ここを裏磐梯方面へ進みます。
森の中の登山道を下りていきます。
ぬかるんでいる場所もありました。足にきているので慎重に進みます。
銅沼(あかぬま)
日光浴中のニホントカゲ
銅沼と磐梯山(櫛が峰)。山体崩壊跡が生々しく、表磐梯とは全く違う表情をみせています。
噴火口分岐からはスキー場を下っていきます。
夏雲が沸いてきました。
タテハチョウかと思ったらコムラサキでした。見る角度によって色が変わって見えます。近づいても逃げませんでした。
熊を目撃したので足早に高原駅へ。裏磐梯物産館の自販機で冷たい炭酸水をゲット!
10分ほど休んでから五色沼の散策コースへ。これは「青沼」。




